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え〜、これ以上、エンドユーザーにただ働きさせないで(ぉ |
最近は、買ってきたCDをMP3やOgg VorbisとかWMAに変更して、HDDに溜め込んでいる人は多いと思います。
ただ、この手のオーディオを聴くためにはPCを起動しておく必要があって面倒とか、PCとコンポ等は離れているので、
結局PCのスピーカで聴くしかないとか案外活用できません。
最近はiPod,iRiver,Gigabeat,HDDウォークマンとかのようなHDDプレイヤーも充実しており、
自宅外では活用できるし、自宅内でも活用できないかなぁと思っていたところにHomePodを見つけたので思わず買ってみました。
厳密には、HomePodもサーバーが必要なため、PCが必須となるのですが、曲の再生等はPCとは独立にできるようで、
自宅サーバーを立てている自分の場合はサーバーソフトを立ち上げっぱなしにしておけば、PCを意識しなくても良いのが利点です。
HomePod は Macsense社製の製品です(Macsenseのページ ,
HomePodのページ)
HomePodはU.S.内でしか発売していませんが、
PROVANTAGE.COMなどで注文することもできるようです。
アメリカ仕様ですが、電源は100-240Vですので、日本でそのまま使用することができます。
なお、無線対応なのに、電池で動作しないという完全に据え置き利用しか考慮されていない仕様です。
HomePodの仕組みは上図のような感じです。
PCにJavaをベースにして作られたサーバーソフトを起動して、
無線/有線を経由して、HomePod上にMP3を転送し、再生する。
一応、HomePod自体にもスピーカーが着いているので、単体で再生できます。
ただ、おまけレベルの音しかなりません。私は現地で購入したときに社員らしき人がデモをしていたのですが、
思い切り外部スピーカーでデモしてました。外部スピーカー自体は安物に見えましたが。^-^;
ということで、HomePodはスピーカー等に接続して利用するというのを前提として作られていると考えた方が良いでしょう。
なお、端子としてはステレオ端子と光デジタル端子の2種類があります。
私は、光デジタル端子経由でSharpの1bitコンポに接続しています。
192KbpsでエンコードされたMP3を再生した場合、それなりに再生されます。
HomePodの公式サポート環境はWindowsとMacです。
そのため、HomePodのCDにはそれぞれに対応したサーバーソフトが入っています。
ですが、一応Linuxで動作することも開発元のサイトには明記されていたりします。
Linuxで動かす場合は、サポート外(?)のExtraディレクトリに入っているJava版サーバーソフトウェアを利用します。
Linux用はJava版サーバーソフトを利用することで…というようなことが書いてあったりしますが、
Windows版もコア部分はJavaで記述されているようで、タスクバーに格納できるとか、
GUI周りをWin32 APIで作っているという程度の違いのようです。
Java版サーバーソフトはSwingで記述されています。
私はLinuxサーバー上にサーバーを立ち上げることを考えていたので、Java版の方を利用しています。
以下は、Java版サーバーソフト(filesystemlibrary.jar)の仕様に関して気がついたことを簡単にまとめてみました。
以下は、Linuxでサーバーを立ち上げる際の注意点というか、個人的なメモ。^-^;
HomePod はそれなりに使える(個人的には)ものではありますが、やはり不満があります。
HomePod 本体に関しては、
次はJava版サーバーソフトに関する不満です。
改造ポイントとしては次のような感じです。
( この改造は自分にとって都合よく動くことのみに注力しているため、
正しい国際化等は行っていません。f^-^;;;)
ENC_TYPES
= new String[] { "ISO-8859-1", "UTF16", "UTF-16BE", "UTF-8" };
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ENC_TYPES
= new String[] { "JISAutoDetect", "UTF16", "UTF-16BE", "UTF-8" };
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com.gloolabs.apps.AudioLibrary.library.filesystem.MP3FileSystemLibrary
が実行ファイルで、GUIの定義、アクション、サーバースレッド起動のすべてが定義されています。
ですので、これを書き換えるのが近道です。
基本的には、GUI用だと思われるコンポーネントをすべて削除し、Startボタンを押した場合に起動するようになっている部分を最初から実行するだけです。
gloolabsにdevelopper登録することで、コンソール版を入手可能ですが、
私のようにいろいろ変な改造をしている人には直接改造する方が都合が良いです。^-^;
HomePodで利用しているライブラリとしてhttp://www.jukex.org/で公開されているjukexのID3タグの解析ライブラリを利用しているようです。
ですので、こちらを利用して、上記の改造を施したものを作成しました。
また、このパッケージはライセンスとしてGPLを採用しているようなので、
改造したライブラリと、パッケージを公開します。
当方で変更をしたものは、
ということで、簡単にまとめてみますと、
コンセプトはそれなりにいけてるけど、実装は追いついていないという感じです。
はっきり言って、日本語環境がまだまだなので、自己責任でなんとでもできる人以外にはあまりお勧めはできないかもしれません。
ただ、私の環境では、自分に都合が良いようにある程度改造が済んでいますので、それなりに使えると思っています。
とりあえず、CD入れ替えという面倒な作業なしにどんどん切り替えて曲が聴けますし、
操作用のPCが不要なので、それなりに活用しようと思っています。
購入を考えている人は頑張って、ソフトの改造をしてください。
というか、もっと使いやすいサーバーソフトどこかで開発してくれんかぁ。
glooというものをベースにしているらしいので、その気になれば、結構都合の良いシステムを作れるのではないかと思っています。
jodeがもっと完璧なコードをはいてくれるのなら、自分で作り直すという手もあるかもしれませんが。
以下、デジカメ画像です。クリックすると多少大きな画像を表示します。
HomePod
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一応、日本語対応
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しょぼいリモコン
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こんな感じで使っています。
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