グリーングラス乗馬倶楽部 書籍紹介
書籍紹介
ドレッサージュの基礎−馬と共に成長したい騎手のためのガイドライン
著者:クルト・アルブレヒト・フォン・ジーグナー [Kurd Albrecht Von Ziegner]
発行所:轄P星社厚生閣 2007年3月30日 初版第1刷発行

訳者紹介
椎名 穣(しいな・ゆたか)
1961年東京生まれ。1981年、東京大学入学と同時に運動会馬術部で馬術を始める。 卒業後、転勤の先々でも必ず乗馬クラブを探し、琵琶湖乗馬倶楽部(滋賀県大津市)、 北星乗馬クラブ(札幌市)、Wheathill Riding Center(英国Liverpool)などで 乗馬を続けた。現在は高津彦太郎氏に紹介されたグリーングラス乗馬倶楽部(栃木県足利市)に所属。

内容紹介
現代競技馬術で圧倒的優位を保つドイツ式馬術の調教法。 国内唯一ともいえるドイツ式馬術教本『乗馬教本』は少々概念的にすぎるきらい があったが,本書は,ドイツ公式教本や『乗馬教本』の補足のためと著者自ら記 しているとおり,系統立てて実践的にかかれている。 長らく待たれた中級者向けの馬術教則本。
著者からのコメント
本書は,クルト・アルブレヒト・フォン・ジーグナー(Kurd Albrecht von Ziegner)大佐の『The Basics: Guideline for Successful Training(基礎事項:調教を成功させるためのガイドライン)』の全訳である。 『The Basics』は,フォン・ジーグナー大佐が初めて英語で著した著書で、 アメリカの馬術雑誌Dressage & CT誌に連載した記事を基にXenophon Press社(ア メリカの馬術書専門の小出版社)から出版された。その後ドイツに逆輸入され、 やはり馬術書専門のCadmos社が、『Elemente der Ausbildung(調教の基本 要素)』としてドイツ語訳を2001年に出版し、さらに翌年,同じ出版社が英語版 の『Elements of Dressage(ドレッサージュの基本要素)』を出版している。 『The Basics』はアマゾン・ドット・コムなどの大手インターネット洋書店 では扱われていないため、訳者は,アメリカの馬術書専門店Knight Equestrian Booksからオンラインで入手したが、Cadmos社版は,ドイツ語版,英語版ともに アマゾンなどで入手できる。

書籍紹介
乗馬調教と騎手教育 ドレッサージュのヒント―ドイツ馬術方式の実践
著者:P.へルツェル, W.へルツェル, M.プレーヴァ
発行所:轄P星社厚生閣 2012年3月20日 初版第1刷発行

訳者紹介
井上 昭成(いのうえ・あきなり)
1961年京都生まれ。馬術選手であった父の影響で、小学三年生より滋賀県大津市の琵琶 湖乗馬クラブで乗馬を始める。1980年、同志社大学入学と同時に体育会馬術部に入部、 後に、主将として、自ら調教した馬で第一回アジア障害馬術大会2位などの成績を残す 。社会人になった後も、長年、出勤前に毎朝乗馬する生活を続けながら、審判、コース デザイナーなどの競技役員を務める。現在は埼玉県在住で、本業の傍ら、週末に、グリ ーングラス乗馬クラブ(栃木県足利市)などにて新馬調教、指導を行っている。各種の 馬術理論に加え、最新の運動科学、脳科学、心理学などの知見を応用した独自の指導理 論を持ち、体験者からは、変化、上達がその都度必ず体感できるものという評価を得て いる。日本馬術連盟公認2級審判員・準コーチ・元コースデザイナー。全国乗馬倶楽部 振興協会公認指導員。
内容紹介
ドイツのトップトレーナーである3人の著者による、馬場馬術調教の実践的なノウハウを集大成した馬術教本。各種運動・課題ごとの調教のプロセスと、その中で起こり得る問題と対策を、多数の写真・図版を用いてわかりやすく説明する。理論通りに調教がうまくいかない時に、項目ごとにさっと引けるヒント集として手元に置いておきたい。馬の習性に基づいた馬の取り扱いと騎手のメンタルトレーニングに関して多くのページが割かれ、また、障害飛越を利用したトレーニングについて一章を設け詳説しているのも、今までの馬術書にはあまり見られない本書の特長である。理論編として位置づけられる、既刊『ドレッサージュの基礎』の、実践編の姉妹書として読みたい一冊。現在、乗馬の調教に携わっている方々、騎手として自ら馬の能力を高め、共に成長したいと考えている方に。

ドレッサージュの基礎およびドレッサージュのヒント、ご購入希望の方にはお取り次ぎいたします。
椎名さん、井上さんの調教見学希望の方はお気軽にお出かけください。 毎週土曜日に行っております。