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築38年の賃貸マンションで、全体に古さが目立ち、間取り構成も今のニーズに合いにくい 「2+K」タイプの為、高齢入居者が目立ち、家賃が上がらず、稼働率も８割止まりの状況です。 近くには有名国立大学も有り、周辺の新しいワンルームマンション等は盛況です。 建物は比較的しっかりしていて、オーナーはまだ20年建て替えるつもりはないとのこと。 そこで、リフォーム計画では、思いきって間取りを広いリビング＋寝室「1+LDK」に変え、 入居ターゲットを２０〜３０代の単身者やDINKSと設定しました。 インテリアもモダンにし、賃貸の割には高級感を出しました。 今回は試験的に2戸をリフォームしましたが、結果が良ければ、順次各戸を改修していき、 徐々にマンションのイメージを変えていく様に、オーナーと話しています。 いずれは外装も改修し、マンション全体のリノヴェーションを実現したいと考えています。 耐震補強も必要です。 １戸の専有面積は33.3�F(10坪)。全面改修で、床から天井までやり変えました。 古い建物のため、隠れている設備周りは周辺まで取替工事が発生しました。 工事費は１戸当たり330万円、設計料30万円 計360万円（税抜き）です。



	2戸の内上とは別の戸 キッチンは公団タイプですが、キッチンパネルが高級感を演出 イタリア製メラミン樹脂フロア 壁、天井はビニルクロス
3枚引き戸を開け放した状態ではワンルームに
3枚引き戸を閉めると1+LDKに変身です。 引き戸の上を横長に開放し戸を閉めた時の明り取りに。
	リビングからベッドルームを見る。
	巾８�B、床から天井までのガラス入りスリット ちょっとしたアクセントに。

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