カタナさんやり込みレポート



光術法のみ一人旅+術合成・召喚禁止(主人公グレイ)



(管理人注)掲示板に投稿いただいた分の編集ですので、おかしな部分があるかもしれません。
何かありましたら掲示板かメールでご連絡ください。

○事の起こり
そもそもの発端は前回のやりこみでした。
「術のみ」と謳ってはいましたが術具を使ったり傷薬を使ったりしたので内容が伴っていないように思いました。
その半面で私なりに得たノウハウのようなものもあるのでそれを活かすべくもうちょっと制限を掛けてやってみようと思いました。
…前置きが長くなりましたが今回達成したのは「光の術法のみ一人旅」です。
#例によって術合成は禁止です。
#「術法習得数10以上」の消費LP軽減条件を満たすため光術6種のほかに「弓力倍増」「カモフラージュ」「ウェポンブレス」「破幻術」の 4術を購入しています。
もちろん戦闘では使用禁止です(使えたところで何も起こりませんが)。
#「ネビルの依頼」の固定敵「ランドサーペント×3」戦ではジャンが強制参加していますが前回同様防御のみさせています。
#裏四天王を叩きのめすため前回のクリアデータを使用しています。このデータの状態は以下のとおりです。
 ・ジュエル獲得回数72回
 ・閃きと連携は未発動
 ・ブランドレベルは水晶10、青竜9、大洋9
 ・「『俺は、誰だ…』」開始可能
 ・「モンスターを増やせ!」4種類クリア済み
 ・「不幸を呼ぶ女」5/12(ダイアモンド入手不可)

#後になって知ったことですが、にゅすけさんがWSC版で「光の術法のみ完全一人旅」を達成されています。
#…また…かぶってしまった…orz。
#にゅすけさん…すみません…。パクったわけではなく、偶然なんです…(涙)。

○なぜ光術なのか
まずどういった経緯でこのような条件に落ち着いたのかを…。
最初は単純に術具の使用と傷薬の使用を禁止しようと思いました。
それだけでは簡単だと思ったので幻体戦士術やアーマーブレス等の強力な術をいくつか封印することにしました。
しかしその場合、「術のみ一人旅で○○、○○、…、○○禁止」。…わかりにくいです。
そこで別の観点から縛りをかけようと思いました。考えた末、使う術系統を1種類に絞ることにしました。

まず回復手段が無い火風土幻魔は却下です。
生命の炎は当てにするには不安定すぎますしリヴァイヴァではLPがもちません。
残る水気光から選ぶことになります。

まず水ですが、耐性を持つ水棲系を倒せません。
必然的に敵の中に水棲系がいたら敗北確定なので却下です。
次に気。無効化する敵はジュエルビーストを除けば1体しかいないのですがその1体が大問題です。
それはフリーレ。つまりオブシダンソードが入手不可。
これはうまくありません。水同様却下です。

というわけで光に決定。一応考察します。
全体攻撃、回復、魔法盾、状態異常と一通りそろっています。
難点はBPコストが高めで威力も低いことですがそこは仕方ありません。
使用する系統を1つに絞るとしたら光が一番可能性が高そうです。
そんなわけで光の術法のみでいくことに決まりました。
前回は1回も使用していないのでその意味でも妥当でしょう(笑)。

そして選ぶ主人公はグレイ。理由はBPが高いからです。
初期クラスはローザリア重装兵。最初から最後までほぼこれ一本です。
ジュエルはロザ重を2まで→光術を3まで→交渉以外のマップ系を2まで→
光術を4に→マップ系を3に→ロザ重を3に→光術を5に→ロザ重を5までと使っていきます。

○クリア時の能力
この状態で(サルーインに)挑んだ2回目の挑戦で勝利しました。

キャラクター名HPLPBP
グレイ802 1322/57+6
腕力体力器用さ素早さ
10+2 63+2 64−1 66+2
知力精神魅力
66+4 66+4 67+2 67+2
Weapon1Weapon2Weapon3Weapon4
精霊石の杖 精霊石の杖 竜鱗の剣
(隕鉄)
オブシダンソード
頭防具体防具小手
竜鱗の盾 エメラルド ガーラルアーマー ドミナントグラブ
(怪魚の石鱗補強・物理二回特化)
足防具ネックレスリングクラス(隊列)
タイタスグリーブ お守り ガーディアンリング ローザリア重装兵Lv5


○光の術法評価
今回使える術は6つのみ。前回同様にコメントを…。

○サンライトアロー
 基本ですね(笑)。序盤はBPコストの問題で開幕以外では攻撃手段はコレくらいです。
 火炎属性を備えており、地味に不死系に特効があるので中盤以降もそれなりに出番はあります。
 また、スターライトビットを維持しつつ攻撃したければこの術しかありません。

○ムーンライトヒール
 今回唯一の回復手段。最重要です。
 精神的な状態異常(狂戦士、混乱、魅了、恐怖)も治せるのですが一人旅では治癒を狙えるのは恐怖くらいです。
 回復術なのにBPコストが高いので序盤は辛いです。

○スターライトビット
 重ねがけ可能という珍しいタイプの魔法盾。
 回避性能は1コで30、2コで35、…、5コで50。意外と優秀です。
 また、スターライトFSとコズミックタイドのダメージを増幅させる効果もあり増幅率は1コで1.6倍、2コで2.2倍、…、5コで4.0倍。
 放つまで6ターンかかるのにダメージは4倍かよと言いたくなりますがその間は魔法盾として機能することを考えれば…まぁ…。
 便利そうに見えますが固定戦闘で使ったのはトゥマンの影武者、ウェイ=クビン、デス、そしてサルーインの4体。
 意外と少ないですね。

○アースライトバインド
 敵1体にマヒ。無くてもクリア可能。というか1回たりとも使ってません(笑)。
 いや、マヒって5〜6ターンで解けちゃうんですよね。しかし今回程度の火力ではその間にしとめるのは到底不可能。
 必然的に使う場面は無いわけです。マヒではなく気絶だったら…。

○スターライトFS
 今回最強の攻撃手段。といっても相手によっては400程度しか当たりませんが…。
 BPコストが高めなので序盤は連発するのが難しいです。

○コズミックタイド
 今回唯一の全体攻撃手段。威力はスターライトFSとサンライトアローの中間といったところ。
 今回は主にお供などのザコ掃除に活躍してくれました。
 スターライトビットによってダメージが増幅するので強いかと思いましたがその増幅効果が適用されるのは1体のみ。
 詐欺ですか(笑)。
 とはいえ、この術が無かったらウェイ=クビンは倒せなかったでしょう。

こんなところです。全体としての評価は一言で言えば「器用貧乏」といったところでしょうか。
威力は低い分、ハズレが無い感じです。
これら6つ(厳密には6つですか(笑))の術を使って戦っていくことになります。

○固定戦闘コメント
例によってコメントを。前回と同じような戦略で勝てる相手は省略します。

用心棒+ストレイウルフ×2@ゲッコ族
 今回の緒戦。しかしまともに戦っていてはBPの関係でジリ貧は確定です。
 そこで恐竜の卵を売り払った金でコズミックタイドを買いストレイウルフを一掃することにします。
 光術Lv3では1ターン目からは使えないので防御→コズミックタイド→ムーンライトヒールと行動します。
 ムーンライトヒールまで漕ぎ着ければ勝ち確定です。

サルーインの神官+サルーインの信徒×4@宿屋の娘/変死事件発生
 今回もひたすら金稼ぎに走った結果、この時点でガーラルアーマー+スマートヘルム+ドミナントグラブを買えました。
 さらにグレイ主人公なのでお宝の地図を所持しています。
 アンバーマリーチを掘り出し術対策、さらにキットンソックスでスタン体策。
 ちなみに術に弱めのガーラルアーマーを買ったのはこの後の海賊やバガー対策なのですがこの戦闘はコレで十分です。
 光術Lvを4に、さらにBPを18に上げ(2回上げればいいです)開幕にコズミックタイド(残りBP1+3)→ムーンライトヒール(消費BP4)。
 これで信徒を一掃できるので勝ち確定です。

バガー@タラール族消失(PNには載ってませんが)
 ガーラルアーマーもあるしザコかと思っていたのですがアシッドスプレーで死亡…。対策を練る必要があります。
 マヒでハメようと思ったのですが火力不足により断念。
 仕方ないので運頼みに走ります。まず光術Lvを5に。
バルモン2回目や獅子王戦などを行えば少々のマップアビリティ使用で足りるはず。
 大体HPが減ると使う確率が高くなるようなので最初はサンライトアローでBPをためつつ攻撃。
もちろん回復は適宜。
 HPを半分ぐらいまで削ったらスターライトFSに切り替えて押し切ります。

オーガ×2+ゴブリンメイジャン×2@コンスタンツ誘拐
 開幕に2ターン連続でコズミックタイド。メイジャンをなぎ払います。
 それまでにドンキで気絶しなければ勝利。
 ガーラルヘルム+ガーラルアーマーの前にはオーガは無力です。

ミニオン・ワイル@皇帝の奇病
 前回と違いアクアマリンがありません。やばい。ヘルファイアどうしよう。
 …と思いつつアイテム欄を見てみると火神防御輪が。それでいいじゃないか(笑)。
 実はテオドール乱心のためにとっておいたのですがこんなところで役に立つとは。
 さらに今回は金の使い方も勉強してきました。この時点でヴェルニーアーマーを購入可能です。
 おまけに実践では財宝の調子がよくこの時点で初期所持分を含め3枚ほど掘れたので精霊石の杖も2本ほど買えました。
 楽勝です。シャドウボルトでも30程度しか入らないのだから。

ゾディアック@皇帝の奇病
 ペギーハートの前には無力です。
 行きがけにガーディアンリングを拾っておきます。
 このとき爬虫類シンボルを倒す必要があるのですがこの戦いではアクアドレイクが固定で出現します。
 よってここで怪魚の石鱗を粘ります。怠るとゴーストシップに勝てません。

ゴーストシップ@アクアマリン探索
 皇帝の奇病の報酬や霊獣石の鎧や兜を売り払った金で武器欄には精霊石の杖が4本(笑)。
 これなら召雷は怖くありません。さらに怪魚の石鱗でメイルシュトロームを防ぎます。
 これだけ対策すれば正面から勝てます。

ヴァンパイア@ヴァンパイア復活(ウェイ=クビン後に倒したのですが説明の長さの都合上先に書きます)
 エメラルド+ムーンストーン+タイタスグリーブで術に耐性を持たせます。
 また、精霊石の杖×4やヴェルニーアーマーでヘルファイアもノーダメージ、下僕化も10ちょいがせいぜいです。
 しかし、セルフが無いので下僕化で魅了状態になるのを防ぐことができません。
 しかししかし、問題はありません。まず自分に光術を使ってもブラックダイアを装備させておけば無害です。
 次に物理攻撃を行ってしまう場合ですがこの期に及んで腕力は初期値なので(笑)大したダメージにはなりません。
 自然治癒するのを待てばいいです。一応フィッシュフックを装備して確率は下げておきます。
 不死系なので攻撃はサンライトアローで行います。
 …ターゲットが自分とはいえ物理攻撃を行っているのが後味が悪いので戦利品のイシナスの髪飾りは使用禁止にすることにします。

○ウェイ=クビン戦コメント
ウェイ=クビン@魔の島
 問題は火力が低くて癒しの水に対抗できないこととバーバリアンコンボによる気絶。
 今回の条件における最強の攻撃はビット5コの状態で放つスターライトFS。約1300ダメージです。
 つまり基本戦術は「サンライトアローで肉を排除しつつビットを5コ出し攻撃」というものになります。
 しかし、実際はうまくいきませんでした。BP回復値が未だに+3なので消費BP5のビットやFSを連発できない事に加え、バーバリアンコンボの気絶によってダメージの蓄積を阻まれます。
 このままやってもこちらが死ぬことはありませんがあちらを倒すこともできません。
 そこで本気で対策を立てる必要が生じます。

 まずは気絶対策にテオドール乱心をクリアしお守りを入手します。
 進行度的にギリギリですが発生と同時に解決すれば魔の島の期限に間に合います。
 レッドラもイフリートも火神防御輪があればどうとでもなります。
 次に進行度をそこまで稼ぐ過程で最大BPを25以上にし回復BPを+4にします。多少吟味の必要が生じるかもしれません。
 さらに妖精の森をクリアすればBP回復値は+5。全光術を毎ターン使い放題です。
 …そのためには水竜の神殿をクリアする必要があります。

トゥマンの影武者@水竜の神殿
 解決のためには影武者、ガード*4、トゥマンと戦う必要がありますが一番強いのはコイツです。
 理由はHPがある程度減ると使い出す(?)アビスによる一撃死。
 お守りはこの時点では持っていないのでフィッシュフックで少しでも致死率を下げることにします。
 まずサンライトアローでHPを削りつつビットを5コためます。
 ビットが5コたまったらHPを回復してからスターライトFSで攻撃。
 後は回復は最小にとどめスターライトFSを連打、BP不足時はサンライトアローを使います。
 運任せですが何とかなる範囲です。

 ガードとトゥマンは怪魚の石鱗があることもあり楽に勝てるので省略します。

 テオドール乱心をクリアすれば火神防御輪は不要なので一気にお使いを進め、水竜の滝で水の精霊珠を入手しLPと回復BPを増やします。
 お守りを装備する関係上アメジストが装備できないのでショックウェイヴが無効化できません。
 仕方ないので適当な防具を隕鉄で補強しショックだけでも防ぐことにします。

 …これで敵の攻撃で被害が及ぶのはショックウェイヴの25前後だけ。
 まずは当初の目論見どおりサンライトアローで肉を排除しつつビットを5コ出します。
 そしてウェイ=クビンにビット5コのFSを叩き込んだ次のターンから回復を最小限にとどめひたすらコズミックタイドを連打します。
 光術LV1以上、術習得10以上の条件なので消費LPは黄色の1。
 LPも増えているので単純計算で24〜25発は使えます。まず押し切れます。

 最初のスターライトFSを叩き込むところで魔法盾で防がれても焦らず肉を排除するところからやり直します。
 また、ウェイ=クビン1体のときはコズミックタイドではなくスターライトFSを使います。

…この戦闘は今回の中でも3本の指に入る難関でした。
そのために解説が凄まじい長さになってしまいましたがどうかご容赦ください。

○裏四天王叩き殺しツアー
せっかく2回目のやりこみなのです。倒して回るのが筋でしょう(笑)。
イノーマスウィング@モンスターを増やせ!(獣)
 巷では「皇帝の奇病のワイルのほうが強かった」と評判の翼の栄皇サマです(笑)。
 物理重視で固めればすべてノーダメージですが石化だけは怖いのでメチスの手甲で防ぎます。
 天変地異を使えばダメージが発生すると思うのですがなぜか使ってきませんでした。

キルリス+キルリスヘッド*6@モンスターを増やせ!(昆虫)
 変死事件発生は1対5ですが今回は1対7。大人気ないにも程があります。
 「それでも『誇り高き四天王』かよ!」と言いたくなります。
 しかしキルリスヘッドのブレスは火炎属性なので巨人の里で火神防御輪を買ってくればノーダメージです。
 本体の攻撃も物理重視でノーダメージ。雪花石の指輪で毒も防げます。
 この戦闘は本体を倒せば終わるのですが1ターンに6回もブレスが飛んできて長引くのでコズミックタイドで本体にもダメージを与えつつヘッドどもから攻撃します。
 本体のみになったらスターライトFSに切り替え連打。ノーダメージで楽勝です。
 トリニティブレスを使えばダメージが(以下同文)。

濁竜@モンスターを増やせ!(水棲)
 装備は物理重視。ライトウェーブで攻撃回数を増やしてきますが連携は発動しないので時間が長引くだけです。
 リキッドキャノンは怪魚の石鱗で、ハイドラスフォールズはペギーハートで防御。
 以上、全攻撃をノーダメージでしのげます。隠し玉が無いことを考えれば上2体より劣ります。
 撃破後はタルミッタに飛ばされることを考えれば連射器さえあれば画面を見る必要すらありません(笑)。
 通常プレイで裏四天王を葬って回ったときは唯一こちらを負かしてくれたので期待していたのですが…。

ブレイズスレイブ@モンスターを増やせ!(植物)
 さすがは冥府の番人。「暴君」から「奴隷」に身を落としてもその強さに変わるところはありません。
 まずフレイムウィップのマヒ対策に頭は妖精王の冠で決定。
 後は破砕流対策に斬撃、打撃、火炎をバランスよく組み合わせます。
 火神縮退撃で防御力が下がった状態なら破砕流で受けるダメージは200弱。
 したがってHPが400以上あれば勝てます。
 上3体よりははるかにマシですがそれでも勝率ほぼ100%。う〜む…。

○死への招待状
デス@冥府
 デスと戦うにあたり欲しいのはライフ攻撃、即死、邪術への耐性。
 よってお守りとムーンストーンの装備は決定。
 問題はライフ攻撃です。前回のやりこみでさえ勝利時の残りLPは3。
 それより火力が劣る今回です。耐性なしでやってはLP切れは必至。
 しかしイシナスの髪飾りは禁止しているのでお守りを外せず、ラストリーフや骨のお守りはつかえません。
 しかしライフ攻撃防御を備えた防具はまだあります。今回使うのは死の鎧です。
 死の鎧は火炎とエネルギーが弱点になりますが邪術を封じてしまえばそれらの属性の攻撃を受けることはありません。
 開門も冷気単一属性です。したがってデス戦においては死の鎧を装備するデメリットはないわけです。
 むしろガーラルアーマーでは28しかない術防御が42もありバランスが取れています。
 死の鎧はデスから賜るものです。その性能を見せ付けてやりましょう(笑)。

 防御面においては以上です。次は攻撃面での考察。
 デスは火炎属性に若干弱いのでサンライトアローとスターライトFSで与えるダメージにほとんど差がありません。
 この時点で戦法は自動的に決定です。つまり
 「スターライトビットを5コ維持しつつサンライトアローで攻撃」
 …です。当然HPが減ったらムーンライトヒールで回復です。
 魔法盾では開門は防げませんが刈り取りと一閃はそれなりの確率で弾いてくれます。
 ようやくスターライトビットに魔法盾としての出番が回ってきました(笑)。
 ビットは10ターンで解けます。余裕を持って7ターン目くらいで張りなおします。
 受けるダメージは大体刈り取りが230〜270、一閃が190〜240、開門はこちらのHP依存で200〜300。
 少々大きいですがHPが516あるので連続で命中した上で高めのダメージが出ない限りは死なないわけです。
 …勝利時は「ここで魔法盾が出なかったら死んでたかも」という事態が2回ほどある状態でした。
 魔法盾の発動に手に汗握るバトルが楽しめました(笑)。
 戦術確定後は1回目の挑戦で勝利しました。
#渡り鳥さんの日記によれば開門は4ターン周期なのだとか…
#そのことを知っていればもう少し楽に戦えたかもしれません(苦笑)
○決戦! サルーイン
サルーイン@決戦!サルーイン
 第1形態の無窮自在や第2形態のゴッドハンドに耐えるためにはHPを上げることが必須です。
 ゴッドハンドのダメージが平均400程度だったことを受け800まで上げることにしました。
 2ターン連続で来ないことを期待するなどということは不可能です。
 第2形態に対してスターライトFSは柱の結界のおかげで200程度しか与えられません。
 必然的に長期戦になるのでそのような事態は期待するだけ無駄というものです。
 勝利時でも何回も2連続で飛んできましたし3ターン連続で来て終了なんていうパターンもありました。

 HP600くらいまではマラル湖で化石魚を狩ります。
 次にゴールドマイン鉱山へ舞台を移しディープテンタクラーを乱獲。HPを700まで上昇させます。
 700まであがったらクラスをウィザードに変更し馬にまたがりガレサステップへ。
 敵シンボルに片っ端から体当たりをかましコズミックタイドでなぎ払います。
 ガレサステップで戦うのはエロールとニーサの恩寵を発動させるためです。
 この作業に大体1ヶ月弱かかります。死にそうです(疲)。
 HPが800を超えたところでクラスをロザ重に戻しラストダンジョンに突撃です。

 装備は前回とほぼ同じですが今回は翼の槍を使う必要が無いので空いたスロットに何か装備できます。
 精霊石の杖を持とうかとも思ったのですがここでは竜鱗の剣を選びます。
 対火防御+10というのもあるのですが、改造可能という点が大きいです。
 ここは隕鉄で補強し、エナジーボルトのショックを防ぐこととします。

 まず第1形態ですが普通に倒せます(笑)。膨大なHPにモノを言わせましょう。
 無窮自在が2ターン連続で飛んでこない限りは負けはありません。

 次に第2形態です。7ターン周期で剣の雨を放ってくるのでそれに合わせて行動します。
 1〜5ターン目はHPが減っていたらムーンライトヒール、満タンならスターライトビット、HP満タンでビットが5コあったらスターライトFS。
 6ターン目は絶対にムーンライトヒール。
 7ターン目、剣の雨のターンはHPが減っていたらムーンライトヒール、満タンならスターライトFS。

 まずスターライトビットを使う理由は「柱を壊さない」「スターライトFSの威力が上がる」「いくつかの攻撃を回避できる」
 この3つが主な理由です。ゴッドハンドがある以上はこちらから攻撃して柱を壊すのは得策ではありません。
 また回避が発動すれば次のターンもビットを使えるわけです。
 それを考えればスターライトビットはうってつけです。これでゴッドハンドも回避できれば言うことはなかったのですが(笑)。
 しかしヴォーテクスやダークネビュラで解除されるのでそこまで完全というわけでもありません。
 ダークネビュラは魔法盾有効なのですがヴォーテクスは最悪です。
 6ターン目に飛んでくると泣きたくなりますが我慢します。ゴッドハンドよりはマシです。

 次に6ターン目ではなく7ターン目にスターライトFSを使っていますがそれは「柱を大して壊さない以上ダメージがあまり変わらない」「剣の雨は魔法盾有効」「先制する可能性もそこそこある」
 といった理由からです。先制すればダメージが若干増え、後攻すればノーダメージで済むかもしれない…。
 悪い話ではないです。
 以上の戦術を用いて戦うことになります。
 とにかく回復重視で戦います。焦りは禁物です。
 ゴッドハンドを2ターン連続で使われ、高いダメージが連続すると死にますが祈るしかありません。

 なお長期戦になるので別の問題が生じます。それはウインドカッターのライフ攻撃。
 LPは13しかないので運が悪いと尽きます。これについてはエロールに何とかしてもらいます。
 勝利時は残りLP4だったので光神の恩寵が発動することは無かったのですがLPが尽きることはなくなるでしょうからいい精神安定剤になります(笑)。

 戦闘時間はおよそ90分。過去に類を見ない壮絶な死闘となりました。

以上で私が「説明が必要かな…」と感じるボス戦術は全てです。長々とすみません…。
これ以外に「○○○○はどうやって倒したんだ!?」など質問疑問があれば仰ってください。

○ボツ戦略の墓場
さて、上ではサルーインをあっさり倒したように書いていますがその裏では試行錯誤の嵐がありました。
戦術面はともかく戦略面は考察の余地があったわけです。
最後にその中で準備に手間がかかった割に報われなかった戦略群を紹介します。
その1:火炎に耐えろ!竜槍マリストリク
 幻術とウォーターガンを防げばサルーインの術攻撃は火炎とエネルギーのみになります。
 したがって翼の槍の空きスロットには対火+50のマリストリクが妥当と考えました。補強もできますし隕鉄でショック対策もできます。
 しかし知力精神愛-10のデメリットは今回の戦いにおいて相性が悪すぎます。
 最悪なのは愛が下がること。これで回復が間に合わなくなりやられるパターンが多くなりました。
 残念ながらボツです。丸2日レッドラを倒し続けてようやく入手したのですが…。
 ウコムの恩寵をつかったとはいえ1回倒すのに8分かかるので入手自体は運が良かったほうかもしれません…。

その2:状態異常を防げ!流星刀
 頭に装備したエメラルド。幻術はダメージよりも状態異常が恐ろしいので外せません。
 しかしもし外すことができればガーラルヘルムに換装することでゴッドハンドに対し有効な防御力を得ることができます。
 そこで白羽の矢が立ったのが状態異常防御+30の流星刀。
 3本装備すればガーディアンリングと合わせて状態異常防御は100。
 アルティマニアを信用するなら状態異常発生率は1%です。
 まさか一人旅で地図リサイクルをする羽目になるとは思いませんでしたが地図レベル4だったので…(笑)。
 しかし、超長期戦となる今回においては無駄でした。0.1%ならともかく1%は高すぎます。
 10000程度削る間に3回も4回もマヒしたりバーサクしたりで勝てませんでした。
 っていうかザコ戦でも頻繁に異常になったのでホントに1%なのかそこから疑問です。
 なお勝利時に装備している竜鱗グッズはそのときの副産物です。
 そういう意味ではまだ報われた戦略といえるかもしれません(笑)。

その3:逆転の発想!冥界毒爪
 前回と大きく違うのはアーマーブレスが使えず防御力を上げられないという点です。
 しかしシリルの恩寵「樹神の保護」を使えば同等の効果を得られます。
 ですが、第2形態の心の闇で防御が下がったらそれまでです。
 そこでディステニィストーンを6つ捧げ、心の闇の追加効果を毒or眠りにすり替えれば防御力を維持できると考えました(未確認なのでできるかわかりませんが)。
 そのために毒だけでも防ごうと鉱山でイフリート単体から入手したのですが…。
 結果は推して知るべし。6つも捧げて勝てるわけがありません。本末転倒もいいところです。

…以上です。結果としてHPを800まで上げて戦うという美しさのかけらもない方法を採りましたが自分なりには満足です。