あああ、もう嫌になったんですよ。
あんたに気を使うのも、機嫌を伺う自分も。
なにもかもがばからしくなったんだ。なんてばからしいんだ。
あんたなんかきらいだ。 きらいだ。きらいだ。きらいだ。
すきですきでどうしたらきにいられるかわからなくて、
かおいろをぬすみみてきらわれたくなくて、
あんたがよろこぶだろう、うれしがるだろう、
あんたがすきになるのはどんなにんげんだなんてしんけんにかんがえて、
あんたがはんだんきじゅんだ。せかいのちゅうしんがあんただ。せかいすべてがあんたでそめあげられて
あんたがえがおでこっちをみることだけをゆめみて、それだけがのぞみで
それだけをのぞんで、
じぶんはどこにいった。
あんたがいなきゃなにもないんですよ、あんただけがあんたさえあんたが。
こわいんですよ、あんたにきらわれるのがこわいんです。そっぽむかれたらせかいからみすてられるんです。
くるってますか。そうですか。
ならばあんたはせきにんをとって好きになってくれるべきだ。
2004/10/31
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