2003-154

「精霊流し」

ストーリー

 少年はヴァイオリンを学ぶため、長崎から東京にいる叔母を頼って上京した。
 しかし大学生になった少年は、ヴァイオリンを諦めていた。
 故郷に残した母も亡くなり確たる目的もなくアルバイトに明け暮れる。
 ある日、叔母が長崎に帰ると言い出した。
 後を追うように血のつながらない従兄弟も長崎を目指した。
 そして、少年も長崎に戻ることになるのだった。
 


師範代の格言


 さだまさしの自伝「的」小説の映画化である。
 当然、主題歌はさだまさしの「精霊流し」だ。
 脚本はシンプルながら、演出で魅せる。
 日本固有の「泣き」映画である。




2003年10月23日  よみうりホール