大徳寺の大楠

大徳寺の大楠

  丸山横の勅使坂を登ると大徳寺の大楠に会えます。県指定の天然記念物。県下最大のクスノキです。大樹の全容をカメラに収めるのは場所柄困難です。
  根回り23.4m、目通り幹周り12.6m、幹は直ぐに3つの支幹に分かれ横に大きく広がっています。樹齢は800年を超えています。800年を生きてきた大樹は神々しく見えました。 大楠の横には楠稲荷神社・梅香崎神社・大徳寺公園があります。
  大徳寺公園は、長崎七不思議に「寺もないのに大徳寺」といわれているところです。かつては大徳寺が存在していた跡地です。。18世紀初頭に僧、月珍が創建し、寺域は朱印地で免税でした。寺格は高く長崎三大寺と同格に扱われいましたが、檀家を持たず唐船からの寄付で成り立っていました。
  このため唐船貿易が衰退した幕末には寄付もなくなり財政が窮乏、什器を切り売りするほどになっていました。明治維新により廃寺になりました。本堂は延命寺に、鐘楼は三宝寺に売り払われました。神社の欄間の一部は大徳寺の遺物です。