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(CQ誌1984年5月号P.370に掲載)
長年使用しているTS-520も、さすがに経年変化による真空管の性能劣化は避けることができず,さらにRTTYを始めたので,メーカー機にも見られるようにファイナルのS2001Aを3パラに改造してみました.
これによって安定した高出力,1MD特性の改善が期待できます。第23図に回路図を示します。点線の部分が今回付加したところです。ここで問題となるのはファイナルBOXが非常に狭いことで,私はファンを取りはずし,無24図のようにアルミ板を加工して,幕25図のように真空管をななめに取りつけています。製作においては高圧の部分に特に注意し,電源SWを切っても電解コンデンサーをディスチャージすることを忘れないようにします.
調整は,まず各真空管の特性が。そろうように,SGにかかっている電圧を100オーム,5WぐらいのVRでアイドリング電流が各球同しになるようにします.アイドリング電流は1本あたり30m
Aくらいにセットします。しかし,よい球のほうが電流が多く流れるので早く性能劣化を起こして特性がそろうために,長い目でみればこの調整はいらないと思います。次にドライブ。コイルの調整を各パンドごとに行います。それからファイナルBOXほかなり熱を持つので,ファンの電圧を120Vに変更します。かなり風量がアップすると思いますが,心配な方はスケール・ファンなどにされるとFBでしょう.
改造後しばらく連用していますが,トラブルもなくFBに動作しております.参考までに14MHzにおいては負荷時にプレート電圧770V,プレート電流320mAであり,プレート電圧がかなりドロップしますが,トランスの容量から考えるとしかたがないかもしれまぜん,最後にこの種の改造は誰にでもできるものでほないと思います.しかし,技術と免許があり,お金のない人はトライしてみてください.

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