その5 センターショット


きちんと球の中心をまっすぐに撞けるかどうか
ゲームを楽しむだけならそれほど真剣にやらなくても良いのですが
「上達したいぞ!」と思う人は必ず練習して
出来るようになっておいたほうが良いみたいです。

senもいろんな方のお話聞きますが
ある程度撞けるようになってきてからの修正やステップアップに
この芯撞きをきちんとやってきたかこないかで
後々とても苦労することになるらしいのです。



その1からその4までの総合的な確認練習にもなります。
センターショットの注意点として言われたのは


@手玉は的玉に当たったところできちんと止まること。
A的玉に当たったあと手玉がコロコロしたり、止まってもクルクルはダメ。
B台の右から撞くのと左から撞くので見え方がずいぶん違うので
 かならず両方練習すること。
Cセンターショットは的玉をポケットする練習でなくて
 まっすぐ見えてまっすぐ撞けるようにするための練習。
 ポケットに入れる事にこだわり過ぎないこと。



撞点は中心を狙います。
的玉との距離が伸びると撞点は少し下でないと
ストップショットになりませんが
基本は中心をきちんと撞くこと、だそうです。

このセンターショットがきちんと出来ないときには

その1で ブリッジはしっかりしているか?
その2で 立ち位置は合っているのか?
その3で 球にたいして真っ直ぐ見えているか?
その4で キューが真っ直ぐ出ているか?


どれか、またはいくつかが出来ていないわけで
一個一個確認しながら練習しています。

senは「毎日同じに練習しているのに昨日は出来て今日は出来ない!」
と泣き言をいうのがしょっちゅうです。

ところが上級者いわく

「毎日体調なんて違うし、練習に入る前の疲れ方も違うもの。
同じようにやってるって言うけど、今立っているその立ち位置も
ホントに昨日と同じ場所に立ってるって言える?
立ってる場所が違えば球の見え方も違うし、まっすぐも違う。
毎日同じに出来ないから、毎日確認しながら練習していくんだよ。」


と言われて納得。上級者はもう出来上がっているから
基本練習なんか考えていないもんだと思ってましたが
上級者ほど基本的なことを大切にするそうです。


球撞きの一言
自分の『まっすぐ』を覚えていなかったら
この先の練習で(角度のついた)球を撞いて外した時に
“厚みは合っていたのにまっすぐ撞けなくて外れたのか”
“まっすぐ撞けてたけれど厚みの見方を間違えて外れたのか”
どっちか自分でもわからないでしょ?