Macintosh Quadra840 G3
Quadraシリーズ、そして68kMac最強・最後のモデルです。


私の一番好きな永遠のミニタワー筐体、そして「Quadra」

ある日、秋葉原の露店でジャンクの840AVを発見。
動くかは不明でしたが筐体の状態は非常に良く、
かなり前のマシンなのにフロントベゼルの焼けも
殆どありませんでした。

・・・とても欲しいけど、・・一体これを持って帰って
何をしようというんだ?と自分に問いかけます。

・・MPUは68040の40だからLC630のクロックアップに
使えるなぁ。でも他には使いようがない・・・?

「そういえば、
840AVって電源スイッチがヘンナとこにあるから
NitroやColdFusionを入れるとなると、
別の場所に穴を開けないと使えないなあ」

「でも、もしかしてGossamerなら
電源スイッチとLogicBordが別体だから、見た目にも
Normalそっくりの840AVができるのでは
ないだろうか・・」

この漠然とした妄想が、Quadra840G3制作の発端でした。

「それに、GossamerはCycloneより小さいから筐体にも
余裕があるし、あわよくば増設ベイなど増やせるかも・・」
などと安直に考えたのでした。

やっぱり私はミニタワーMacをいつまでもMainで
使っていきたいですので、今後の使用を考えると
IDEインターフェースとSDRAM、PCIバスは必須!

現在、三つのPCIBUSスロットにはATA66カード、
Xclaim128(ビデオカード)、USBカードが増設されて
空きがありません(^^;

そして遂に待望のPowerForceG3/800/512k/800を導入。
我が家のMacの中ではクロックだけはトップに躍り出ました。

私がQuadraでこなす作業としては、パワーはこの位あれば
大丈夫。

あと欲しいのは、100BaseのEthernetとFireWireですね。
しかしPCIBUSの空きはなく・・・・

予算があれば、USBカードをUSB/FireWire/100BaseLANの
カードに差し替えたいところですねー。
-現在のスペック-
LogicBord・Gossamer Rev.1
CPU・PowerPC750FX/800MHZ/L2 512k/800MHZ
(PowerLogix PowerForceG3 800)
RAM・768MB(PC133CL3 256MBX3)
OnbordVRAM・6MB
VIDEO card・XclaimVR128(VRAM・16MB)
ATA card・UBH-AT6(UltraDMA66)
USB card・PCI 1045
HDD・40GB(IBM IC35L040AVER07・7200rpm)
+80GB(IBM IC35L080AVVA07・7200rpm)
CDRW・8X/4X/32X(Panasonic CW-7586B)
電源ユニット・出力300W(ATX2.03改)

-EXternal-
Printer・Canon PIXUS 950i(USB)
USB HUB(4port)
FlatBedScanner・ Microtek ScanMaker X6(SCSI)
Film Scanner・MINOLTA DimageScanDual(SCSI)
230MB MO Drive・OLYMPUS MOS-331(SCSI)
CD-R/RW Drive・RICOH MP7040S(SCSI)

AppleDesktopBus Mouse II(ADB)
Apple Keybord II(ASCII・ADB)
Wacom ArtPad II(ADB)

Monitor・SONY GDM19PS(5BNC)


Quadra840G3-その内部-
カバーを外しても、左からみると8500にそっくり。
(1)電源の製作
Quadra840AVの電源ケースを使用して
ATX電源をミニタワーに搭載します。
(2)筐体の加工
Gossamer Logicbordをミニタワー筐体に
搭載するための、各部加工。
(3)リアパネルの加工
PowerMac8500のリアパネルを加工して
GossamerのI/Oポートに合わせるです。
(4)各パーツの制作
電源スイッチやLogicbord等のマウンタを造ります。
(6)CD-RWドライブ内蔵
内蔵ドライブなのでCDブート可能な機種を選択しました。
(7)最終組立て
いよいよ最終段階。もう大変(爆)
(8)パーツ・リスト
このマシンの制作に使用したパーツ、工具類のリストです。
初の増設、ATAカード+80G HDD
ハードディスクを追加増設するためにATAカードを投入。
Xclaim128とUSBカード増設
遂にモダン・インターフェース増設!
これでやっと現代のマシンに追いつきます。
・・と思ったけど、周りはもはやFireWireだよ・・とほほ。
PowerForceG3/800MHZ
いよいよ最終形態へ。PowerPC750FX800MHZ投入です。


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<CAUTION>
改造、増設は個人の責任において行って下さい。
自信のない方は無理にやらないでね。

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