ここぞと云うときに
“気の力は発揮された!!” |
塾生のMさん(女性)49才、気功歴8年。諸般の事情により、中々コンスタントに稽古に来れていなくて、ここのところの体調不良により急遽入院を余儀なくされ、MRI検査により子宮頸癌と判明・・・以下、ご本人の体験記です。 |
先日(平成25年10月半ばより)、22日間入院して 6.3cmの子宮筋腫をねじ切り術で取って退院してきました。
その数日前より子宮からの不正出血が続いていましたが、婦人科への診察を延ばし延ばしにしていたところ、自宅で大量出血となりあわてて国立医療センターへ駆け込みました。 その時点で私は知らされていなくて 「すべての検査結果が出たら 今後の治療を相談しましょう」と言われていました。腫瘍のある場所が子宮頸部なので 子宮頸がんの疑いがあることは理解していましたが、MRIで完全アウトとは思ってもいませんでした。 入院して安静にしていても腫瘍を摘出するまで大量の出血は止まらず TVを見るのも本を読むのも気が進まず 横になっていました。 武澤塾に通い始めて8年。決して真面目な塾生ではありませんが、疲れや体調が悪い時にはいつも以上に呼吸法をすることが習慣になっています。 今回も出血を止めたい一心で、入院してから手術までの14日間、ひたすら瞑想呼吸法を繰り返すことに専念しました。とりあえず、丹田に火を灯しそれに息を吹きかけて下腹部から腰に暖かいものを感じることから始めました。 ベッドに横たわりながらですが、呼吸法も何度も繰り返しました。TVや本を見られなくて、他にすることがなかった! とも言えますが、本当に今回は1日中呼吸法をしている日々でした。 瞑想呼吸法を繰り返し行いながら下腹部に手を当てて気を入れているときに、なんとなくちょっとのズレを感じるようになりました。それで、意識で調節しながら更に繰り返していると、そのうちに「ここだ!」と、患部へ息の当たりを感じるようになりました。それは単なるイメージではなく、自分自身が納得できる実感でした。 思い通りにピタッと出血は止まり・・・・・とは行きませんでしたが、摘出した腫瘍とその周りの細胞を検査に出したところ 頸癌ではなく単なる子宮筋腫(良性)、まわりの細胞からも癌は出ませんでした。 子宮頸がんがあることを前提に(10人の先生が診ても10人とも疑いのない状態だったようです。)、いろいろな検査をしたのに、当日それがないので先生方は?????で、無いものは仕方ない、この先も様子をみていきましょうと言われています。 私は頭で考えるタイプではなく、気持ちいいという感覚先行で今日まで気功をやってきました。 このたび手術までの14日間、毎日一日中、瞑想呼吸法で自分自身に働きかけたことで、きっと私の細胞ひとつひとつが喜んでくれて、免疫細胞も力をつけた証拠なんでしょうね。 今回のことで武澤塾の瞑想呼吸法は、まさに細胞の持つ神秘の扉(能力)を開くミラクルキーなんだと、心から実感しました。 これから更に精進を重ね、まだまだ先のことですが自立した老後を送るべく、いまから備えたいと思います。 息によって生かされていることに感謝です。 |
平成25年11月 吉日 |
呉市:M・K
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