上野東照宮の「ヒロシマ・ナガサキの火」碑

東照宮

東京上野公園の内、動物園横に、上野東照宮があります。祭神は徳川家康、八代将軍吉宗、一五代慶喜である。最初の大石の鳥居は寛永10年(1633年)徳川の重臣、酒井忠世の奉納である。 境内には諸国大名の献納した灯籠が並ぶ。ここの牡丹園は有名である。 本殿は国宝、歴史を感じる場所である。
この境内の一隅に「ヒロシマ・ナガサキの火」碑がある。 1990年、「ヒロシマ・ナガサキの火を永遠に灯す会」が中心になり福岡県星野村にある「広島の火」と、長崎の原爆瓦から採火した「長崎の火」を灯すために作られた。故・嵯峨敞全宮司のご厚意で場所を提供していただいた。
この地には100年後の人々に伝えるメッセージをおさめたタイムカプセルも埋められた。
碑には今日も千羽鶴のレイがかけられていた。
(2008年11月23日)

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