ミズオトギリ(オトギリソウ科) 8月 八王子市 沼や湿地に生え、高さ30〜80センチ、葉には明点があります。 紅色のツボミが開き始めるのは午後3時ごろ、30分ほどで全開した花は約1センチ、わずかに紅色を帯びた小さな花です。 (2008.7.4追加) |
|
スズサイコ(ガガイモ科) 6月 町田市 日当たりの良い草地に生えますが、葉が似ているイネ科の草などに埋もれると、見つけるのに苦労します。 1センチほどの小さな黄緑色の、地味で目立たない花は、朝のうち開き日が昇ると閉じてしまいます。 アリが蜜を求めて花の周りを動きまわっていました。 (2008.7.4追加) |
|
チダケサシ(ユキノシタ科) 7月 町田市 キノコのチダケを持ち歩くのに、この茎を利用したことから、この名がついたといわれています。 今は緑一色になった、水田の続く谷戸の一隅、高さ60センチほどに伸びた茎の先に、薄紅色の小さな花を多数つけています。 (2008.7.4追加) |
|
ヌマトラノオ(サクラソウ科) 7月 町田市 多摩丘陵の湿地に比較的よく見られます。 高さ30〜60センチほどになり、地下茎を伸ばして増える多年草で、茎の先に多数の白い小さな花を房状につけます。 (2008.7.4追加) |
|
ムヨウラン(ラン科) 6月 町田市 木陰に生える無葉の菌根植物で、全体に黄褐色を帯び、花も同色でわずかに香気があります。 非常に稀なランで、めったに見られません。 (2006.6.9追加) |
|
アオテンマ(ラン科) 6月 多摩市 オニノヤガラの仲間ですが、こちらは葉緑素をもち、鱗片葉がまばらに付いた花茎や、つぼ状の花など全体に緑色を帯びます。 (2006.6.9追加) |
|
タシロラン(ラン科) 7月 多摩市 常緑広葉樹の林下に生え、しばしば群生します。 花茎に触れると、わずかな振動で、子房の裂け目から白煙のように種子が飛び出します。 (2006.6.9追加) |
|
ネジバナ(ラン科) 6月 町田市 日当たりの良い草地や芝生などに生え、高さ30センチくらいの茎に小さな淡紅色の花をらせん状につけます。 その一つ一つをルーペで見ると、美しいランの花です。 (2006.3.23追加) |
|
ギンリョウソウ(イチヤクソウ科) 6月 町田市 林下のやや湿り気のある腐葉土の中から生えていました。 全身白色で葉緑素が無いため、腐蝕した植物などから養分をとる腐生植物です。 高さは10センチ位と小さいので、カメラを地上すれすれに構えて撮影しています。 (2006.3.23追加) |
|
オオカモメヅル(ガガイモ科) 6月 多摩市 多年草のつる植物で、ササに絡み伸びています。 淡紫色で3ミリほどの小さな花は、葉柄の付根につき、葉に隠れて見つけにくいものです。 (2006.3.23追加) |
|
オニノヤガラ(ラン科) 6月 町田市 葉緑素のない腐生植物でクヌギの周りに毎年出ます。 上部に多数の花をつけて、真直ぐに伸びた花茎の姿から、鬼の矢柄にたとえてこの名が付いたといわれます。 (2006.3.23追加) |
|
ウメガサソウ(イチヤクソウ科) 6月 八王子市 頭上を木の葉が覆い、しかも北斜面で日の光はあまり射し込まない、そんな薄暗いところに生えています。 高さ10センチほどですが、常緑低木で、葉はテイカカズラに似ています。 (2006.3.23追加) |
|
イチヤクソウ(イチヤクソウ科) 6月 八王子市 常緑の多年草で、葉は根元に集まって付き、葉裏は紫色を帯びます。 薬用になったことから、一薬草の名がついたものです。 (2006.3.23追加) |
|
オオバギボウシ (ユリ科) 7月撮影 町田市 花茎が50センチ以上も伸びる大型の野草で遠目にもよく目立ちます。 蒸し暑い夏の日差しを浴び、全身汗びっしょりで歩いているとき、この花に 出会うとなぜか周囲の空気が涼しげに感じます。 (2005.5.11追加) |
|
ヤマノイモ (ヤマノイモ科) 8月撮影 町田市 小道の柵に沿って歩いていると、針金にまきついたつるに白い花茎が 配置よく並んでいました。 (2005.5.11追加) |
|
ウツボグサ (シソ科) 6月撮影 町田市 シソ科の特徴である茎が四角で葉は対生です。 日当たりの良い草地に生えます。 名前の由来は、花穂の形が矢を入れる道具の「うつぼ」に 似ているところからついたものです。 |
|
カキラン (ラン科) 6月撮影 町田市 緑の草地に色鮮やかな橙色の花は美しく、よく引き立ちます。 花の色が熟した柿の実に似ているのでこの名がついています。 |
|
ハマカキラン (ラン科) 6月撮影 多摩市 学校の、のり面に植えられた黒松の周辺に生えていました。 本来は海岸の黒松の下に生えるのですが、ここに植えられた黒松に 付いてきたのでしょうか。 |
|
マヤラン (ラン科) 7月撮影 町田市 頭上は木の葉に覆われ、木漏れ日がところどころを照らしている、 そんな林床に生えます。 腐生植物で腐蝕した木の葉などから養分を補給します。 |
|
ヤマユリ (ユリ科) 7月撮影 町田市 山野に自生し、古くは万葉集にも登場する日本特産の名花で、 大輪の花は芳香を漂わせます。 その美しさゆえに人々の目をひきつけ、また採掘されやすい ということにもなります。 |
|
キツネノカミソリ (ヒガンバナ科) 8月撮影 八王子市 林内から林縁さらに草原と比較的広い範囲に自生します。 細長い葉をカミソリにたとえ、その葉が夏になると消えてしまうので、 キツネにつままれたような気持ちを表したのではないでしょうか? 葉が枯れると花茎が伸びて美しい花を咲かせます。 |
|
クロムヨウラン (ラン科) 8月撮影 町田市 わずかに木もれ日のさす林内に自生する腐生植物です。 茎は硬くつやがあり滑らかで、色は黒く見えますがよく見ると暗紫色です。 花びらの先端は薄紫の色がついています。 |