日本植民地期の第一期工事で作られた監禁所。(撮影=1999年4月)
↑「監禁室」にある唯一の小窓。それも鉄格子となっている。
監禁室の部屋のなかにある便器の穴→(いずれも撮影=1996年3月)
周囲は赤煉瓦の高い塀で囲まれている。
監禁所の部屋の前の廊下の壁には、一面に朝鮮語で“らくがき”が、針のようなもので彫りこまれていた。およそ百数十もあったろうか。その一部を日本文に訳して紹介する。「生活が苦しくて、生きることができない。」「S氏と逃走する。」「安らかにおねむりください。おやすみなさい。」最後に紹介した“らくがき”は、監禁所の部屋で殺された患友にあてた弔いのことばではないだろうか。
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