2004 秋季気功セミナー体験記
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熊本のT・Uです。先日の秋季気功セミナーでは大変お世話になりました。 私はこれまでN塾に何度か通い、それをベースに自分で独自に呼吸法を実施していましたが今回のセミナーで大変得るものが大きく、以下、私が個人的に今回のセミナーを通して気づかせていただいたことにつき述べたいと思います。 このセミナーの醍醐味は、ストレッチに始まりN流をベースに先生が独自に開発された、各種カリキュラムを実施することで体を徹底的にゆるめ、そして初心者でもわずか2日間という短い期間で気を感じ、気が出る状態になることだと思いました。 体をゆるめる極意として、一つは同じ動作を繰り返して続けることにより肉体的感覚を忘れること。そして「軟酥の法」により体の隅々までイメージで、また実感を伴いながらゆるめること。そして超瞑想呼吸法、息を吸うときに打ち上げ花火が上がるような感覚でスーッと息を吸い、百会から抜く、そして百会に集める。 それまで無理に息を吸って気の感覚を感じていた自分のやり方は、ちょっと違っていたなと実感させられました。 そして息を吐く。丹田に風船を膨らませる感覚で70%くらいまで息を吐き、漏らす息、最後に息を止め四元充足で足芯から息を吸う動作につなげる。先生の息の長さ、特に漏らす息にはまったくついていけませんが、それまでに感じたことのない漏らす息で感じる体のゆるみと気の感覚は収穫のひとつでした。 またこの体をゆるめる行為の中で私が特に感じたこととして、丹田と両手による3つの気のボールの融合によるかつてないような強い気の感覚。その感覚を宇宙まで広げたときの至福感。それまでに他の気功では感じたことのない世界を味合わせていただきました。ありがとうございます。 そして「対気」。息を吐いて無理に気を出そうとしなくても気は出ているよと云う先生の言葉により、息を吐くのをやめると先生のほのかに全身を包み込む本当に気持ちのよい暖かな気を感じることができ、「そうか、体をゆるめると気が自然に出るんだ」ということを実感しました。その瞬間、体が激しく飛んでいました。 一緒に参加した私の知人によると、先生の気のオーラが離れたところで稽古しているわれわれの足元にまで届いていると言っていました。 最後に実りある楽しいひと時を過ごさせていただき、武澤先生、スタッフの皆様、一緒に参加した皆様にあらためて感謝いたします。 |
熊本県:TU
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