雑録2009.8.21 インフルエンザ
 

メキシコや米国で発生した豚インフルエンザの人への大量感染を受け、世界保健機関(WHO)は、427日、ウイルスが人から人への感染力を十分に得た段階を意味する警戒水準フェーズ4に引き上げた。これは新型インフルエンザの発生を認定したことになるという。さらに612日、新型インフルエンザの警戒水準を、最高水準であるフェーズ6の世界的大流行(パンデミック)に引き上げた。

国立感染研究所感染症情報センターのホームページには、国内外の感染者の発生状況が随時更新されている。世界ではWHO発表の報告数として0986日現在177,457人(1,462)、日本国内では厚労省確認の報告数として09724日現在4,986人(0の感染者数と死亡者数( )が載せられている。国内での一時の混乱は納まったが、流行の拡大が続いていることが懸念(けねん)される。

《※日本国内の報告数は、「厚生労働省新型インフルエンザ対策本部事務局による情報収集方法が変更になったため、725日以降更新はありません」のメッセージが出ている》

 

以前、香港でインフルエンザウイルス防止のため、信じられない数のニワトリを殺処分したと報じられたことがある。当時、何でそんなことをする必要があるのだろうかと、疑問に感じたものである。その後、日本でもインフルエンザウイルスに感染した鶏舎のニワトリを、すべて殺処分している報道が続いた。

インフルエンザは、毎年流行を繰り返すおなじみの病気である。の感じているインフルエンザと実際に行われていることの落差がありすぎ、インフルエンザとはどういう病気なのか、あらためて知りたいと思い本を開いてみた。

 

前述の香港での殺処分の状況は、次のようなものであった。

199712月、香港で強毒性(高病原性)A/H5N1型鳥インフルエンザウイルスが突然出現した。毎日、数千、数万羽のニワトリが死んで、人にも感染し、18人の感染者と6人の死者を出した。致死率は33%で、重症患者では、通常のインフルエンザ症状に加えて、深刻な肺炎や多臓器不全が生じた。

この事態について、国立感染症研究所研究員・岡田春恵編著『強毒性新型インフルエンザの脅威』のなかで次のように述べている。

 

<<この流行は、ウイルス専門家に大きな衝撃を与えました。われわれも、当時、研究室でその報告を聞き、「そんなことがあるのだろうか。恐ろしいことだ」と顔色を変えました。それまで、鳥インフルエンザ・ウイルスが直接人に感染することはないと考えられてきたからです。鳥インフルエンザが人に直接感染し、しかもニワトリやシチメンチョウに致死的な感染をもたらす強毒性のインフルエンザ・ウイルスが、そのまま人にも感染し、高い致死率を伴う重症患者を引き起こしたことに驚愕(きょうがく)と恐怖を覚えたものです。>>

 

この状況に対し、香港特別行政府は、鳥の間での流行を食い止め、人への感染を阻止するため、3日間で140万羽のニワトリと家禽(かきん)を香港市内で殺処分し、どうにか新型インフルエンザの出現を未然に防いだという。この香港の対応を世界保健機関(WHO)は非常に高く評価している。この時、香港特別行政府で指揮をとったのが、マーガレット・チャン博士である。現在、WHO事務局長に就任し、今回の新型インフルエンザに対してもその手腕が期待されている。

ちなみに、第一次世界大戦末期の1918年に流行した「スペイン風邪」では、世界で4000万人以上(一説には1億人)の人が死亡した。この「スペイン風邪」は弱毒性(低病原性)であり、致死率は2%前後であったとされる。

 

風邪とインフルエンザ

風邪とは呼吸器疾患(しっかん)の総称であり、ウイルスや細菌などによって引き起こされる。ウイルスとしては、風邪の半分を占めるライノウイルス、その他にアデノウイルス、コロナウイルス、細菌では肺炎球菌、レンサ球菌などの病原体があり、またインフルエンザウイルスによる疾患(しっかん)も風邪と呼ばれていた。このため、20世紀中の、インフルエンザウイルスによる3回の世界的大流行(パンデミック)・・1918年の「スペイン風邪(4000万人死亡)」、1957年の「アジア風邪(200万人死亡)」、1968年の「香港風邪(100万人死亡)」・・のように“風邪”の名称が付けられていた。しかし、インフルエンザはその症状の重さ、感染力の強さから、ほかの病原体による風邪とは区別する意味で、“風邪”という言葉をやめて、単に“インフルエンザ”の疾患名で呼ばれるようになっている。なお、英語でも、風邪はcold、インフルエンザはfluと明確に区別しているという。

毎年、冬を中心にはやるインフルエンザは「季節性のインフルエンザ」と呼ばれる。季節性のインフルエンザは、(のど)などの上気道を中心にした感染症で、致死率は0.1%以下。亡くなる年齢層も高齢者やゼンソク・糖尿病・腎臓病などの基礎疾患を持つハイリスクグループに限られている。その季節性インフルエンザについても、岡田春恵著Xデーにそなえる新型インフルエンザ完全対策ブック』の中で次のように記している。

<<季節性インフルエンザは、一般に「毎年流行するよくある病気」と思われがちですが、実は毎年、日本国内だけでも年間一千万人前後の発症者、1万〜3万人もの犠牲者を出し続けている恐ろしい病です。毎年流行し、国内だけでも万単位の犠牲者を出し続けている感染症注1は、インフルエンザ以外にないのです。季節性インフルエンザであっても、(あなど)ってはいけないのです。>>

風邪とインフルエンザの症状の違い

 

風邪

インフルエンザ

症状の出始める場所

局所(鼻・のど)

全身

進み方

ゆるやか

急激

発熱

3738℃未満

38℃以上の高熱

主な体調

くしゃみ、鼻水・鼻づまり、のどの痛みなど

足腰や関節に強い痛み、悪寒など

治るまで

一定ではない

710日くらい(熱が下がってから二日間は学校の出席は停止)

岡部信彦著『かぜとインフルエンザ』から抜粋

1感染症:1887年(明治20)に制定された「伝染病予防法」が廃止され、1998年(平成10)、「伝染病予防法」が他の予防法と合わせる形で「感染症の予防および感染症の患者にたいする医療に関する法律」(感染症法)に改訂され制定された。このとき「伝染病」という言葉も「感染症」に言い換えられた。インフルエンザもこの「感染症法」での対象疾患である。1は引用者追記



細菌とウイルス

風邪を引き起こす病原菌には、細菌やウイルスなどがある。細菌とウイルスはどのように違うのだろう?

まず大きさである。ウイルスは10から300ノナメートル(1ノナメートルは百万分の1ミリメートル)で、細菌の数十から数百分の一の大きさである。これは電子顕微鏡でしか見えない大きさである。

次に、増殖の仕方である。細菌は細胞をもつ生物である。増殖するために必要な情報(遺伝子)をすべて持っており、自分で増殖する能力をもっている。これに対し、ウイルスは細胞がなく、タンパク質の外壁と内部に核酸(DNARNA、つまり遺伝子)を持った単なる構造体で、生物学上は非生物だとされている。自分で増殖する能力はなく、人や動物の体内に入り込み、その細胞の機能を利用することによってのみ増殖する。

人間に病気を起こす細菌は、人間の体の中に入り、その人間の細胞に取り付き、その細胞の栄養を吸い取って、細菌自体が分裂しながら増殖していく。代わりに毒素を出してその細胞を殺してしまう。

一方、ウイルスが人間の体に入ると、人間の細胞の中に入り込み、その細胞の機能を借用してタンパク質やエネルギーをつくり、ウイルス自身を短時間に大量に複製する。ウイルスが侵入した宿主細胞は、ほとんどの場合、本来、自分自身のために備えているこれらの機能をウイルスに乗っ取られ、その結果、死滅する。そして細胞の中から大量のウイルスが飛び出し、ほかの細胞に入り込む。これを繰り返してウイルスは増殖していく。

細菌は、感染させた人や動物の細胞に頼らず自ら増えていくので、その増殖を抑えるには、抗生物質のように、細菌の細胞だけを攻撃する薬を開発することができる。

これに比べて、ウイルスそれ自体を殺す治療薬はない。ウイルスの増殖を抑えようとすると、そのウイルスが入っている細胞にも副作用ができてしまうからだ。ウイルス感染症に対する効果的な薬ができにくいのは、ウイルスのこうした特性にも原因があるという。

人間には、外来異物(細菌、ウイルス、タンパク質など)に対して、その侵入を防ぐ免疫機能がある。

1790年代、イギリスのエドワード・ジェンナーが、人には毒性の弱い牛痘(ぎゅうとう)にかかった人の水泡からとった(うみ)を、人に接種し天然痘の予防に成功した。ワクチンによる予防接種である。感染症の原因となる細菌、ウイルス、あるいは細菌の産生する毒素の力を弱めた薬液(ワクチン)を接種する。すると体内にその病原体に対する抗体ができる。のちに侵入してきた病原体にたいし、事前にそなえた抗体が攻撃し、発症を防いだり軽くしたりする。人類は、ワクチンを接種することにより、多くの感染症を克服してきた。しかし、インフルエンザウイルスは、変異を常に起こすため、毎年、変異したウイルスに合わせたワクチンの予防接種が必要となる。

 

インフルエンザウイルス

インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3種類がある。それぞれの特徴を表にした。

種類

A

B

C

感染する動物

ヒト、トリ、ブタなど人獣共通

ヒトのみ

ヒトのみ

 

流行

毎年流行するほか、世界的大流行(新型インフルエンザ)をおこす

散発的に小流行をくりかえす。

単発的な大流行となることはない

分類

144種の亜型(サブタイプ)が存在する

亜型は存在しないが、2系統に分かれる

亜型は存在しない

 

変異

非常に変異しやすい。突発的変異により新型インフルエンザとして現れる

A型にくらべ変異は少ない

変異しにくい

 

その他

細菌感染症による肺炎を起こすことが多く高齢者の死亡率が高い

A型ほどではないが、重い合併症を起こすこともある

ほとんどの人が乳幼児期に感染し、生涯続く免疫を得る


表に示しているように、A型ウイルスが毎年の流行を繰り返し、新型インフルエンザとして現れ、世界的大流行(パンデミック)を起こすなど影響が大きい。ここで影響の大きいA型ウイルスについて記してみる。

A型ウイルスの表面には、栗のイガのようにたくさんの突起が出ている。この突起は二種類あり、ヘマグルチニン(HA)とノイラミニダーゼ(NA)と呼ばれる。HA(ヘマグルチニン)は、感染しようとする細胞に結合し、ウイルスを細胞の中に侵入させる役割をする。NA(ノイラミニダーゼ)は、細胞から出るときに、感染した細胞とHAの結合を切って、複製されたウイルスを細胞から放出させる役割を持つ。現在HA16種類(H1H16)、NA9種類(N1N9)が知られており、掛けわせて16×9144種類の組み合わせがある。この分類を亜型と呼ぶ。例えばH3N2の組み合わせをA/H3N2と表示し、これはH3N2を抗原とするA型ウイルスの亜型である。

A型インフルエンザウイルスの宿主は、カモや豚・アヒル・クジラなど多岐にわたる。この中でもカモは、A型インフルエンザの連鎖の中心に位置され、全種類(144種類)のウイルスを腸管に持っており、カモを殺すことなく共存している。その渡り鳥であるカモからの鳥インフルエンザが、家禽(かきん)・家畜・人へ感染する。

ウイルスが別の宿主の細胞に感染するには、細胞の中に侵入させる役割をするウイルスの突起物HA(ヘマグルチニン)の構造(鍵に相当)と、標的となる宿主の細胞表面にあるウイルス受容体(鍵穴に相当)との相性、ウイルス増殖に使われる宿主の細胞内の機能との相性などに問題がある。これらの違いのため、鳥インフルエンザウイルスが、直接人には感染しにくいと考えられている。実験などで無理に感染させても、ウイルスの増殖効率は非常に悪いという。しかし、ウイルスにとって、この宿主間の垣根はそれほど高いものではなく、絶対的なものではない。

 

インフルエンザウイルスは、通常はマイナーチェンジだけの変異(連続抗原変異)が、数十年に一度、フルモデルチェンジの変異(不連続抗原変異)を起こすことがある。たとえば今まで鳥だけに感染していた鳥インフルエンザウイルスが、このフルモデルチェンジの変異で人に感染するようになり、さらに人から人に効率よく感染するように変化し、新型インフルエンザウイルスとなる。

鳥インフルエンザウイルスが新型インフルエンザウイルスに変異するのに、現在、三つの経路が想定されている。

1.鳥と人の両方のインフルエンザウイルスが、両方のウイルスに感染しやすいブタに同時に感染し、体内で交雑が起こり、新型インフルエンザウイルスが出現する。

2.鳥と人の両方のインフルエンザウイルスが、人の体内で交雑し、新型インフルエンザが出現する。

3.人の体内で、鳥のウイルスが人型に変異し、新型インフルエンザが出現する。

 

なお、A型インフルエンザの亜型144種のうち、今までに、人の間で新型インフルエンザとして世界的大流行(パンデミック)を起こした亜型(のちに季節性インフルエンザとなる)、人に感染したと報告されている亜型は、次の6種類である。

世界的大流行(パンデミック)を引き起こしたA/H1N1(スペイン風邪)、A/H2N2(アジア風邪)、A/H3N2(香港風邪)の3種類と、人に感染したと報告されたA/H5N1(鳥インフルエンザが感染)、A/H7N7(鳥インフルエンザが感染)、A/H9N2(鳥インフルエンザが感染)の3種類である。

 

追 記

●今回、新型インフルエンザと認定された豚インフルエンザウイルスA/H1N1は、現在、季節性インフルエンザソ連型で流行を繰り返すA/H1N1とは、同じH1N1型でも大きく異なるウイルスである。そのため、私たちの体の中のソ連型A/H1N1型の基礎免疫は、このウイルスにはほとんど効かない。

《※厚労省のホームぺージには、「新型インフルエンザに関するQ&A」が掲載されている。それには

<<今回の新型インフルエンザは、その遺伝子が豚インフルエンザのものに似ていることから、確認当初は豚インフルエンザと呼ばれました。その後の研究で、今回のインフルエンザウイルスが豚インフルエンザウイルスの遺伝子のほかに、鳥インフルエンザウイルス及びヒトインフルエンザウイルスの遺伝子も持つことが確認されています。>>

と説明している》

 

●スペイン風邪を始め、過去の「新型」や、今回「新型」と認定された豚インフルエンザウイルスA/H1N1は、すべて弱毒型である。弱毒型ウイルスは、呼吸器など局所感染に留まる。しかし、頭書の「香港での強毒性(高病原性)A/H5N1型鳥インフルエンザウイルス」は、呼吸器だけではなく全身の臓器に感染する能力を獲得しているといわれる。もはや「インフルエンザ」という従来の概念を超えた疾患となる。

200677日現在で、強毒性A/H5N1型鳥インフルエンザは、中国、インドネシア、トルコなど10カ国で散発的に発症し、229名の感染者と131名の死者をWHOは確認している。


インフルエンザの致死率

季節性インフルエンザ

0.050.1

今回の新型インフルエンザ(A/H1N1

0.45

過去の新型インフルエンザ

0.32

鳥インフルエンザ(A/H5N1)(トリ→ヒト)

60

日本医師会市民公開講座「新型インフルエンザ(A/H1N1)の教訓〜感染拡大を防ぐ〜」の資料より

 

●国立感染研究所感染症情報センターのホームページ、「インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A」には、「パンデミックインフルエンザと通常の季節性インフルエンザの流行ではどのように違うか」が載せられている。以下の文章は、それからの抜粋である。

1.季節性インフルエンザ(以下季節性):毎年、冬季に流行
新型インフルエンザ(以下新型):季節は冬とは限らない

2.季節性:毎年ヒトの間で流行しているA/H1N1ウイルス、A/H3N2ウイルス、B型ウイルスは、ヒトに完全に適応して、共存に近い関係を保っており、基礎疾患の存在や高齢であることの要因なしには感染した人(宿主)の多くを死に至らしめるほどの高い病原性はありません。
新 型:過去、特に基礎疾患のない健常な若年成人を死に至らしめたことがある。

3.季節性:生まれてから一度もインフルエンザにかかったことの無い子どもを除いて、ほとんどの人がこれまでに暴露を受けており、基礎免疫をもっています。故に、シーズンにより増減はあるものの、毎年おおむね人口の1020%程度の罹患(りかん)者の発生があり、また、感染し症状が出たとしても、発熱は数日続くものの、多くの場合には何事もなく回復します。
新 型:新型インフルエンザが出現し、流行した場合、そのウイルスには世界中の誰もがこれまで遭遇したことはなく、したがって基礎免疫を持っている人はいません。そのために、世界中で莫大な罹患(りかん)者の発生と、それに伴って重症者や死亡者の増加もみられることが予想されます。

4.季節性:これまでの知識と経験によりワクチンが開発されており、流行前に

使用可能になっています。
新 型:(ワクチンは)実際にウイルスが出現してから製造にはいりますので、少なくともこれに六か月を要するために、早期には間に合わないと考えられています。

5.季節性:ウイルスが人の間で流行している間、感染して免疫を持つ人はどんどん増加していく一方、ウイルス側も、ヒトの免疫から逃れるために毎年少しずつその抗原性をかえて(連続変異)流行を続けますので、毎年その流行の様相は変化しますが、一定の範囲を大きく超えることはなく、医療資源の需要が供給量を超えて、医療が受けられなくなるというような事態にはなりません。
新 型:膨大な患者数が発生し、また医療従事者も罹患(りかん)することから、医療機関の許容量を超えてしまい、医療システムが破たんすることも起こりえます。

6.季節性:季節性インフルエンザでも、流行期には学校閉鎖が行われたり、罹患して仕事を休まなければならなかったりするような状況がありますが、経済全体に大きな影響をおよぼすことはありません。
新 型:その流行の規模が大きいため、長期の学校閉鎖になったり、旅行の制限が行われたり、集会と映画館などのたくさんヒトの集まる場所を閉鎖したりする可能性があり、企業の存続のみならず、世界的な経済への深刻な影響が懸念されます。

 

参 考

岡田春恵編「強毒性新型インフルエンザの脅威」藤原書店

岡田春恵著「Xデーにそなえる新型インフルエンザ完全対策ブック」朝日新聞出版

岡田晴恵著「新型インフルエンザ完全予防ハンドブック」幻冬舎

河岡義裕著「インフルエンザの危機」集英社新書

岡部信彦著「かぜとインフルエンザ」少年写真新聞社

根路銘国昭著「インフルエンザ大流行の謎」日本放送出版協会

国立感染研究所感染症情報センターホームページ:http://idsc.nih.go.jp/index-j.html

厚生労働省ホームページ:http://www.mhlw.go.jp/ 

その他




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