24時間瞑想呼吸法の行を体験して

 自分は小学校2年生から高校1年生までずっと空手をやっていて、15年以上のブランクを 経てまた空手をやっています。昔から型が好きで、久しぶりに戻ってきた武澤塾(自分がいた当時は違う名前でしたが)は型をメインに指導をされていたので、自分のフィーリングにも合うものはありました。

しかしながら、若い頃は基本も型もキッチリしたものを身につけていたように思います。

自分が久しぶりに見た光景は、滑らかな動きで、キメるところはビシッと決める、そんなカンジで今までの自分の身体にしみこんだものとは違うものを即座に感じ取りました。

週に1,2回は道場へ通い、他の日も家ではもちろんの事、近くの公園等でも毎日型の練習を欠かさず続けていました。覚えるのは早かったのですが、自分が何回練習しようと超えられない「壁」のようなものを感じていました。

ある日、師範代が「気功をやればカンジも全然変わってくるかもね」とおっしゃられました。先生や師範代の型は、ほんの少し見ただけで魅了するものがありました。力も抜けてて、 それでいてスパッとキメがあって・・・、自分も一歩でも近づきたいと思いました。そんな時、道場に「24時間瞑想呼吸法」の案内が貼られていました。先生に参加したい旨を伝えると、一度普段の気功の
稽古に出るように、との事でした。

24時間瞑想呼吸法までに3回ほど、稽古に参加してみました。しかし、残念ながら、その時は自分では何も理解できずにいました。そして迎えた24時間瞑想呼吸法の日。自分では苦行に参加する意気込みでいました。それが災いしたのか、開始後1時間で、頭痛が始まりました。呼吸が苦しくて、それでも無理矢理息を長く吸って、長く吐いて、を繰り返していました。それと今にして
みれば馬鹿げたハナシですが、最初の8時間は水分を一切摂らずやってみようなんて決めていたのがよくなかったのだと思います。

ちょうど12時間が経過した時、先生が「頭痛いの?」と聞いてこられたのでそうです、と答えると横にされて、マッサージをしたり、気を送ったりしてくださいました。ほんの数分ですが。不思議と、今までの頭痛がうそのように身体も軽くなりました。そこから、何か自分の中でも全然心構えがガラッと変わりました。無理はすまい、自分の限界を感じるのが目的ではないんだから。今回
は、気功がどんなものであるかを理解できればよいではないか、と。眠気との闘いは辛かったですが、早朝の散歩の後、結局1時間近く眠ってしまいました。

最後に気の交流があって、その時に初めて他の人のように飛ばされた後、止まらなくなってしまった・・・、これには自分自身ビックリしました。それまでは後ろのマットにド〜ンと飛ぶだけだったので。

まだまだ他の人の気を感じ取る事はできないけれど、自分の「気」が大きくなっているのだけはハッキリと判ったのが最大の収穫だったと思います。

そして、先日昇段審査を受けました。型の演目が多かった為、半分は一般の稽古の時に受けたのですが、苦手なものが多く失敗。
審査当日は、自分自身では最も好きな型「征遠鎮(セーエンチン)」と「多和
田のサイ」を演武しました。
「征遠鎮」という型は、蹴り技はないものの、全般に気を感じさせることができないと、決して上手くできない型だと思っています。
審査当日は、多少緊張のせいかややタメを作る事が出来ていなかったものの、気持ちよく演武する事ができました。

今後も、空手を続け、また、子供達にも教えていく立場にある自分にとって、24時間瞑想呼吸法を体験した事は、とても大きなものであったといえます。

P.S 
24時間瞑想呼吸法を終了した段階では800gしか減らなかった体重が、現在(2週間後)では、約2kg体重が減りました。食事制限はしておりませんが、毎日呼吸法を家で時間があるときにするようになったのが関係しているのかもしれません。

以上です。審査が終わってから入稿しようと思っておりましたので遅くなりました。よろしくお願いします。

T・K