格安号を購入して以来、必死になって純正部品を探しては交換し、ビス1本までド・ノーマルにする作業を行っていたのですが・・・

 暦が2004年に変わろうかという頃、それまでFISCOで開催されていたマツダ・ロードスターのナンバー付ワンメイクレースが、スポーツランドSUGOでも開催しちゃいます☆といった情報を入手(^^)/

 この話を聞いた時は、「もう、東北のロドスタ乗り達はNゼロの車両規定をとっくに超えた仕様のロドスタで各々楽しんでるから、誰も出場しないだろうな・・・」と、他人の心配事のように考えていました・・・が!だんだん、「これがレースに出場する人生最初で最後のチャンスかも!!!」と考えるようになっちゃいまして、無謀にもNゼロ出場を決意するのでした(爆)

ヘルメット Arai GP−2K
マスク SPARCO FIA148オープンフェイス
レーシングスーツ SPARCO SPRINT5
レーシンググローブ SPARCO Speed
レーシングシューズ SPARCO RACING2

 4輪用のヘルメットは、とても高いし、なかなか在庫している店がありませんでしたから、試着も簡単にできなくてどうしようか悩んでいたら、この頃、盛岡市内に新しく出来たイエローハットには在庫がありました!(当時、岩手県内で4輪ヘルメットを在庫していた店は、ココが唯一だったんじゃないかな?)早速、店員を呼んで試着しまくり。サイズを決めたトコで価格交渉!が、この手の物ってドコも安くならないんですよね。代わりに、大量の商品券と、タオルと、カップラーメン一箱をゲットして、かなりお買い得感を出して購入しました(笑)
 その他のSPARCO製品は、ラ・ストラーダの通販で格安購入♪

シートベルト SPARCO ProRace3in
ロールケージ オクヤマ レーススペック6点式
ロールバーパッド キャロッセ
牽引フック オクヤマ トーイングフック

JAF入会 年会費=¥ 4,000
国内B級ライセンス 受講料=¥ 4,000 教材費=¥ 5,000
競技会参加 参加費=¥ 9,000
国内A級ライセンス 受講料=¥20,000
上級申告 申告料=¥ 1,000

 レースに出場しよう!と、思い立ったのが2003年の12月。準備は出来るうちにやっちまおう!という事で、まずは国内B級ライセンスを取得するべく行動に移します。ライセンス関係はJAFに聞け!という事ですので、毎月JAF会員に送られてくる冊子「JAF MATE」をペラペラ捲り、近所の国内B級ライセンス講習会会場を探します。近所では、ホンダのディーラーでチーム守谷(現、にっかわくらぶ)が主催で講習会が開かれておりましたが、残念ながら私のスケジュールと合いません。岩手県内での講習会はだいたい月に1回しか開催されておりませんでしたから、この調子で次の講習会に・・・なんて考えていたら、いつまでたっても講習を受けられません。思い切って、仙台市内の長崎屋でチーム守谷さん主催の講習会へ参加しました。ちなみに、前日に大雪が降ったこの日(1月18日)の講習会は、私以外にたった1人(ヴィッツレースを目指していらっしゃった方)の寂しいものでした(汗)

 国内B級ライセンスは、講義を聞くだけで取得できます(^^)/

 国内B級ライセンスを取得したならば、次は国内A級を取得するのみ・・・なのですが、国内A級ライセンスを取得する前に、国内B級ライセンスで参加できる競技会へ参加して完走証明をもらってこなくてはなりません。国内B級ライセンスで参加できる競技は、単独走行で競うタイプの競技。例えば、ジムカーナダートトライアルサーキットトライアルなんて競技もありますが、東北で開催しているのは見た事が無いので、ジムカーナかダートトライアルが妥当でしょう。
 私が選択したのは、チーム守谷さんが主催のダートトライアル。ダートといっても、まだ1月25日の冬でしたからね、スノートライアルとも言う競技です(笑)


その時の動画はコチラ(ガレージカンノMovie貯蔵庫)から

 もう溝の無いスタッドレスタイヤを格安号に履かせ、仙台ハイランドのドリフトコースで競技開始!競技1本目はあえなくスピン!!!やばい!完走証明をもらわなくちゃイケナイのでした・・・なんとかコースに復帰してゴール。一番重要な完走証明はコレでもらえます。競技2本目は、吹っ切れてラリースタッドレスを履かせたダートトライアル車両とコンマ数秒差の接戦を演じます(爆)が、1本目にスピンした箇所でビビリが入り、ブービー賞でゴール。「こんなもんかな〜」と思っていたら、私の前のクルマがパイロンタッチでペナルティ!?順位繰上げで4位入賞しちゃいました☆

 さぁ、完走証明をもらったら、残すは本命の国内A級ライセンスの取得ですよ!再度、チーム守谷さんから講習会のお誘いがあったのですが、残念ながら都合が合わず、「JAF MATE」をペラペラ・・・スポーツランドSUGO奥州VICICさん主催で開催される講習会に参加する事に致しました。
 またしても前日に大雪が降った2月15日の講習日でしたが、果たしてコースは大丈夫なんだろうか?と不安になりながらSUGOを目指します。受講者は、またしても私以外が1人(ランサーEVカップを目指していらっしゃった方)だけといった寂しいもの。カートコース内の建物で講習を受け、教材を見ながらの簡単なペーパーテスト。それが終わったら、コースに出ての実技走行です!コースは雪が山盛りでしたが、重機で簡単に除雪をしてもらった後にコースイン(爆)スタッドレスタイヤを履いた受講生のクルマがたった2台でスタンディングスタート!数周野放し走行状態で爆走し、チェッカー!(爆)これで無事に合格!?

 2月20日、JAF岩手支部に行き、国内B級ライセンスから国内A級へ上級申告を済ませ、晴れて国内A級ライセンス取得となりました。
 

スプリング HKS SUPER FORM SPRING
タイヤ ADVAN NEOVA AD07 (195−50/15)
ホイール WEDS SA90 (7J−15 OFF38)
ブレーキパッド BRIG 不明品
フロントタワーバー NAR日京 バフがけクリア
プラグコード MAZDASPEED ハイボルトシリコンプラグコード
エアクリーナー HKS 純正交換タイプ
マフラー HKS ワインドマスター
EXマニ フジツボ レガリスEXベーシック
ラジエター マルハモータース アルミ2層
運転席 アービック エスケレートType2
エアロ MAZDASPEED フロントスポイラー タイプ2
エアロ 純正 リアスポイラーA

 さて、色々とレースに出場する為に用意しなくてはならない物は、それなりに揃いました。けどね、ノーマルのバネで見た目もド・ノーマルな状態でNゼロに出場しても、な〜んか中途半端すぎてつまらないです。

 というわけで、資金が既に底をついてしまっている状態ではありましたが、ド・ノーマルの格安号を、よりサーキット走行に相応しい(ような)
なんちゃってレーシングカーの製作にとりかかりました。

 まず、足の交換・・・といったって、新たな足を交換できる資金はもうありませんからね、格安号に着いてきたHKSのダウンサスを、格安号ノーマル化計画で純正Sスペバネと組み合わせていたKYB NewSRspecialと組み合わせて再使用。

 タイヤは当初、NA6CE所有時代に愛用していた
初代RE01で出場予定でしたが、残念ながら、レース直前に自宅近くでタイヤをパンクさせてしまいます。しかも、ホイールも歪めてしまい使用不可に(汗)急遽、タイヤガーデン盛岡北さんに在庫していたSA90と、メーカー在庫残り1セットと言われたNEOVAを確保してもらい組み合わせて装着。ちなみに、お金はマジで無かったので、レース終了後の給料日に支払いという、綱渡り的買い物で難をしのぎました(汗)

 ブレーキパッドは、それまでTOKICO(現、株式会社日立ユニシアオートモティブ)のストッパルという純正タイプのものを使用していましたが、もう厚みが残り僅かな状態になっておりました。フロントだけでもどこかに格安品が無いか探したところ・・・近所のセコハンBRIGのブレーキパッドが大量に在庫してあり、確か¥5,000くらいで購入しました。既にカタログ落ちしていた謎のブレーキパッドでしたが、一応、お店の手作りの適合表(笑)には、「サーキット用」と書かれていましたので、大丈夫でしょう(たぶん)

 フロントタワーバーは、以前に所有していたNA6CEに使用していたもののお下がりで、なんとなく装着。プラグコードは、本当は新しい物が欲しかったのですが・・・格安号に着いてきたものをそのまま続投!

 マフラーは、八戸のロードスタークラブRoad&skyのメンバーから、買い替えで余ったという品を無料で提供していただきました(^^)/
 EXマニは、貯金の最後の最後を振り絞って新品を購入!たしか、コレで全財産が
3万円くらいにまでなりましたっけ(汗)

 ラジエターは、使用していた純正ラジエターが、経年劣化でアッパータンクを破損。仕方が無くNOPROさん経由で格安だったマルハモータースの品を購入。

 運転席は、ARBiCのエスケレートType2。以前に所有していたNA6CE時代に使用していたもののお下がり品。

 フロントスポイラーは、近所に住むロドスタ乗りである倉○氏が「使わないから・・・」と、格安で提供してくださいました。
 リアスポイラーは、NOPROさんトコに転がっていたメディア対抗4耐用NA型ロドスタのものを格安で譲ってくださいました(^^)/

 コレで、なんとなくレーシングカーチックな格安号になった・・・筈(笑)

 さて、せっかくNゼロに挑戦するのであれば、できるだけレースらしい事ができるように事前練習をしておきたいところ。まずは、目標タイムを設定しましょう。
 実は、2003年の12月にMasaさんのSUGO走行を見学に行った際に、Nゼロ31号車さんが練習走行をされていました。SUGOを初めて走るという31号車さんがそこで出したタイムは・・・1分47秒台!!しかも、旧ネオバで!!当時は、ロードスターがストリートラジアルタイヤで1分50秒を切るだなんて、それはそれはとんでもない話でしたから、んもぉ〜びっくらこきましたよ!
 
 私の目標は・・・31号車さんのクルマと格安号の差、私の技量等を考え、、、レース日に1分50秒台を出せるように努力してみることといたしましょう!

2004年 4月20日 SUGO CIRCUIT GAME 1st
1’56”031 Split1=1’03”698 Split2=52”333 Speed=163.9km/h
備考 路面=ドライ Sスペバネ、ロールケージ装着、RE01
2004年 8月13日 チーム大平4時間走行会
1’53”175 Split1=1’02”340 Split2=50”835 Speed=169.5km/h
備考 路面=ドライ ダウンサス、マフラー装着、RE01
2004年10月27日 SUGO CIRCUIT GAME FINAL
1’50”566 Split1=記録失念 Split2=記録失念 Speed=不明
備考 路面=ドライ NEOVA

 私は、レースなんて出場したことがありませんでしたから、サーキットで他車と接近して走ったことなど一度もありませんでした。レース本番までには、サーキットでの高い速度で、他車と接近しても安全に走れるようにもなっておきたいものです。そう思っていたら、SUGOではCIRCUIT GAMEなるイベントを開催している事を知りました。このイベントは、SUGOで過去に出した自分のベストラップを予め申告し、似たようなラップタイムのクルマ同士でクラス分けをしまして、模擬レースで楽しんでもらおうといった企画。フリー走行2本を行ったうちのベストラップでグリッドを決定。3回目の走行は、グリッドスタートから8周の模擬レースを展開するといった、Nゼロにも少し似た進行具合!こりゃ〜練習にピッタリでしょう♪ということで、申し込み!
 この時の格安号の仕様は、フルノーマル車両にKYB NewSRspecialとSスペ純正バネを組み合わせた足に、RE01を履かせ、6点式ロールケージを装着した、激重なへなちょこ仕様。ノーマルのAE111レビンとバトルを繰り広げ、練習にはなりましたが・・・出たタイムは目標には程遠いもの。本当に私はレースに出られるのでしょうか(汗)

 コレではいかん!と、格安号が店頭に並んでいたときに装着されていたHKSのダウンサスを再使用し、お友達から頂いたマフラーも装着。ちょっぴり走り屋っぽいクルマになり、気分だけはノリノリでチーム大平の走行会に望みます。この走行会は、4時間もの長時間に渡ってコースを占有できるので、前回の走行の反省点を踏まえながら走り方の改善に全力を注ぎます。
 なんとか、格安号の初サーキット走行タイムまで回復。それでも、目標タイムには程遠い結果に終わってしまいます。

 当初は、レースもRE01を履いて出場する予定でいましたが、自宅近くの道路で脱輪。ホイールを歪める程の衝撃でパンクさせてしまった為に、タイヤを泣く泣くNEOVAに更新。
 が・・・このタイヤが素晴らしかった!!レース直前の練習走行では一気に1分50秒台に乗せ、目標達成です♪この調子でいけば、レース当日もなんとか隊列についていく事はできそうです。

2004年11月7日 東日本マツダロードスターカップ第4戦
NA6・NA8・NB8混走 合計17台 NA8レース計5台
(予選) 1’50”409 ※自己ベストだぴょ〜ん(^^)/ 総合14位・NA8 3位
(決勝)8LAP 15’09”943 ベストラップ1’50”541 総合14位・NA8 準優勝

 Nゼロに参加する為には、チームを作らなくてはいけません。いくら「オレ一人で準備から運転までこなします!」と言ったってダメなものはダメ。というわけで、お手伝いをしてくださる方を探します。これで見つからなかったら、全てが水の泡です(大汗)ですが、みなさん非常に優しい!せっかくのお休みだというのに、自分の時間を私の趣味につきあってくださいました!本当にありがたいことです。

レーシングチーム カンノスタンド
監督 カンノ氏
ドライバー
クルー 紺之介氏
クルー ナベェ氏
クルー kohki氏

 

むか〜しの東北のレースシーンをご存知の方なら判る(かもしれない)「カンノスタンド」をチーム名に冠し、上記の体制でチームが誕生!北は青森県、南は山形県のロドスタ乗りで結成されたこのチームは、まさに東北チームに相応しいもの。ちなみに、バックにはちば@爆発太陽黄色氏という毒舌裏監督もスタンバイする万全の体制。
 参加費の35,000円を払ったところで、私はもう一文無し(汗)。そんなわけで、SUGOの外駐車場を開放してもらい、前泊することといたします。そんな私に、優しい皆さんは一緒に車中泊につきあってくださいました(感謝)
 それにしても、11月の宮城の山奥の寒さといったら・・・ちばさんのサンバーから出てきたガスコンロで暖をとりながら、私と、ナベェ氏と、ちば氏とで前夜祭開始!が・・・寒さに耐え切れず、ナベェ氏の
ラブワゴン(ルシーダ)の車内で映画鑑賞(笑)
 仕事を終えた紺之介を乗せ、カンノ監督も岩手から到着!寒さと疲れと一大イベント前夜という妙なテンションで再び宴会開始!今の時代、貧乏学生でもやらないような無謀なキャンプ(?)をしながら翌日のレースへ向かって突っ走るレーシングチーム カンノスタンドの未来は果たして・・・

 レース朝、あわただしく身支度を整えます。私は格安号の最終チェック!ちょこっと下のお店まで行って・・・わぁ〜!なんか早朝なのに、店の前には怪しげな人だかり・・・「おはようございま〜す!なんすか?ドリフトですかぁ〜?」あっ、ここにも妙なテンションの人たち(汗)「いや、、、ほら、そこで今日はレースがあるんだよ」「そうなんすか!がんばってください!」と、声援を受け皆のところに戻ります。ところで格安号・・・さっきから右前足のトコでゴキゴキ言ってるんですが、、、ジャッキアップしてメガネレンチをあててみます。ロワアーム緩んでました(汗)なんだか、左右のキャンバーが既に目で確認できる程アベコベなんですが、今更しょうがない(爆)
 そんなこんなでバタバタしていると、お近くにお住まいのkohki氏到着!皆でパドックに上がってゆきます。

 受付やら、車検やら、メディカルチェックやら、ブリーフィングやら、もう立て続けに仕事をこなして、さぁ予選です!ガソリン代もなく、エンジンも消耗させたくない私は最初から3周アタック作戦。電光掲示板は真っ黒なまんまでタイムが表示されませんが、果たして私は何秒を記録しているのでしょう?
 出たタイムは、自己ベストでした!おぉ!完璧じゃん?このアベコベキャンバーが効いたか?昨晩からの妙なテンションのおかげか?(爆)とにかく、ビリじゃなかった事だけでも凄く嬉しかったっす。
 しっかし、皆さん速いですねぇ〜!私の予想PPタイムを超える1分46秒台突入の方も現れましたよ〜!!!やっぱ、Nゼロレーサーは凄腕な方達である。


そして決勝!


 さぁ!泣いても笑っても決勝レースのスタートが間近となりました(^-^)/この一年間の準備や練習の成果はどんな結果に現れるのでしょう?
ゆっくりとコースイン。ピットクルーの待つダミーグリッドまで落ち着いて走っていきますが、もぉ〜ダメ。心臓はバクバクです(^^;ダミーグリッドでは、クルーとナニを話していたかも記憶がありません。しまいには、オフィシャルに「エンジン切ってください」と注意されるダサダサっぷり。時間の経過を知らせる「ぷわぁ〜」といったサイレン音が、これまた余計に緊張感を増幅させてくれます(汗)

 そして、フォーメーションラップが始まります。私の前も後ろもウェービング走行でタイヤを温めます。格安号は、そもそも”お洒落”なダウンサスを装着しているので、下手にクルマを左右に振っちゃうとタイヤのショルダーがすぐに真ん丸に削れてしまいますから、ぶえぇぇ〜〜〜〜っと1台だけノロノロと隊列についていく事にします。

 グリッドに戻ってきました。赤ランプが全て消えてレーススタート!!!
 スタートはそれほど失敗したわけでは無いのですが、あっという間に後続の69号車さん、1号車さん、10号車さんに抜かれていき、1コーナー進入時にはビリです(汗)
 1コーナーは10号車さんと並んでクリアし、2コーナーでようやく私がパス。さぁ!離されないうちに前のクルマを追いかけましょう!まだ前方は大混戦で、全然ペースの上がらない状態。4コーナーではタイヤからのスモークがもうもう立ち込めています。

 前方は、S字で6号車さんと1号車さんが接戦しておりますが、あそこで並ぶと両車共に速度が落ちて悲しい結果に終わってしまう場合が多いですけど、やはり1号車さんが失速。内側から1号車さんをパスし、とりあえずポジションアップです(^^)v
 ・・・しかし、速度が伸びない格安号は、あっさり馬の背で1号車さんにやられちゃいます(悔)

 オープニングラップは、残念ながら1号車さんに大きく差をつけられた状態ホームストレートへ戻ってきました。

 2周目、またしても混戦中の前方は、4コーナーでタイヤからのスモークにより視界が真っ白け。けど、ゴチャゴチャやってもらってるうちに前方集団へ追いつきました♪その直後、S字立ち上がりで19号車さんが失速。そこに69号車さんが追突で大混乱(><)
 けど、ワタシには無関係♪混乱の影響で失速した1号車をハイポイント手前でパス。今度はバックストレートで「これでもか!」というほど右に寄って走行し、馬の背で刺されないようにしました。10%勾配では、3速でしか登れなかった格安号。1号車にドンドン迫られます(><)ひゃ〜!!!ガンバレ格安号!!!

 

3周目、なんとか順位は変わらずに前の69号車を追いかけます。バックストレートに戻ってきたところ、8番ポストからイエローフラッグが出ています。8番ポストの下には、追突された19号車が佇んでおります。「あぁ〜、残念!リタイアしちゃったのですね」 私は2周目と同じく右側に寄ってイエロー区間に進入。が・・・イエロー区間に進入した直後に1号車さんってば格安号を抜いていかれました(^^;ん〜〜〜〜これって・・・、まぁ、裁定がどうなるのか判らないですからね、1号車さんを追っかけ続けましょう!

 4周目、1号車さんの弱点を探りながらの走行。ホームストレートで、PITクルーに手を振ってご機嫌ぶりを披露します(笑)

 5周目、最終コーナーで1号車さんに大接近!

 6周目、1コーナーで1号車さんに揺さぶりをかけてみるテスト。思惑通り?に2コーナーで1号車さんが膨らむ・・・3コーナーは所定ラインでいただき♪けど、4コーナーでブレーキング失敗しちゃってまたしても1号車さんが先行です(><)私らしい失敗(^^;

 7周目、69号車さんと1号車さんのラップタイムが落ちてきました。SPアウトではもう1号車さんにオラオラ状態。そして110R・・・1号車さんにおかま掘りそうになって止む無くブレーキング→タコ踊り3回程で失速orz。

 8周目、遅れを取り戻そうとするが、ただの暴れ馬走行に終始してダメダメ。

 そしてゴール!ライトアップ&オンでピットクルーの応援に応えます(^^)/

 レース終了後、1号車さんは残念ながら「黄旗追い越し」のペナルティで1周減算。ってことは・・・
どわっ!

レース初出場にして準優勝!?

 しかし、シャンパンなんて開けた事が無い私。。。

 優勝された22号車さんに栓をあけてもらい・・・

 開いたとたんに、栓が22号車さん目掛けて・・・
ぽんっ!(汗)

 
みなさんも、レースに出場する時はナニが起きるか判りませんので、事前にシャンパンファイトの特訓もしておきましょう(笑)

 と、こんな感じで人生初体験となったレースは幕を閉じたのでした(^^)v