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「経済の現論、この先にある経済」藤原直哉、1996.6.11初版、フォレスト出発株式会社、1600円
「経済ってそういうことだったのか会議」、佐藤雅彦・竹中平蔵、2000.4.3初版、日経新聞社、1500円

ベストセラーの経済の本ということで購入したが、内容は薄いものでした。啓蒙書という位置付けの本である、さしさわりがないよう気をつかったのかもしれません。

○貨幣と信用
かって1ポンドの重さの銀から240枚のペニーが作れた。つまり1ポンドが240ペニーだった。
○株の話
株式会社の始まりは、1600年設立の英国の東インド会社と1602年創立のオランダの東インド会社。
株式会社じゃない個人の会社だと、借金を払い尽くすまで無限に責任を負わなきゃいけないですね。有限責任だとそういう失敗はないからお金を集め易い。英語で株式会社のことをカンパニー・リミテッドと言いますよね。
○投資と消費
IRとはInvestors Relations
○競争か共存か
エコノミクスっていうのはもともとギリシャ語でオイコノミクスといって、共同体のあり方って訳すんですよ。*oikos;小さな共同体(house), nomikos; nomos(管理・運営managemen)の変化形

佐藤雅彦;1954年生れ、東大教育学部卒、電通クリエイティブ局などを経て94年独立、99年より慶応大学教授
竹中平蔵;1951年生れ、一橋経済学部卒、日本開発銀行、大蔵省財政金融研究所研究官、ハーバード大客員准教授、現在、慶応大学教授

第1章 お金の正体、貨幣と信用
第2章 経済のあやしい主役、株の話
第3章 払うのか 取られるのか、税金の話
第4章 なにがアメリカをそうさせるのか、アメリカ経済
第5章 お金が国境をなくす、円・ドル・ユーロ
第6章 強いアジア、弱いアジア、アジア経済の裏表
第7章 お金設けはクリエィティブな仕事、起業とビジネス
第8章 人間とは労働力なのか、労働と失業
終章 競争か共存か
会議を終えて