アンテナ製作記事の中には,インピーダンス・メーターを用いて調整しているものを多く見かけるようになりました.
抵抗分のみを測定できるインピーダンス・メー夕一は製作が容易ですが,信号源が必要となります.本機は再現性を考慮してC
MOS lCをノイズ発生器として内蔵させ,受信機と組み合わせて使用できる回路としました.
回路はノイズ発生器と抵抗ブリッジから構成されます.C MOS lCを反転増幅器として用い,さらにノイズ出力を上げるため1pFのコンデンサーでフィードバックさせています.この回路でブリッジのアンバランス時に受信機のSメーターで+20dB程度のノイズがHF全域で得られます.
校正は本器のアンテナ接続端子に高周波抵抗を接続して,可変抵抗器を調節し,受信機で消音点を求めて各値をプロットします.実際の測定はアンテナの給電点に本器を接続し,目的周波数においてノイズの最少点を求めます.アンテナがリアクタンス分を含む場合は完全な消音点が得られませんので目安となります.
また,アイデアとしてノイズ源の代わりに25kHzマーカー発振器を用いると,受信機のダイヤル校正用としても使用でき便利だと思います.
<回路図>
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