かつて
本当に初心者の人に捧げるコンピューター入門
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by Thor

　えー、放置管理人のThorです。
　以前ここのサイトを元にした下記のような本を出していたのですが―――

Machine Language
機械のコトバ

　発売：毎日コミュニケーションズ
　本体価格：\2,850
　ISBN：4-8399-1762-0
　サイズ：A5判（352ページ）
　発売日：2005/05/31

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　―――これは長らく絶版になっておりました。

　しかしこのたび以下のように改題して、オンデマンド版/電子版(PDF形式)として再販されることになりました。

Machine Language for Beginners
基礎からきっちり覚える機械語入門

　発売：株式会社　マイナビ
　価格：4,410円（電子版：3,360円）
　サイズ：A5判（352ページ）
　ISBN：978-4-8399-5067-5
　発売日：2014/3/10

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　ちなみにこれがどういった本だったかというと、要するにここの本当に初心者の人に捧げるコンピューター入門が本になってしまっただけです。なのでこの本がどんな本なのか知りたいという人はリンクをクリックしてもらえばほぼ全貌が分かってしまいます(笑)

　ただそれだけではあまりにも芸がないので、内容はかなり書き換えてます。大体このサイトを書き始めたのは1997年からで、あの頃はWindows95がかなり最新OSだったし、CPUはPentiumMMX200MHz!とかだったのに、今ではWindowsXPのPentium4の3GHzとかになってます。
　なんでさすがに古くなってる記述も多くてあちこち手を入れざるを得ませんでした。
　というわけでとりあえず大きく変わったところをリストアップしてみると…
  • 全般に大幅加筆訂正されている（文書量にして2倍以上か）
  • アルゴリズムのところでは「全然疲れていない人へ」の答えとかも書いていたりする。
  • 偽機械語の仕様がいい加減だったんでもうちょっとまじめに考えて仕様変更して、各命令の説明をもっと詳細化した。サンプルソースなんかも増やしている。
  • 高級言語のところではその機能を機械語で実現したらどうなるかとかいったところも追加。
  • 偽機械語が動く仮想コンピュータのエミュレータを作ってみた。
　―――ってな感じでしたが、それからさらに9年の歳月が流れ去りました……。

　旧版でも上記のように修正を入れたのですが、2014年現在、またまた現状に合わなくなっている部分が出てきていますので、そういった点に関して新版ではコラムという形で補足しています（あと間違い等の修正も当然しています）
　ただ、本書の根幹をなす偽機械語に関しての記述は変わっていません。
　現在のコンピューターがある限り、ここに書いてあることは普遍的に成立するからですが、その点こそが本書の一番のウリだと思っています。

　また偽機械語のエミュレータですが、新版出版を機に大幅なバージョンアップを行っています。
　以前のバージョン(ver1.00)は本書内のサンプルの動作確認くらいにしか使えませんでしたが、新バージョン(ver.1.10)では、偽機械語でちょっとしたプログラムが開発できるくらいには機能が増えています。
　エミュレータは本書のサポートページ（もしくはここ）からダウンロードできます。