雑録2007.1.11 干支(えと) 
 

「明治神宮お早う体操会」により、明治神宮の宝物殿前では、毎朝ラジオ体操が行われている。

今年の元日の日は、30人ばかりが6時半前に集まり、日の出前の薄暗い中で、放送にあわせてラジオ体操をする。そして記念の集合写真を撮り、そのあと銘々でお参りをした。

三が日で300万人以上参拝者が集まるという明治神宮も、私たちがお参りした7時半ごろは、臨時のおさい銭場所が設けられている外拝殿には、規制なく入場できる。外拝殿前の人出も、七五三などの行事並みか、それ以下である。心ゆくまで参拝ができ、そして投げ入れられているおさい銭を、ゆっくりと観察できるゆとりもある。以前、正月二日の昼過ぎに、友人たちとお参りしたが、外拝殿に入るまでに、1時間以上並ばされたことが嘘のようである。

 

昨年、元日のラジオ体操のあとに始めて参拝したが、このときも今年と同様に、こんなに少ないの、と思うほどの人出であった。帰りがけに、一緒に参拝した人が、破魔矢などが置かれている売店で、土製の“犬のえと鈴”を買っている。毎年買い続けて、あと何匹かで十二支の動物が全部そろうという。私も買ってみたが、小さいがなかなか品の良い置物である。妻が玄関の棚の上に、昨年中、飾ってくれた。

 

今年も、“猪のえと鈴”を買ってきた。これも犬と交代して、棚の上に飾ってある。これで正月の楽しみが増えた。あと10回正月を迎えれば、十二支の動物が全部そろう。その時、私は70歳を超えている。なにごともなく12個そろえられるか不明であるが。

 
“雑録にもどる” 

トップページにもどる