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若宮神社の竹ん芸

            2009年10月14日

伊良林の若宮神社は1673年というから今から336年前、徳川4代将軍の時代に創建された歴史あるお宮です。「古いお宮なのに若宮とは」は長崎不思議の一つに数えられているそうです。
本殿に続く長い階段には約70もの美しい朱色の鳥居が並んでいます。さほど広いとは言えない境内には小さな坂本龍馬像も。

近くには亀山社中跡もあり、参道には元治2年の架設の小さなアーチ型石橋が現役です。龍馬とその同志達が渡り、参拝したといわれています。
神社には、かつては長崎奉行所内の稲荷社に奉行が寄進したという添え柱を持つ方形鳥居もあります。

竹ん芸の妙技

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この神社の大祭は毎年10月14〜15日。奉納される「竹ん芸」を見物してきました。豊作祈願で、雌・雄の白狐に扮した若者が約10bの2本の青竹の上でお囃子にのって妙技を見せてくれます。(竹ん芸もお囃子も無形文化財)稲荷神社の使いである白狐が裏の竹藪で遊ぶ様子を表現したものといわれています。