音楽&LIVE用語集


 

「あ行」

アドリブ

即興で自由に演奏すること。語源はラテン語

アマチュアバンド

趣味の範囲でバンドをやってる人たち。あるいはどこのレーベルにも所属してないバンド。

イコライザー

周波数の特定の域を増減できる機械。大きく分けてグラフィックイコライザーと
パラメトリックイコライザーとがある。
グラフィックイコライザー
周波数をいくつかの帯域に分けてブースト、カットするもの。
パラメトリックイコライザー
特定の周波数の音域をブースト、カットするもの。

イベントライブ

企画ライブとも言う。一定の意図で企画されたライブ。自分で企画を持ち込んだり、ライブハウスが企画するイベントライブがある。

いり

ライブハウスに入る時間。

インディーズ

日本レコード協会に加盟してないレコード会社に所属しているアーティスト。

SE

サウンドエフェクト、音響効果。他にライブのオープニングに使われる音楽もSEと言う。

エフェクト

効果全体のこと。エフェクターとは原音を加工し違う音に変える機械。
主に歪み系と空間系に分けられる。

MC

マスターオブセレモニーの略。司会者の事。
ライブ中にステージの人がお客さんに向かって喋るかける事もMCと言う。

おし

まきとは逆に、時間が足りずスケジュールより遅れていること。

音資料

デモテープ等の事。

オープン・スタート

オープンはライブハウスが開く時間。
スタートはライブが始まる時間。

「か行」

上手

客席から見てステージの右側。

ガリ

シールドやアンプのつまみ類の接触が悪く、ガリガリという音が出ること。

ギターアンプ

ギターの音量増幅をさせるスピーカーと一体になったもの。
ちなみに、アンプとはアンプリファイアの略。

キメ

曲の中でメンバーと息を合わせる所。ブレイク、ユニゾンなどがある。
ブレイク:みんなで一斉に止まる事。
ユニゾン:別な楽器で同じフレーズを弾く事。

キャノンフォーン

キャノンプラグ。主にマイクの接続部分に使われてる端子のこと。
棒が3本ついてる方が「おす」、穴が3つ空いてる方が「めす」と呼ぶ。

キャパ

ライブハウスに入れる人の数。正確に言うとキャパシティという。

キャビ

キャビネット。セパレートタイプのアンプで細長い箱を積んであるスピーカー。
アンプからの音を出すスピーカーシステム。
別名ボトム。

くう

前の小節の最後の音符からその小節の頭の音符がつながってるもののこと。

ゲネプロ

ゲネラルプローベの略。本番とまるっきり同じリハーサルのこと。

ころがし

ステージ上にあるモニタースピーカー。演奏者の聞く音が出ているスピーカー。

コンボ

プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーのコンビ。一体型アンプ。

コーラス

和声。また、エフェクターにもある。

「さ行」

サウンドチェック

各楽器の音づくり、バランスどり。リハーサルの時にPAさんと一緒に行う作業。

サビ

曲の中で詞も曲もが一番盛り上がるところ。その曲の格になる部分。
サブ 副調整室。その他サブウーファー、サブタイトルなど、メインでは無いものに
サブという言葉をつける。
仕込み セッティング、準備。
下手 客席から見てステージの左。
シールド 音を出すためアンプ等につなぐコードのこと。
常設機材 ライブハウスに元からある機材のこと。
ジャムる セッションのこと。
適当なコード進行で曲を演奏すること。
シンコペーション アクセントを表で入れたり裏で入れたりして、それを組み合わせたフレーズがその曲のノリとなったりキメとなったりするもの。
スタンド ~立て。マイクスタンド、ギタースタンド、キーボードスタンドなどある。
ステージング ステージ上での表現。
スポット ピンスポット。スポットライト。
スラップ 親指で弦を叩いて人差し指で引っ張るベースの奏法の1つ。チョッパーとも言う。
セッティング 設置をすること。仕込みとはまた使い方が違う。各楽器の調整やアンプの調整。
セッティングリスト 各アンプのセッティングを書いたもの。
前座 メインのアーティストの前に出演し、
客を盛り上げる役目。
オープニングアウトともいう。
ソデ ステージの横のスタッフが待機してたり、ライブが始まる直前にバンドメンバーが待機しているところ。客席から見えないところ。

「た行」

タイバン

いくつかのバンドが入れ替わり演奏する。
PA機材のこと。
立ち位置 ステージ上で演奏する位置。
チャージバック ノルマを越えた分の儲けから戻るお金。
チューニング 調音。
DI ダイレクトボックス。ミキサーまでの長い配線でノイズが乗らないように
ライン出力に変換する機械。
デモテープ サンプルとして、デモンストレーションのために録ったテープ。
動員数 そのバンドが呼んだ客の数。
トラック 音、信号が記録される部分のこと。
陸上のトラックと同じ。
トランス はさむもの、置くもの。本来の意味は電圧変換などを行う回路部品。
トリ 最後。
ドンカマ クリック。正確なビートを刻む機械。
ドンシャリ 高音域と低音域を表す。

「な行」

ノイズ 雑音。
ノルマ こなさなければいけないチケットの販売量。

「は行」

ハウる ハウリング。アンプを通して音を出すときにボリュームが大きすぎたりするとアンプから「キーン」という音が鳴ってしまう現象のこと。
ハシる・モタる ハシるとはテンポが速くなってしまった事。
モタるとは、その逆。
はけ ライブハウスから出る時間。
はける そのままの状態でかたす(どける)こと。
次のバンドのために機材を片付ける時に使う。
ハコ ライブハウスのこと。ハコ代といえばライブハウスのレンタル料。
バッキング 歌やリードギターなどの後ろでの演奏。
ハネる ノリノリな感じが出るようにアクセントをつけたリズムのこと。
パフォーマンス 表現。
ばらし ライブハウスの片付けのこと。
設備や機材の片付け。
ミュージシャンの仕事ではないです。
パワーアンプ 音づくりした音を増幅させる装置。
搬出 機材を外に出すこと。
パンチイン 一部分だけを差し替えて録音すること。
搬入 機材を中に入れること。
バンマス バンドのリーダーの事。
PA パブリックアドレス、拡声システム。
PAさんとは後ろの方ででかい機材を使って音作りをしている人のこと。
フィル 主にドラムなどで曲が展開する時にスムーズに展開できるようにするフレーズ。
オカズともいう。
フェ ードアウト 音量が下がりながら終わること。
フェ ードイン 音量が上がりながら曲が始まること。
ブッキング 演奏側と受け入れ側とのスケジュールを合わせること。
プリアンプ 切り替え操作で音作りをする装置。
ブレイク 途切れ、曲の途中でプッツリ切れること。
ブース 部屋、PAさんがいるところもブースという。
ブーム ブームスタンド。折れ曲がるスタンドのこと。
ヘッド プリアンプとパワーアンプが1つになったもの。
ヘッドバンギング 頭を振って暴れるやつ。
やりすぎで死んだ人もいたらしい。
ベルヌ条約 著作権保護条約のこと。
ベーアン ベースアンプのこと。

「ま行」

まき 時間が余ってスケジュールよりも早まること。
マルチ
エフェクター
エフェクターが色々入ってる機材。
コンパクトエフェクターが沢山集まったもの。
ミュート 音を出さないようにすること。
ミーティング バンド内の打ち合わせ。たまに飲み会になってる時もある。(笑)
メジャー 日本レコード協会加盟のレコード会社に所属してるアーティスト。
めつぶし 客席を強い光で照らす照明。
モニター 自分の音や映像を確認する。モニタースピーカーと言えば自分の出音を確認するスピーカーのこと。
モニター返し モニターから聞こえてくる音のこと。
返しが小さいと自分の音が分からなくなる。
モニターチェック モニターからどの音がどんな音が欲しいかチェックすること。
リハの時にPAさんと一緒に音を作る作業のこと。

「や行」

ユニゾン

同旋律のこと。
2つの楽器で同じラインをなぞること。

「ら行」

ライン ケーブルでつなぐこと。
ラインアウト ケーブルをつないで出力すること。
ライン録り 録音方法の1つ。直接、ラインで送られた信号をそのまま録るやり方。
ラック エフェクターなどを入れる箱。
サイズは規格化されている。
リズム隊 リズムセクション。
主にドラムとベースのことを言う。
リハ リハーサル。ライブ本番に向けての予行演習。順リハと逆リハの2つある。
順リハ

本番通りの出番順でリハを行うこと。

逆リハ
その名の通り逆の順番でリハを行うこと。
リバーブ ホールなどの残響音をシュミレートできるエフェクターの種類。
リフ 楽曲の軸となる旋律パターン。
リード バッキングの他に主にソロを弾くギターライン。
木管楽器のマウスピースに付ける薄い板のこともそう言う。
ルート トニック音。コードの軸になってる音のこと。
ちなみに、Cコードならルート音はドになる。
ループ 繰り返し。フレーズを繰り返す。
または、エフェクターのつなぎの順番を変える時などに使うもの。
レパートリー 持ち数。バンドなら歌の数。
カラオケなら持ち歌の数。
レコーディング 演奏を録ること。

「わ行」

ワイアレス

無線。シールドを使わず、電波で信号を飛ばし、
アンプに付けた受信機で
受信して音を出すシステム。

ワンマン

1バンドだけでライブをすること。