裏「ジョゼと虎と魚たち」
たぶん、一回目は「なんじゃ、このオチは?」と思う人も多いかと。
いや、正直オチてないからね。
でもオチなくていいんだと思う。
生きていくこと、生活していくことにオチなんてないから。
ジョゼは二人がどうなるか知っていた。
だからこそ、ワガママを言いつつも自分に保険をかけるように冷たくしたりする。
ファンタジーな世界観でありながら微妙にリアルさを感じさせるのは、この「生きていく」感覚なのだろう。
ストーリーを噛み締めるより心を感じるのが正解だ。
ふくれっ面の池脇千鶴は蒼井優に似ているのだなと思った。
泣き顔が魅力(?)のちーちゃんは、成長して色んな表情を見せるようになったようだ。
他のキャストでは「てるてる家族」に出てる上野樹里が目立ってた。
彼女が眉毛を整えるのはいつの日か・・・。
(いや、太い眉が嫌いなわけじゃなんだけど。)
余禄
舞台は関西なのだが、オープニングで「環七リース」の看板を見た。(と思う)
あれは気の迷いだったのか、関西にも環七リースがあるのか・・・。
謎はDVDの発売まで解決しない。
