気功の文字に誘われて教室に入ると、年配の女性が奇声をあげて走っている姿にびっくり!思わず、やらせ?と疑いの目で見ていました。そのあと体験させて戴くと脳出血による半身麻痺で動かない手が、先生の気を受けて高く上がり、そして動きはじめました。日頃、杖無しでは歩けないのに走ったり、加速をつけながら転げ回ったり。知人の捻挫の足に五分位、手を当てただけで直ってしまったり、驚きの連続でした。

 私自身、麻痺の足が突然痛くて歩けなくなったとき、自分で気を通すと痛みが無くなり歩けたり不思議な体験をしました。それからは痛いところに軟酥を流して痛みをとったり、いろいろな方法を試し楽しんでいます。

 何も見えない掴みどころの無い世界ですから、人に話しても中々信じてもらえず、でも人の痛いところに手を置きおしゃべりしていると「暖かい・気持ちいい・楽になった」等とよく言われます。

 朝目覚めたらすぐ寝床で呼吸法をして起きると、強張った身体が緩み、楽に身体を動かすことができます。今の私は、気功すなわち武澤塾の「瞑想呼吸法(全身呼吸)」無しの生活は考えられません。

 丹田・・光を見つめながら・・味わいながら・・呼吸は理屈抜きに楽しい・・

 武澤塾の気功に出会って8年、途中何度も長期入院をくり返しながら、その都度先生はじめ皆さんに助けられ今日迄頑張って来れました。とても感謝しています。そして、これからどんなに変化して行くのだろうと「わくわく」しています。

 病気を沢山持っている私、武澤塾の気功に出会って本当に良かった。直接、武澤先生のご指導を受けることが出来て幸せ・・これからも宜敷くお願い致します。

  光を求めて

     2002年7月16日

                        中井レイコ