ノアザミ(キク科) 5月 町田市 葉には鋭い刺があり、紅紫色でよく目立つ花は筒状花が集まったものです。 総ほうにさわると粘るのが特徴です。 田には水がはられて、田植え直前のようすです。 (2006.7.4 追加) |
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キンラン(ラン科) 5月 町田市 春も盛りの緑一色の林内で、鮮やかな黄色い花は、ひときわ目をひきます。 倒木の間から生える立派な株に、野草のたくましさを感じますが、数が少なくなっている野草です。いつまでも自然の中で残っていてほしいものです。 (2006.6.9 追加) |
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ホタルカズラ(ムラサキ科) 5月 町田市 日当たりの良い乾いた林縁などに生える多年草です。 葉は冬でも枯れず、長い枝が地表を這い増えていきます。 (2006.6.9 追加) |
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タツナミソウ(シソ科) 5月 町田市 草地で見つけた花ですが、林の縁でも見ることがあります。 花の重なりから、寄せては返す波を連想して、うまく表現したものだと、感心します。 (2006.6.9 追加) |
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カラスビシャク(サトイモ科) 5月 町田市 畑の縁の草地で、高さ30センチ前後の細い花茎があちこちに出ています。 仏炎ホウに包まれた肉穂花序は、細い付属体をホウの外に突き出して、上空を見上げているような姿です。 (2006.6.9 追加) |
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ホトケノザ(シソ科) 3月 町田市 畑や道端などに普通に生えています。まだ花の少ない早春から赤い花が目立ち、写欲をそそられます。 (2006.3.23 追加) |
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カイコバイモ(ユリ科) 3月 八王子市 林内に生え、高さ15センチ前後に伸びた花茎の先に、小さな下向きの花をつけます。 近くではカタクリがつぼみをつけています。 (2006.3.23 追加) |
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フデリンドウ(リンドウ科) 4月 町田市 日当たりの良い草原に生えます。花は日が当たると、開いてよく目につきますが、日のかげる頃には閉じてしまいます。 このつぼみの形が筆の穂に似ています。 (2006.3.23 追加) |
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ジロボウエンゴサク(ケシ科) 4月 多摩市 頼りなげなか細い茎、その先に咲く花は春の風にゆれています。 地表すれすれにカメラをかまえて、風のやむのを待ちます。 (2006.3.23 追加) |
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シュンラン(ラン科) 4月 町田市 落葉樹林内に生え、線形の葉は冬でも残っています。 春、まだ枯葉色の雑木林のなか花茎は20センチ前後に伸び、先端には黄緑色の花が開きます。 (2006.3.23 追加) |
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ワダソウ(ナデシコ科) 4月 町田市 木のまばらに生える草地で、そばにはツボスミレが群生している、そんな場所にぽつりぽつりと出ています。 花は直径約2センチ、白い花びらに小さな赤い点が葯です。 長野の和田峠からついた名です。 (2006.3.23 追加) |
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オカオグルマ(キク科) 4月 町田市 田の畔、日当たりの良い草地に生えています。 近くで見ると、葉や茎には白い毛が密生して全体に白緑色に見えます。 (2006.3.23 追加) |
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チゴユリ(ユリ科) 4月 稲城市 落葉樹の林の中に生えます。 小さな白い花は下を向き、株全体がうつむき加減で、なんとなく寂しげに見えます。 名の由来は、この姿を小さく可愛いらしい稚児にたとえたものです。 (2006.3.23 追加) |
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ハルジオン (キク科) 4月撮影 町田市 日本中どこでも見られる北米原産の帰化植物です。 人々はこの花を身近に、しばしば見ているのにほとんど関心を示しません。 むしろ、その繁殖力の旺盛さに辟易していると言ったところでしょうか しかしよく見てください、この美しさ。 (2005.5.11追加) |
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ミミガタテンナンショウ (サトイモ科) 4月撮影 八王子市 まだ緑の少ない林の中で、若い株を見つけました。 ウラシマソウ、マムシグサなどと同じ仲間ですが、お世辞にも美しいとは いえません。 |
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ヒトリシズカ (センリョウ科) 4月撮影 川崎市 明るい林の中などに生えます。草丈は10〜15センチ位で、 花穂を包んでいた葉が開くと白い花が顔を出します。 花は先端にかたまって穂状に付きますが、花弁もガクもありません。 花の名は静御前に例えてつけられたものです。 |
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ハンショウヅル (キンポウゲ科) 5月撮影 川崎市 林縁などで、他の木やササに巻きついてのびるツル植物です。 花が半鐘の形に似ているので、この名前が付けられました。 ただし、美しい赤色の部分は、花弁ではなくガクです。 |
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サイハイラン (ラン科) 5月撮影 町田市 林の中に自生するランです。冬の林の中、落葉の敷きつめられた林床に 緑の葉をみせていますが、花の時期になると葉は枯れてしまいます。 花名は、昔の武将が手に持った采配に花の形が似ているのでついたもの です。 |