平方根
>0のとき、 正の数
の平方根は
、−
のふたつある
別の言い方をすると、ある数を2乗して
(
>0) となる正の数を
と表す。その
を平方根という。
A<0のとき、負の数(−5)などの平方根は純虚数
のふたつがある
参考:![]()
![]()
ちなみに
=0である
<基本性質>
A≧0のとき
=A 、
≧A 、
≧0
= A (A≧0のとき)
−A (A<0のとき)
または、
=|A| としてもよい
*
のときに必ずこの式を使う!後でそのわけを説明します。
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覚書
≒1.41421356
ヒトヨヒトヨニヒトミゴロ
≒ 1.7320508 ヒトナミニオゴレヤ
≒ 2.2360679 フジサンロクオームナク
≒ 2.6457513 ナニムシイナイ
これは、
があてはまる
について
のような√の外側で2乗ではなく、√の中が2乗の形の場合のやりかたです。
とは、
=
つまり、(−)×(−)=(+)だから
の中の負の符号は消える。
よって、
にすぐ直そう。
ところで、√の中が文字のとき。つまり
のような数字ではなく、
の
ような文字のときに、
=−3などのように負であるかもしれない。文字の符号がないからと、うっかり
=
としたら自爆である。
この間違った式は2乗しているにもかかわらず、
=−3と負をはじき出してしまう。
の値は負であるかもしれないことに注意して。文字のとき、絶対値を使用することにより、このようなうっかりミスを防止できる。絶対値は符号の操作で必ず正の数をはじき返す。絶対値|−3|=−(−3)=3のように−1を掛けて正にする。負を2乗すると必ず正になるのでそれは、絶対値と通ずる。下記の式では√の中が数字でも文字でも使える。
(
>0)
(
<0) (≧∇≦)b
例題
は負かもしれない。したがって正負の場合分けをする。
=
(=正の数) (
<0のとき)
(=正の数) (
>0のとき)
例題(
>0), (
<0)のばあい、文字の正負がわかっているから、場合分けしなくてよいね。
としても間違いだね。(´-ω-`)
(
>0), (
<0)
例題 (1)
(2)
(3)![]()
(4)
(5)
(6)![]()
(7)
の正負がわからないので場合分けする
<0のとき−|
|=−1・−
=![]()
≧0のとき−|
|=−1・
=−![]()
(8)
下の問題でこの式を使ってるから、場合分けの仕方は下を参考にする
(9)
・・・・@
ア:
≧2のとき |
|=
、|
−2|=
−2
よって@は
(
−2+1)=![]()
イ:0≦
<2のとき |
|=
、|
−2|=−(
−2)=−
+2
よって@
(−
+2+1)=−![]()
ウ:
<0のとき |
|=−
、|
−2|=−(
−2)=−
+2
よって@は −
(−
+2+1)=![]()
解:
≧2のとき ![]()
0≦
<2のとき −![]()
<0のとき ![]()
<分母の有理化> 分母の平方根は有理化しましょう
![]()
とか
も忘れないで。
例1 ![]()
例2 
例3 

以下の例題2個は解き方に注意が必要だと思うので載せてみた。
例4
とおく。
だから、

例5 
<2重根号>
a>0、b>0のとき
補足:
(
>0)なので、
=
だからだよ
補足:
なのはわかるよね?
例1![]()
例2![]()
例3 ![]()
POINT:
としないように!
より、
よって、
の形にする。
例4 ![]()
例5
忘れず有理化しましょう。
≧≦ ウヒャ〜
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