「美空ひばり 復活コンサート」
〜伝説の東京ドーム・舞台裏の300人〜

日本コロムビア/昭和63年4.11東京ドームコンサート




『♪〜 雨 潜々 この身に落ちて・・・』
この時、美空ひばり50歳
1年前 重い病に倒れ
再びステージに立つことは危ぶまれた
復活を賭けた東京ドームコンサート
その舞台裏には、病身のひばりを支え続けた300人のプロジェクトがあった










東京ドームコンサートから10ヵ月後、美空ひばりは再び倒れた
誰もが復活を信じたが、奇跡は起きなかった
平成元年6月24日、52歳で永眠した

東京ドームで80mのピンスナップを打った、山本ひとみさん


プロデューサーの森啓さんは、出張先の盛岡でその死を知り、動転したまま列車に飛び乗った
気が付くと海が見えた。
常磐線平駅に降り、その時、自分がみだれ髪の灯台に向かっていることに気付いた
「待ってれば、上野に着いているはずのやつが、その次ふと気が付いたのは平の駅に居たんですよ
今考えても分からない・・・」


塩屋埼では、その日も白い灯台が暗い海を照らしていた




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