武澤塾に通い始めて今年（2002年）の9月で5年になります。始めてきた時は母親に連れられて来ていて、いつの間にか始めていたという感じでした。その時の私は、ストレスで精神的にも肉体的にもぼろぼろの状態でしたので、もちろん「気」というものはさっぱり分からなくて、教室にいれば元気になるから行こうかという感じでした。だけど身体が重く辛い時など呼吸法をすれば元気にはなったので、努めて呼吸法はやっていました。

　ここへ来るまでの私は人に言われた事に過剰に反応するタイプで、いつも人と話す時は緊張し、思うように自分を出せませんでした。そのことでまた落ち込み、下ばかり向いて歩いていたのです。だけど武澤塾に通い出して、なんとなくだけど「気」というものを感じ始め、気持ちが良いと思うようになった辺りから、ストレスを感じてもすぐに解消されるようになったのです。そうすると心に余裕みたいなものが出てきて、何をするのも楽しく、自分の周りにあるものが新鮮に感じられて、自然のものに触れるのがとっても気持ちが良いと感じるようになっていました。それがまた心地良いので「気」というものにどんどん興味が湧き、「もっともっと」と求めるようになっていっているのが今の私です。

　人間が毎日一生懸命に生きていく上で「気」は必要不可欠なものだと思います。だけど一番重要なのは武澤先生がよく言われるように、常に自分に働き掛け、与えられたものに感謝して生きる事かなと思います。こんな生意気な事を言っている私ですけど、いつも反省反省の毎日を送っています。
　これからも武澤先生や塾生の方々と共に明るく、元気に、頑張っていこうと思います。どうか宜しくお願いします。

　　　2002/06/28　　　　　　　　　　　中槙万里枝