甘露(かんろ)
きこうき
ネコキック
3055回・2012年1月6日(金)はれ。

今日は、すごく天気のいい1日だった
朝の稽古は、暖かい道場の中で、今年始めて御会いする方がたくさんいらっしゃって、すごく楽しかった(^__^)
それに朝稽古から、自分自身、身体内部の滞りもなく気持よさに浸り切る事ができた。

隣で稽古されていたTさんは、今日、稽古をされていて、今ここに居る事ができる事に、感謝の気持で一杯になってきて、涙が出そうになられたのだそうだ。

自分も時々、稽古をしていて、今ある事に、本当に感謝の気持で一杯になる事がある。
この感覚は、呼吸法に出会えて、自分の内面を見つめる時間が持てる事への感謝の気持なんだと思う。

お昼の稽古は、久々だったけど、みんなお元気でよかった
電車の中で、いきなりグッスリ眠って、スッキリして、お昼も美味しいご飯をいただいて、心身ともに快適だった

朝の気功の稽古の感覚を持ち越したままのお昼の稽古では、呼吸法が終って、左右に気を流す時に、指先が、電気が走ったような感覚がでてきて、そのビリビリ感覚に身を委ねていたら、もっとずっと続けていたい気持になってきた☆

夕方から9時くらいまで、仕事や用事ができたので、稽古はお9時くらいからの参加だったのだが、今夜の呼吸法に間に合って、すごくラッキーだった☆☆☆

今夜の呼吸法はいきなり、集中できて、先生の深い呼吸の感覚に自分も身を任せているような感じで、吸う息にも吐く息にも、迷いが何もなかったのだ。

その後で、天からの気を流す時に、口の中に、何か甘いトローッとしたものが、流れているような感覚があった。そして、最後に太陽との一体感を味わう時には、いきなり何か光の固まりのようなものが、口の中に入ってきて、それが丹田まで下りたと同時に身体が後ろに跳ねて飛んだ。今夜の稽古は、最高だった

注:甘露(かんろ)とは、
中華世界古代の伝承で、天地陰陽の気が調和すると天から降る甘い液体。
後世、王者が高徳であると、これに応じて天から降るともされた。
インド神話の伝承で不死の霊薬とされたアムリタを、漢訳仏典では中国の伝承の甘露と同一視し、甘露、あるいは醍醐と訳す。

瞑想呼吸法の継続により気エネルギーがより研ぎ澄まされ、エネルギー密度があるレベルに達すると、誰でもが味わう事ができます。静かなる、深〜い・深〜い呼吸により直接細胞に働きかけることがいかに大事であるか、やってみれば分かることですね。細胞の持つ、とてつもない能力を引き出すことになるのです。

軟酥の行法も同じく、電気的刺激を伴った甘い密がトロ〜っと質量感をもって味わうことができます。これも理屈抜きに繰り返された瞑想呼吸法により、高純度な気エネルギー、高密度な気エネルギーが膨らみ、実感出来るのです。

年末から武澤が言っていますが、2012年、道場には新たな気が満ちています。早くもその芽が出たと云うことです。これから先、みなさんにどのような“気の花”が咲くのか益々楽しみです。   

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