本当に初心者の人に捧げるコンピューター入門


補足 その6

スパゲッティーテキスト

 以下はプログラムがスパゲッティーになるとどういうことになるかという例です。

begin
goto A;

L:
マップには実際の地形と同じように、平地や道路、山や川などの地形が設定されています。この地形によって、戦闘や移動の結果が異なるというのが(地形効果)大原則です。

ユニット

 戦闘を行うためのユニット(兵器や兵士のこと)が最低限必要です。一般にユニットは様々な種類があって、おのおの特性が異なっています。またユニット同士の相性というものもあって、あるユニットAはBに対して強いがCには弱い、といったような関係があります。
goto I;

Q:
 戦術級ウォーゲームではある戦場で軍団が実際に戦闘を行う場面がゲーム化されます。実際の戦闘では敵味方の兵器の性能、戦場の様々な地形などを考慮して、いかに上手に部
goto D;

R:
 戦争とはこのように非常に複雑な行為なので、これをすべてゲームにしようとすると、そのゲームは極めて膨大で複雑な物になってしまいます。そのため普通のウォーゲームでは取り扱う場面を絞り込んで単純化します。ウォーゲームはどのように単純化を行うかで戦略級、戦術級などと呼ばれる分類があります。

戦略と戦術について



 「戦術」とは敵を倒すために、軍団をどのように動かして、どの相手を攻撃するか、などといった戦闘のミクロな行為です。そしてこの戦術に主眼をおいて作られたゲームが「戦術級ウォーゲーム」です。
goto Q;

F:
扱い、ゲームの主役は一つの国であることが普通です。そしてたいていの場合、戦闘その物は簡略化されており、代わりに国家同士の駆け引きや、自分の国の政治などがゲームのルールに取り入れられています。
 このように同じウォーゲームでも様々な分野があり、それぞれに異なった内容、楽しみ方を持っています。ウインバトルはこの中の「戦術級ウォーゲーム」に属しています。

戦術級ウォーゲームの構成



 ここでウインバトルの属する戦術級ウォーゲームが実際にどのような構成になっているかの概要を示します。戦術級ウォーゲームは一般的に次のような構成を持つ物が多いようです。
goto G:

P:
 このタイプのゲームは、扱う地域は1国以上の広い範囲を
goto F:

A:

ウォーゲームとは



 ウインバトルは「ウォーゲーム」と呼ばれるゲームジャンルに属しています。ウォーゲームとは一言で言ってしまえば「戦争ごっこ」をすることに他なりません。
 戦争と一口に言っても、その中では様々な人々が様々な活動をしています。実際の軍団同士が激突して勝敗を決める部分は、戦争の最も華々しいところですが、戦争自体の勝敗がその会戦だけで決まることはあまりありません。実際の軍事力以外に、後方で支援を行ったり、諜報活動を行ったり、敵国と外交交渉をしたりと、様々な行動が戦争の勝敗に影響します。
goto R;

X:
 ウインバトルはこのターン制とリアルタイム制の中間的なシステムを採用しています。すなわち、ターンごとに行動指令を与えて、移動は敵味方同時に行うという物です。
その他
 ウインバトルには採用されていませんが、これ以外にも、弾薬や燃料の「補給」や森の中などに隠れている敵の「索敵」などといった実戦に即したルールを持つものもあります。
goto Z;

G:

マップ

 ゲームには戦闘を行う場所が必要です。この戦場をウォーゲームでは一般にマップといいます。
goto L:

I:
 ユニットの相性や能力はすべて「攻撃力」「防御力」「移動力」などのパラメータで設定されているのが普通で、複雑なゲームではさらにこれらに兵士の「士気値」や更に他のパラメータが設定されていることもあります。
 兵器の入手法方はウインバトルでは最初にすべて購入しますが、それ以外にも、リアルタイムに生産したり、自動的に与えられたりなど、ゲームによって様々なバリエーションがあります。
goto K;

K:

移動と戦闘

 戦闘するためには、ユニットを移動させ、敵を攻撃する必要があります。移動や戦闘をするルールも、ゲームによって様々です。例えば古典的なターン制では、敵味方が交互にユニットを動かします。またコンピューターでは敵味方が同時に移動する物もあります。
goto X;

D:
隊を動かして相手を倒すかということが焦点になります。そのため普通は外交などの戦略要素は省略されるか、簡略化されています。
 一方、「戦略」とは戦争の様々な行為の中でも、広範囲における軍団の展開や、外交、内政など、主に国家レベルのマクロな行為です。「戦略級ウォーゲーム」とは戦争における戦略的部分を主眼に作られたゲームのことです。
goto P;

Z:
end.

 マジに最後までがんばって読んだ方、お疲れさまです。


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