ネコキック |
1646.号 2007年5月12日(土)はれ。
今日は私にとって、久々のチビッコ空手の日だった。 武澤塾の子供達と接していて、感じる事が、みんな知らず知らずの内に、他人を思いやる気持を持っているということだ。他の人が失敗しても、それをバカにして笑ったりする事もないし、困っていたら、そっと教えてあげたり、助けてあげたりしている。新しい子が入ってきても、すぐに仲良くなれるし、できる子、できない子みんな関係なく、自然に仲良くなっている。 それは、日々の武澤塾の空手の稽古で、基本の稽古の時にやる「超瞑想呼吸法」のせいではないか!?と感じた。自分の丹田を見つめる事で、理屈ではなく、知らず知らずのうちに身についているようだ。 今日、稽古の時に、先生がチビッコ達と気の交流をしていた。みんな、すごく楽しんでいるし、本当に弾けてパンッと飛んでいる。武澤塾の子供達は、気のエネルギーにあふれている。だから、相手を思いやる心が自然と身についているのだ。 最近、子供の『メンタルトレーニング』の教室が流行していると、ニュースで言っていた。いじめや、いろいろな問題を抱えた子供達に対処の方法として、メンタルトレーニングで、瞑想をしたり、強い精神力を養おうということらしい。 武澤塾では、空手を通して、もう10年以上前から、こういうトレーニングをやっている。だから、今まで武澤塾で空手を学んで来たチビッコ達を見ていると、どの子も、真直ぐに育って、みんな立派な青年に成長しているのだ。これは、すごい事だと気づいた☆ |
今日、テレビで人間国宝の78才の歌舞伎俳優の番組を見た。 さすが、人間国宝ともなると、動きの一つ一つが、丹田からの開放だ。他の若い役者さんは、若さで動きまわっている感じだったり、まだまだ抜けができていなくて、背中や肩が固く感じられた。この感覚は、気功の稽古を続けているからこそ、わかる感覚なんだと自分でも感じた。 そして、自分も空手の型演武をする上で、年令を重ねるごとに、厚みがあって重みのある演武をしていきたいと、感じた。単なるスポーツとしてだと、ある程度の年令がきたら、引退しなければいけないけど、芸術は、年令を重ねるごとに味が増してくる。自分の空手は、スポーツとしての空手ではなく、芸術としての空手でありたいと思う。 そういう意識で、取組んでいきたい。(^__^)/キラ〜ン☆ 2007年10月 |