モウカサメ心臓(モウカのほし)

    

まずはモウカサメの心臓から。左は刺身に作ったもの。現物は500gありました。けっこう高級品です。心臓を除いた肝臓胃袋腸その他を抜いた腹抜き状態からの歩留まりが0.4〜0.5%なので貴重品といえないことはないです。

中央写真の左にだらっと垂れているのは、正式にはわかりませんが、私は勝手に血袋とよんでいます。くちばしみたいに突き出ている部分もなんだかわかりませんが、ここが頭と心臓をむすんでいることから........やっぱりwakaranai.。だれか教えてください。恥ずかしいことに私は10年前までこの心臓が高く売れるなんて知らなかったものですから、ヒレを干す作業の合間にストーブで塩焼きなんかして皆で食べたりしてました。レバーのような食感ですが、ぜんぜん臭みがない。いくらでも食べられるという感じです。

Real Blackさんから、掲示板に情報をいただきました。(2005.5月23日)以下に一部を載せてみます。
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モウカの星の話で盛り上がっているようなので・・・。

http://www7a.biglobe.ne.jp/~tamukai/moukasame2.htm
の商品紹介では、「血袋」と「くちばしみたいに突き出している部分」という表現をされた構造がでてきますが、私としてはそれぞれ、「sinus venosus」と「ventral aorta」だと思います。
「sinus venosus」は、全身を回ってきた血が心臓に入る時に、心房の手前で一旦血を受け止める袋状の器官です。
日本訳はわかりませんが、「sinus」は「洞」といって、脈管の中でも袋状になった部分を意味し、「venosus」は自信ないですが、恐らく「静脈」の意味だと思います。

「ventral aorta」は、心臓から押し出された血液が鰓弓(人間でいう肺のような呼吸器官)に行く通り道の太い血管です。
心臓を取り出す前に、その先を追っていって、左右に枝を出しているようなら、その部分を指していると思います。
「ventral」は「腹側」、「aorta」は大動脈の意味です。
私のサイトでは「腹側大動脈」と訳して呼称しています。
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今real blackさんのサイトの循環器系頁を見ると、「血袋」はどうやら「心房」のようです。
また、1月22日気仙沼の活「部長さんと椛ォ利商店さんが当店を訪れてくれました。
そのとき、「血袋」の食べ方を教えてくれましたが、普通に刺身だそうです。
腹側大動脈のコリコリ、心室のもっちり、心房のブニャリの3つの食感を味わえるということになりますね。
2007.2.18記

「血袋」はフライパンで焼くと延々と水気がでてぶにょぶにょのままです。先っぽ部分はコリコリしていておいしい。これは焼くより刺身です。私はわさび醤油でたべてます。初めて食べる人は「なんだ?」と首をかしげてしまう不思議な味です。何回か食べると、はまります。青森では料理屋さんぐらいしかもっていきません。野辺地(遅れましたが、のへじと読みます)のスーパーの買い付けがもっていくことがありますけど、ほとんどの青森の魚やは無視します。

青森の観光ポスターに「七子八珍(ななこはっちん)」というものがあります。あとで詳しく紹介しますが、この中に「アブラツノサメ」として写真いりで紹介されているのがこの「モウカサメの心臓」なのです。このポスターのおかげで何度都会の方々のお問い合わせの電話を受けたことか。。。。青森コンベンションセンターとかいうところに間違いを丁寧に指摘したのにいまだに直しておりません。(他の部分は写真とか新しくしているのにですぞ) 週刊O 潮というところに載ったこともあるらしいです。

この心臓は、サメ水揚げ日本一の気仙沼ではごく普通に売られています。気仙沼では「モウカの星」と呼ばれています。。

と、その後手に入った(20尾買ったからありますわな)モウカの心臓をうちで作ってる鱈用の合わせ味噌にぶちこんでおきました。一個とりだして食べてみたら、うんうまい、「血袋」も適度にしまってよろしい感じです。そのままの刺身よりいけます。

 

こいつを今度は焼いてみます。

 

          タイ風チリソース             紅焼香鮫心           10日味噌漬けした心臓

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