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平成21年度総会を開催する

平成22年6月27日午後1時から、高浜公民館において、多数の会員の皆様にご参集頂き、平成21年度総会を開催することができました。議事は、平成21年度事業報告、〃収支決算報告、〃監査報告、平成22年度事業計画、〃収支予算等の報告を行い、すべて承認されました。特に、今年度において実施した種田山頭火さんの句碑建立についての会計報告を行いましたが、130万円余りのご寄付を頂いたことに対し、大変感謝いたします。後、別紙のとおり会則の一部改正、平成22年度役員の承認を受けて終了しました。

松山市市制120周年記念表彰を受ける

 1909年2月14日に行われた記念式典において下の表彰状を授与されました。これは当会役員を始め会員の皆様の活動の結果であり深く感謝致します。

松山市市制120周年記念表彰状

松山市市民活動推進表彰を受ける

 去る平成20年9月7日、まつやまNPOまつり開催中に、松山市男女参画推進センタ−において、松山市長より主題の表彰状と記念品の贈呈を受けました。

松山市長より表彰の状況スナップ

「タ−ナ−島を守る会」総会を開催

 去る平成20年9月7日13時から、高浜公民館において総会を開催し議案の審議を行いました。議案の審議項目は次のとおりです。

1)平成16−19年度 活動報告

2)     〃      収支決算報告

3)     〃      会計監査報告

4)平成20年度活動方針

5)役員改選

6)その他

総会のスナップ

我がタ−ナ−島が、国の登録記念物に

                              文化審議会が文科相に答申

 国の文化審議会(阿刀田高会長)は本年11月17日広島市の「平和記念公園」を名勝に指定するなど史跡6件、名勝6件、天然記念物1件の計13件の指定を伊吹文明文部科学相に答申した。また、下記の通り名勝地関係8件他1件を登録記念物にするよう答申した。

○登録記念物(名勝地関係)▽厳華園(栃木県足利市)▽山下公園(横浜市)▽日本大通り(〃)▽横浜公園(〃)▽坪川氏庭園(福井県坂井市)▽小河氏庭園(兵庫県三木市)▽四十島=タ−ナ−島(松山市)▽大濠公園(福岡市)


上記の通り、中四国では本島が初めてとなる。

登録記念物の登録までのフロ−

文科審議会が文科相に答申→文化財登録原簿に登録・官報告示、通知→登録(年度末までに登録される)

史跡等・登録記念物保存整備費国庫補助要項抜粋

1.趣旨
  文化財保護法第132条の規定により登録された登録記念物の保存と活用を図る
ためその整備等の設計管理等を行うために必要な経費について、国が補助 を行う。

2.補助事業者
 所有者もしくは管理を行う地方公共団体その他の法人。
3.補助対象事業
登録記念物保存整備事業
 (1)設計監理
   登録記念物の復旧(保存修理)、整備環境等に必要な工事に係る設計監理
 (2)保存施設
   登録記念物の管理に必要な標識、説明板、境界標、囲い及びその他の施設の設置工事
4.補助金の額
   補助金の額は特別のものを除き補助対象経費の2分の1とする。

松山市議会 平成18年12月議会において雲峰広行議員(高浜地区在住)の質問とそれに対する松山市{坂の上の雲まちづくり担当部長}の答弁の紹介(資料提供:雲峰広行議員)
○質問の要旨
  四十島(タ−ナ−島)の登録記念物としての活用と保全について
  (1)まちづくりの観点から四十島(タ−ナ−島)とナマコ山の活用について
  (2)四十島(タ−ナ−島)を浸食から守ることについて
○質問の内容
 (前略)そこでお伺いする1点目は、まちづくりの観点からのタ−ナ−島とその対岸の 高台通称ナマコ山の活用方策についてであります。
平成16年3月本議会に於いて、当会派、八木議員の質問に答え、中村市長より「タ−ナ−島を三津、梅津寺サブセンタ−ゾ−ンの有効な資源として取り上げ、今後、動線誘導や活用策などについて検討してまいりたいと考えております。」とありましたが、その後本市の所有となり、今回登録記念物に登録されることを踏まえ、先ず、動線誘導はどのようになりますか。
 更に今後、どのようにこのタ−ナ−島を、まちづくりに活かしていくお考えなのか、お伺い致します。
 また、島そののみならず、対岸には、タ−ナ−島が一望でき、瀬戸の景観の大変素晴らしいナマコ山があることから、ここに多くの市民に来て頂き、またくつろいで頂きたいと思うのでありますが、これについての理事者のご所見を、お伺い致します。
 そして2点目として、このタ−ナ−島は、長年の波や風雨に依り、浸食が進んでおります。100年後には、海に沈むかもしれないと、私も会員である地元の「タ−ナ−島を守る会」では、発足当初から危惧しております。
 今回の登録に依って、本市に島の保存活用の責務が生じることになりました。
 そこでタ−ナ−島の保存について、浸食から島を護るための、調査、工法の検討、対策工事などについて、更に活用のための保存施設の設置について、どのように対処するお考えなのか、お伺い致します。
○松山市{坂の上の雲まちづくり担当部長}の答弁内容
 雲峰議員に、四十島(タ−ナ−島)の登録記念物としての活用と保全についてお答えいたします。
 先ず1点目の、まちづくりの観点から、タ−ナ−島となまこ山の活用についてでありますが本市の目指すまちづくりは、市民自らが地域を再評価し、地域固有の資源を引き出し活用して個性豊かなまちづくりを進めていくもので、現在、市民のまちづくりへの参加意欲を促進するための体制づくりや、まちづくり団体の育成支援を行い、市民による自発的なまちづくり活動の促進を図っております。
 そこで動線誘導としては、官民の役割分担の中で、今年度事業として、案内サイン板3カ所の設置と伊予鉄高浜駅前に地図情報を盛り込んだ地図案内板1箇所を新たに設置するほか、松山観光港構内に「松山インフォメ−ション」を設置し、歓光客はもとより市民に対しても有効なまち情報とともに道案内を提供したいと考えております。お尋ねのタ−ナ−島やなまこ山のまちづくりへの活用につきましては、現在地元の市民団体である「タ−ナ−島を守る会」が主体となって活動しております「タ−ナ−島を軸とする潮騒文化の再生」を、平成16年度より「坂の上の雲」を軸としたまちづくり調査事業として位置づけ、支援をしているところでございます。
 今年度「タ−ナ−島を守る会」は、なまこ山をはじめとするタ−ナ−島を望むエリヤの草刈清掃を実施するなど、その周辺の眺望地整備や、タ−ナ−島・中島地区を巡るクル−ジングを実施しており、参加者からも「クル−ジングでは、瀬戸内の多島美を鑑賞できた」など好評を博しているところであります。
 また、タ−ナ−島は、小説「坊っちゃん」に描かれた観光スポットとして全国に知られ、景観上も重要な場所であることから、これまでの観光PRに加え鹿島や中島及び釣島(つるしま)を含めた、「島」「海」という新たな魅力作りでの活用について、このモデル調査の成果を踏まえ、今後、民間の観光事業者とも連携しながら取り組んで参りたいと考えております。
 つぎに2点目の、タ−ナ−島を浸食から守ることについてでありますが、このタ−ナ−島は、風化の進んだ大小3つの連なった花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん)で形成される島で、自然公園法施工規則で定められた第一種特別地域内に位置しており、登録記念物制度における事前の届出制をはじめ、周辺海域の潮流の問題等を抱えていることから、効果的な保存方法や保存施設の設置等について、今後、文化庁をはじめ、関係機関等と協議をしながら、貴重な名勝地として、適切な保存管理を研究して参りたいと考えております。 

速報
愛媛経済同友会から第42回定期総会において団体表彰を受ける

2007/4/27、愛媛経済同友会第42回定期総会において「美しい町づくり賞」の都市緑化・景観部門で団体表彰を受けました。

表彰理由は次の通り
四十島(タ−ナ−島)は風致景観に優れ、文芸作品にも登場する名勝地であり、松山のシンボル・観光資源のひとつである。島に亭々と茂っていた松は、30年前松食い虫で絶滅したが、高浜小学校の教員が松を植え、世話をし続けた結果、松の緑が復活した。タ−ナ−島を守る会は、これを支援しようと平成14年に発足、会員は200名を越えている。活動内容は、四十島対岸の眺望地の草刈り清掃、白石の鼻から梅津寺・港山に至る海岸の清掃、太山寺へんろ道の草刈りなど、地区の環境整備・環境美化に取り組む一方、地区遺跡・史跡の所在を明らかにした「高浜歴史文化マップ(ガイドマップ)」
を発行して、ウオ−キングをこれまでに5回実施した。また、島巡りのクル−ジングも3回行うなど、地区外からも人集めを行い、地区の活性化・まちおこしに努力している。
結成:平成14年・構成人員:約200名・活動範囲:高浜・梅津寺・太山寺地区 周辺・活動回数:2回/月

表彰当日のスナップは下の写真の通りです。

左の写真は表彰のスナップ、右は受賞に対する会長のお礼の言葉

左の写真は表彰状、右は副賞