ヘッドホンについて語ってみる

日記に書くと長そうなので、コラムにしてみる。^-^;

前置き:

基本的に、音にめちゃめちゃこだわっているわけではないけど、 聞くならちょっとは音が良い方がと思ってる程度なので、 あんまりたいしたことは書いていないと思います。

とりあえず

どうも、自分はヘッドホンというかイヤホンが結構好きな性分らしく、 新型を見るなり買いたくなってくるようです。 実は今日(コラムを書いた日)もヘッドホンを2つほど買ってしまった。^-^;

好みというか

基本的にヘッドホンは苦手だったりします。 大型の高いヘッドホンを使うことはありません。 というのも耳が多少大きい方で、ヘッドホンを利用するとはさまれた耳が すぐ痛くなってしまうため、長時間ヘッドホンを利用できないんです。
ということで、必然的にイヤホン系を愛用していましたが、VictorのBe という耳かけ型ヘッドホンの登場により、廉価型ではありますが、 ヘッドホンを利用するようになりました。

ということで、今までのヘッドホン・イヤホン履歴?

せっかくなので、Be以降に買ったヘッドホン・イヤホンの総評などを。
下にいくほど最近に買ったものです。 型番とかを忘れてたりすることがあるので、その辺は適当です。
初代Be! 完全に初期のBe!です。 この頃は、耳かけ式はこのBe!しかありませんでした。 当時の対抗と言えば、Panasonicのクリップ式でしょうか。 それ以外は普通のヘッドホンとか、アーム部分が首にくるヘッドホンとかが 主流だったような気がします。
個人的にはアームタイプは耳が痛くなるため、イヤホンしか使えなかったのですが、 これを発見した瞬間に買ってしまいました。^-^;
イヤホンと比べると格段に音は良かったですね。 初めて使ったときは結構感動しました。 ただ、初期モデルだけあってか、耳を挟むアームの力が結構強めで、 なれない間は長時間使うと痛くなっていましたね。
こいつは2年とかかなり長いスパン使ったような気がします。 結局、スポンジがぼろぼろになるまで使いましたから。
2代目Be! Be!のモデルチェンジしたタイプです。 音は初代とは変わらず、まぁ普通の音です。
初代はアームが完全に固定だったのですが、アームを横に開けるようになり、 アームが開いた状態で固定できるという特徴がありました。 耳にはめやすくなったのでしょうが、初代になれきっていたので 結構使いにくいと感じていました。 アームの力も初代と比べるとかなりやわらかくなっていましたね。 ただ、アームが弱すぎるというかイマイチでしたねぇ。 初代のスポンジ部分がぼろぼろになってきたために買ったのですが、 アームがイマイチで我慢しながら使っていました。 多分、初代のアームの強さに慣れきっていたためにそう感じたんでしょう。
ただ、この製品が出てちょっとしたころにmini Be!が出たので、 そっちに乗り換えてしまいましたが。
Sonyのイヤホン(耳かけ型) mini Be!の発売を知ってから購入するまでに1ヶ月程度ブランクがあったりします。 ってのも店頭に入荷しなかったから…(涙)
で、その頃、たまたま店頭で見つけたSonyの耳かけ型イヤホンを買ってみたのです。 値段は2000円程度だったので、Be!とあんまり変わらないだろうと思ったんですね。
使った感想:ラジオを聴いているみたい…。
ということで、即効処分されました。(T-T)
mini Be! こいつも1年以上は使ったと思います。 かなり気に入っていました。
音に関しては、Be!と比べると、低音が強調された感じがしました。 耳に近い位置にスピーカがくるからでしょうか。 Be!のスポンジは夏場に外を歩くと暑さをどうしても感じてしまうので、 それを防ぐためというのが最初の目的で買ったのでした。 Be!と比べるとスピーカー自体が少々小さいのか、Be!の方が音は良いような 気はしますが、それほど音質が落ちるわけではなく、 多少低音が強調された音が結構好みだったので、ずっと常用していました。
現在は使っていませんが、個人的にはかなり使えると思います。
Cool Be! 音は通常のBe!と変わりません。 形がちょっと変わっているだけですね。 一応スポーティな感じらしいですが…。
買ったのは良いのですが、mini Be!には勝てずにあんまり使いませんでした。
Sony MDR-EX51SP/R 結構有名ですね。 国内メーカー品で、耳栓効果で電車でも聞き取りやすいというやつです。 このころ、ノイズキャンセリングヘッドホンに興味があったのですが、 購入を踏みとどまって、こいつを買ったのでした。
感想: 低音が爆音だよ、これ。
最近のMDとかMP3プレイヤーとかは低音重視モードがありますが、 あんなのを使うと中・高音がまったく聞こえなくなるくらいひどくなります。 しかも、中・高音はコモリまくりだし。 なんか、プロレスマスクで耳を覆った状態で、音楽を聴く感じでしょうか?
このコモリに耐えられず、スピーカーの所の紙に穴を開けるという改造を 施しました。^-^; で、2chとかで流れてた改造方法を参考に、紙を破り、スポンジ入れたりとか 色々と手を加える実験台に…。^-^:
MDR-EX71SL/B 上位機種ですね。アクセサリ群が付いているだけで、ものは同じだと思ってましたけど、 51の方を実験台に使った成果を元に、ちゃんと改造しようということで買いました。
感想: 音こもってないよ。
51も71も変わらないという人もいるようですが、ぜんぜん違う音に聞こえました。 いい加減51に慣れていたのかもしれませんが、 71は音があんまりこもってないと感じました。 ただ、低音の爆音は相変わらずです。 あと、骨振動を拾うのか、歩きながら聞くと足音とかが聞こえるというのは 51も71も変わりません。 スピーカー部分の紙の穴をちょっと広げるだけで、普通に使っています。 ただ、使い込めば使い込むほどコードがヘロヘロになってきます…。
一応、現在のメイン。(2004/2/16で引退^-^;)
リワインド Be! HP-AL300 ケーブルがヘッドホン内に格納できるという機構に興味があっただけだったりします。 音は相変わらず。 別に嫌いではないのでOKです。 で、このコード巻取り機構はかなり面白いというか良い感じです。 結構便利かなぁと思います。 ただ、MP3プレイヤーのリモコンと本体の部分のコードは巻き取れないので、 あんまり意味がないという説もありますが。^-^;
ただ、ケーブル格納は結構便利なので、かばんに常に携帯しています。 普通携帯しているとコードが絡むのですが、これはその心配がありませんので。 ただ、携帯しているだけで使う機会は少ないですが。^-^;
コード巻取りの副産物としてコードの長さを適切な長さに調節できるという 利点があるのですが、 残念なのはコードが1mと短いこと。 MP3プレイヤーとか、MDとかの場合はリモコンまでで良いので十分なのですが、 PCの前のスピーカーに接続とかのような場合には1mはちょっと短いと感じる ことがあるのです。 この手のヘッドホンは長さ調整用に1mのコードが付属しているので、 1.5mまでいけるのに…っとちょっと思っています。 1.5mタイプが出たらまた衝動的に買ってしまうかも。
Pioneer AIR'S LITE SE-E33 音漏れを防ぐために、耳に当てる部分がシリコンになってます。 と、音漏れを防ぐためにシリコンになっているこということは、 その部分が耳に密着して、外からの音もある程度防いでくれるのかなぁと 思って試しに買ってみた。 結果はまったく防いでくれません。^-^;
音は普通かなぁ?少し安っぽい感じがする? 低音はそれなりには出てる。
MDR-EX71SL/Bの爆音になれた耳には多少控えめに聞こえるけど、 別に悪くはない。 中音、高音もそれなり。 ただ、中音がチープなのか、全体的にチープっぽい感じが多少あるような気がする。 この辺は微妙なのでわからないが。 まぁ、可もなく不可もなくといったところなのかな。
音は大きめで、MDR-EX71に匹敵する音量が出ている感じなので、 MDR-EX71と入れ替えても音量は上げる必要は無かった。
アームの力は強めで慣れないと痛いです。最初使ったときは5分程度しかもちませんでした。 あと、形が多少特殊な感じもあるせいか、耳へのフィット感は個人差が激しく出そうです。 私の耳には微妙に合わないと感じです。
Panasonic RP-HC70 ノイズキャンセリングヘッドホンです。 ついに手を出してしまいました。 店頭価格で4000円台なので、それほど期待するようなものではないかもしれません。 ただ、アーム付きヘッドホンはやっぱり耳が痛くなるということで、 自分には長時間は無理かなぁという感じはあります。 こいつの欠点は電池ケース兼ノイズ処理用のボックスがデカ過ぎるということか。 コードもかなり長いので、携帯プレイヤーのリモコンも取っ払わないと っていう感じですね。
ノイズキャンセリング効果に関してはそれなりにあります。 MID,MAXの2種類あります。 ノイズキャンセリングレベルを変更できることが売りになっていましたが、 2つ程度じゃおまけですね。 確かにMID,MAXでキャンセリングレベルが異なり、 PCの電源ファンで聞いてみた場合にははっきりと効果の違いがわかりました。
ただ、欠点があります。
音が小さい。 他のヘッドホンで十分な音量でも、このヘッドホンを使うと音量が小さめに聞こえます。 必然的に音量を上げる必要が出てきます。 また、ノイズキャンセリングをONにするとさらに音が小さくなってしまう。 ノイズキャンセリングを利用すると、小さい音でも聞き取りやすくなるのは 確かにそうだと思うんだけど、ノイズキャンセリング効果のおかげで、 普通の音楽とかも多少小さくなってしまうので、結局音量を上げる必要が…。 意味無いじゃん。^-^; とりあえず、あんまり使い道無い? まぁ、新幹線とか、飛行機とかではかなり良いかもしれません。 個人的には耳栓代わりに使うという感じで、 音楽を聴かずに本とかを読みたいときに良いのかなぁと思ったり。 耳栓と違ってとりあえず呼びかけられたりした場合は聞こえるしね。^-^; ただ、電車のなかでうるさく騒いでいる女子学生の集団とかの声がカットとか できたら面白いかもとか思ったり。^-^;
Sony MDR-G94NC '04/02/16 追加 ノイズキャンセリングヘッドホン、2つ目。^-^;
とりあえず、はめた感覚としては上のパナソニックのよりは上です。 一部耳かけのネックバンドには好みがかなり左右します。 このタイプは初めてなんですが、ネックバンドが多少気になります。 個人的には完全な耳かけ型になってくれることの方を希望。 あと、ネックバンドの一部とスピーカー部で耳に挟む感じに装着するのですが、 この力がちょっと強いので、慣れないうちは痛いです。 というか、最初ははめた直後に外したくなりました。 多少使うとなれましたが、やっぱりちょっと圧迫感はありますね。
と、装着感はこのくらいで、音質はそれなり。 インナーイヤーを使った直後だと、ラジオみたいに聞こえてきたけど、 なれたらそれなり。 低音はインナーイヤーが爆音なので、ほとんど聞こえないような感じになるけど、 普通に出ています。 中・高音の伸びの良さはインナーイヤーと比べるとかなり上ですね。 ただ、多少音を大きめにしないと聞きにくい上に、 音漏れも結構激しい感じ。
ノイズキャンセリングはさすがに良く出来ていると感じました。 上のパナソニックのと比べても良さは歴然としていてこちらの方が相当上です。 パナソニックのはノイズキャンセリング開始とともに音楽自体も小さくなっていましたが、 こちらは音楽が多少大きくなったような感じがしました。 PCのファンの音もかなり効果的に打ち消しているようで、 PCの作業中は常に使っていたいような気分になります。 ホワイトノイズもあるにはありますが、ほとんど気にならない程度で、 音楽を聴いていると気にならないでしょう。
電池ケースもスピーカー部に内蔵なので、使い勝手も良い感じです。 音漏れが多少気になりそうですが、新幹線とか飛行機ではかなりよさそうです。 通常使用もそれなりにいけそうな感じです。
Panasonic RP-HJE50 '04/02/16 追加 Panasonic版のインナーイヤーイヤホンです。
感想:かなりイケてる!!
インナーイヤーの特性なのか、低音はかなり強めです。 初めて使う場合はおそらく爆音だと感じると思います。 低音の爆音レベルに関してはSonyのMDR-EX71とあまり変わらない感じがします。 違うのは中・高音の伸びや音の大きさがMDR-EX71と比べてしっかり出ている。 つまり、MDR-EX71よりフラットな感じがします。 そのため、低音は確かに大きいのですが、MDR-EX71と比べると低音が気になりません。 中・高音の出力自体もMDR-EX71より大きめなので、 プレイヤー本体の設定音量は1つか2つくらい小さめでもよりはっきりと聞こえる感じです。 中・高音そのものは普通に出ていて、MDR-EX71と比較しても謙遜は無いかと。 個人的にはこっちの音の方が好きです。
MDR-EX71はちょっと使っているとケーブル部分がペコペコになっていくのが 非常に気になっていましたが、こちらはしっかりしているのでその辺も大丈夫そうです。
総合的にも後者の利というのか、後から参入(しかも、MDR-EX71から大分経ってからの発売)ってのが有利に働いているのか、こっちの方が正直言って上だと個人的に思っています。 価格的にも実売で1000円くらい安いし。(MDR-EX51なら同じくらいか。)
MDR-EX71から乗り換え決定。 しばらくはこれがメインでSonyのNCヘッドホンがサブかなぁ。 予備がリワインドBe! ???

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