私にとって、２台目となるＤＡＸ　ＨＯＮＤＡ　７０です。
　こいつの素敵なところは、独特のフレームで構成された可愛らしい車体に、太目のキャラメルブロックタイヤ。いじりやすいｃｕｂ系のエンジンを搭載していることでしょうか☆現代のプラスチックの外装を纏ったスクーター達と違い、金属を磨きこむ、現在以上に錆びさせないようにお手入れを続けていくなぁ〜んてお楽しみもありますね♪

　ＤＡＸ　ＨＯＮＤＡ　７０という名前からも判るかと思いますが、排気量は７０�tという中途半端なもの。走ってみると、本当に５０ｃｃに毛が生えた程度のパフォーマンスしか感じられませんが、それでも原付２種という枠に組み込まれるわけですからね、速度の制限が緩くなり、、２段階右折の必要が無い。さらには２人乗りも可能♪といった素敵な特典がわんさかとついてきちゃいます☆
　スタイルも、タンデムシートにタンデムステップといった、５０ｃｃＤＡＸには無い優越感を感じ取る事ができますね(^^)/

　さて、このＤＡＸ　ＨＯＮＤＡ　７０が私の元にやってきた経緯ですけど、とあるバイク屋さんからこんな情報が届けられたのです。

　「ＤＡＸを持ってる人が引越しの邪魔になるから引き取ってくれる人を探しているんだけど・・・」

　こ、これはとても素敵な情報ですね☆
　すかさず、「私、興味あるので見せてくださ〜い」と、バイク屋さんにお願いして見せてもらうことになりました。

　バイク屋さんの方と所有者のお宅へ伺うと、そこにはシャリィ２台と、ＤＡＸ１台が雨ざらしで朽ち果てていました(^^;

　「引き取るのであれば、３台まとめて持っていくことが条件」との事でしたので、ゴミ集めが大好きな私は喜んで３台まとめてひきとって帰ったのでした（笑）

　見た目とは裏腹に、キャブレターのお掃除と、ポイント調整、バッテリー、チェーン、スプロケット、オイルの交換ですぐに息を吹き返してくれました(^^)久しぶりにＤＡＸにまたがると、いやぁ〜、楽しいのなんのって。

　けどね、楽しいばかりではありませんでした。
　ＤＡＸって、モンキーやゴリラほど今となってはメジャーな存在ではありませんし、さらに輪をかけて珍しいＤＡＸ７０だからでしょうか？２度の盗難に遭ってしまうのです。部品はほとんどが剥ぎ取られ、残った部品も破壊されまくり。盗られた部品は、ＤＡＸ乗りだったら欲しいだろうなと思うような絶版部品ばかり。もし、同じ趣味を持つ方だったのでしたら、なんで声をかけてくれなかったのだろ。こんなんじゃ、周りのＤＡＸ乗りが敵に見えてきちゃう・・・。とっても悲しい事です。

　それでも、フレーム＆エンジンが発見されて帰ってきたのですから、不幸中の幸いでした。約１年間、不動のままでしたが、２００６年４月に目出度く復活♪近場の色々なところへの散歩に活躍中です（＾＾）