雑録2005.8.22 腰 痛
 

ここ2週間、時々襲う、アッ痛ッ、アッ痛ッ、の腰の痛みの中で過ごしていたのがやっと治まってきた。

腰痛が始まってから5日ほどして痛みも少なくなり、運動をかねて2時間ばかり家の周りを散歩しているうちに、腰のまわりが重くなりチクチク痛みだした。シャワーで汗を流しているときにヘソを見ると、位置が2〜3センチ右にずれている。背中を見てもらうと、腰椎の骨盤の根元が曲がっているという。近所にある整形外科に電話すると、昨日から一週間の盆休みに入っていた。この整形外科はリハビリテーション科を併設し、整体を専門にする先生も5人いる。前回の腰痛のとき初めて通院したが、整形外科医の指示により整体師が整体治療も行っている。私にとってはこのような診療所は初めてである。

今回は、以前治療してもらった、中国人が経営する中国式整体治療院に2日間通い、痛みがうすらいだ。

 

私の腰痛歴は25年くらいになる。思い返してみると、この間、大病院を含めて整形外科には6箇所、鍼・カイロプラクティックなどの整体治療院でも6箇所で、診断・治療を受けた。いやもっと多くの場所で診てもらっているかもしれない。

レントゲン検査では、椎骨間のクッションの役割をはたす椎間板が減っていると言われたこともあるし、椎間板は加齢による減少で、年相応のものだといわれたこともある。

 

25年くらい前、川崎に住んでいたときに初めて腰痛になった。日曜日であったため、病院は休診日であり、やむなく接骨医に診てもらった。腫れが引くまで手当てはできないといわれ、貼り薬をくれただけであった。翌日、病院の整形外科でレントゲンを撮り、診断をしてもらったが、痛み止めの薬をくれただけであり、症状に変化はなかった。その後、電車からカイロプラクティックの看板を見たことを思い出した。たずねたカイロプラクティックの先生は、頭から、足まで、もんだり・押したり・ねじったり、1時間ばかり体をボキボキさせられたが、終わったときには、劇的と思えるほど痛みが取れていた。

その7〜8年後に再び腰痛になった。離れた場所に移り住んでいたが、迷うことなく、先のカイロプラクティックに駆けつけた。しかし、息子に代替わりし、低周波治療器や赤外線治療器などを併用したカイロプラクティックの治療になっていた。何日か通院したが、期待したほどの効果がないためやめてしまった。薬で治療するのとは違い、技量の差が治療効果にあらわれたのだと思う。

 

腰痛を勉強し、自分で治そうと思い、腰痛に関する本を何冊か読み、ゴムバンド療法・腰痛体操・腰痛防止法などを試した。しかし、腰痛が治まり、月日の経過とともに何もやらなくなり、また腰痛を再発する、の繰り返しである。ここ5〜6年は、年に複数回は腰痛になる。

 

私の腰痛は、疲れているときに、悪い姿勢で力仕事をしたり、腰をねじったりしたときにおき易い。その時はやったかな、と思う程度だが、翌朝痛くなり、その翌日、翌々日と痛みが増す。腰痛になると、その時によって程度は異なるが、寝返りができない・かがめない・くしゃみができない・下半身の一部が何かに接触すると痛みが走る・落し紙が使えない、などの状況になる。

一病息災という。体をいたわれという合図と思い、腰痛が始まったら無理をしないことにしている。

 
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