アフリカンランプアイの繁殖
アフリカンランプアイは、めだかの仲間で飼育や繁殖は簡単です。
○水槽のサイズは30pから40p程度を用意する。
○他品種の魚は入れないこと。
○水流は緩やかにすること。(温度は25〜28℃程度にしています)
○タマゴを生み付けるための水草を入れること。いつもリシアを水面に浮かせています。
○産卵した卵を入れるための水槽。(小さな物で良い)
時期は涼しくなってきた秋から産卵しています。夏は暑さでへばっているため、産卵はしていませんでした。暑くなる頃まで産卵を続けます。
産卵した卵は見つけにくいのですが、小さな魚体サイズにしては大きい方だと思います。
産卵した卵をつつくことは有りますが、リシアの量が十分あればあわてて取り出すことも有りません。プラスチックのピンセットなどで卵の付いたリシアごと別に用意した水槽に移してください。下に落ちた卵は大きめのスポイトで吸い取ってください。100円ショップのダイソーなどで売っている吸い口の大きいスポイトが便利です。
卵は孵化するまで数日かかります。稚魚が泳いでいるのを確認できたら餌を少しずつ与えます。餌は熱帯魚用のフレークをすりつぶして粉状にしたものを与えています。
餌を十分食べられるようになった個体は他の稚魚に比べて明らかにサイズが異なってきますので孵化仕立ての稚魚がつつかれないように別の水槽に移した方が無難です。
通常の餌が食べられるサイズに成れば親と同居させても大丈夫です。
アフリカンランプアイは一見地味な魚ですが、夜間の暗い部屋で照明を当てるとブルーの目が光ってとても綺麗です。ぜひ繁殖させて沢山泳いでいる所を鑑賞してください。