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*** 新刊のご案内 *** 2017年9月29日 新しい訳書が刊行されました! |
『運命と復讐』 ローレン・グロフ作 光野多惠子訳 新潮クレスト・ブックス 2,916円(税込み) ISBN: 978-4105901417 『運命と復讐』を購入する Amazon.co.jpで hontoで 楽天で 新潮社の作品紹介ページはこちら 「本の雑誌」が選ぶ2017年度ベスト10 現代文学部門第一位 |
結婚という名の壮大なる悲喜劇 村上春樹氏も注目する実力派の話題作! |
『運命と復讐』の書評より 下線のある書評はクリックすると全文が読めます。 嘘を巧みに組み合わせた 複層的な物語 ”『運命と復讐』は、あからさまな「嘘」と思わぬ「嘘」を巧みに組み合わせた目眩ましのような複層的な深みを持った展開になっている。…フィクションそのものへの強い挑戦を感じさせる” 「週刊読書人」酒井法子さん書評 .................................................... 悲劇か喜劇かは見方次第 結婚が照らし出す真実の多面性 ”この小説がすばらしいのは、すこぶるドラマチックなプロットを用意しながら、安易な二元論には陥らない点だ” 「週刊金曜日」掲載・倉本さおりさんの書評 .................................................... 人生を一変させる結婚の両義性 ”自らの運命に復讐するかのようなマチルドに、不思議な爽快感を覚えた” 「波」掲載・中江有里さんの書評 .................................................... オバマ前大統領も絶賛、「夫」「妻」視点による恋愛小説 ”壮大なスケールの恋愛小説” 「週刊新潮」佐久間文子さんの書評 .................................................... オバマ氏も愛読、誰もがうらやむ夫婦が… ”夫婦って何だろう?…夫婦って不思議だ。そして面白い” 「産経新聞」書評倶楽部 上原隆さんの書評 .................................................... 「私の読書日記」英国人のふるまい ”結婚という行為の謎と神秘を、具象化して教えてくれる小説であり……” 「週刊文春」酒井順子さんの記事 |
『運命と復讐』の書評 つづき この結婚は「運命」?「復讐」? 驚くべき恋愛小説。 ”夫婦愛の真と嘘を暴く、怪物級の結婚小説。” 「フィガロジャポン」山内マリコさんの書評 『運命と復讐』の原書 Fates and Furiesの書評より .................................................... ライブラリー・ジャーナル ギリシャ悲劇と同じくグロフの小説に も、見せ場があり、神をも恐れぬ思い 上がりがあり、叙事詩的な愛があり、 コロスを思わせる脇台詞まである。並 はずれた文芸的力作であり、登場人物 たちもそろって魅力的だ。一読される ことを強く勧めたい。 .................................................... パブリッシャーズ・ウィークリー グロフの文章はさまざまな意味合いの潤いに満ち、挑戦的で官能的、かつ仮借がない。どのページを開いても言葉の嵐が吹き荒れている。 .................................................... ニューヨーク・タイムズ ローレン・グロフは並はずれた才能を持った作家で ある。そして『運命と怒り』は喜劇であると同時に 悲劇でもあり、作者の素養が生かされ、全編を通じ て才能のきらめきが感じられる、真に野心的な作品 である。 .................................................... ワシントン・ポスト 掛け値なしの傑作だ。 .................................................... オー、ジ・オプラ・マガジン 吹き止んでほしくない嵐のような物語。 | |
訳者自身による本の内容の紹介はこちら |
裕福に育ったロットと美貌のマチルドは学生時代に電撃的に出会い、卒業直後に結婚。俳優として芽の出ない夫は、貞淑で献身的な妻に支えられ、やがて脚本家として成功。それは、幸せに満ちた人生のは ずだった――妻のある秘密を知るまでは。夫の視点で綴られた美しき結婚生活は、後半の妻の視点になると一転。スキャンダラスで悲劇的な真相が明らかになっていく。家族の愛は夫婦の嘘に打ち勝てるのか? 巧みなストーリー性と古典劇の文学性を併せ持ち、全米図書賞、全米批評家協会賞の候補となった圧巻の大河恋愛小説。(新潮社紹介ページより) |
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