「100万座席への苦闘」
〜みどりの窓口・世界初 鉄道システム〜

日立製作所・日本国有鉄道(現:鉄道情報システム)/MARS 101




鉄道大国日本、1日7万本の列車が走る
ビジネスに帰省、長距離移動を支える巨大なシステムがある
みどりの窓口である
全国8千ヶ所で座席の予約ができる、わずか3秒で発券する

40年前、指定券売場は長蛇の列だった
受付は手作業、台帳に一件ずつ書き入れた
半日待たされ、怒号が飛び交った
その時、国鉄とメーカーの技術者が手を組んだ
挑んだのは世界初の鉄道オンラインシステム、みどりの窓口
未知の技術、コンピューターで結ぶ 目標は空前の100万座席の予約
しかし、コンピューターはパンク 二重発券のミスが相次いだ
いがみ合う国鉄とメーカー、そして非常事態が襲った
これは、日本の社会にコンピューターシステムを築き上げた人々の壮絶なドラマである





(Magnetic-electronic Automatic Reservation System)



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