乱数変動について

内容については理解しにくい部分が多々あると思います。
興味のない人は飛ばしてください。
それと自分も理系ではないので、完全に正しいという自信はありません。
おかしいところがあったら指摘してください。

(12/17注)
まず、下の段落は前に書いた分です。
それをまず読んでいただいた上で、今回の更新内容をお読みいただくよう、お願いいたします。


○定点と乱数変動
まず、意味不明な言葉のタイトルであることを謝ります。
さて、順に説明させていただきますね。
クイックセーブ後にすぐさまマップを切り替えて青い矢印を出していた場合、間に違うアイテムを挟みながら同じようなアイテム、同じような金額が続くことってないですか?
私はあります。
この原因、それが乱数という存在です。
ゲームの処理として、ランダム要素を加えるために乱数という数字の羅列なり、無作為な数字の作成なりをして反映させています。
その結果、まったく同じ行動を取るとまったく同じ処理を行なうわけです。
さすがに昔のROMカセットや携帯用カートリッジと違い、完全に乱数解析なんて出来るわけがありません。
しかし、どういった時にどういった処理をしているか、おぼろげながらも見えてきたところがあります。

上記の場合で数字の羅列を使っている場合に起こりやすい現象で、ある特定の場所を定点と勝手に呼んでいます。
例を一つ書いてみます。数字は適当で、意味はないです。今キーボードを目茶苦茶に打っただけですから。
「62985723039501579」と数字の羅列があったとします。
ゲームを始めると、まず乱数が必要な場合に6からスタートして次の乱数では2、その次は9が適用されます。
この「6から始める」というのが定点スタートというわけです。
無作為に数字を作成していた場合、定点というものは出てきませんが、体感的にミンサガではあるだろうと思っています。
この定点、何を元に出されているか分かりませんが、PS2の本体部分(自分で触るところ以外)から算出している可能性もあり、そのため再現性が低いと思います。
ただ、クイックセーブである特定の乱数を保持出来るのも間違いのない事実です。
アナログキーを使用せず十字キーを使用して、ほんの少し動かすとフロアが変わる、という状況を作ってみるとよく分かります。
その状態で財宝発掘をしたら、50回中30回以上同じ金額・同じアイテムが出たというパターンもあります。

そこで乱数変動ということをしなくてはなりません。
これも勝手に呼んでいるだけですが、乱数を変動させたいから乱数変動です。
つまり定点付近で青の剣・紅孔雀が出ないなら、どんなに頑張っても無理ということです。
一度クイックロードをしたら、30秒ほど経ってからフロアを切り替えてください。
そうすると、今までと内容がかなり違っているはずです。
もちろん同じアイテムが出る確率は結構あります。
ただ、金額が違うということで違うものと判断できるわけですね。
だから毎回ダンジョンを入り直す1枚だけのマップ、地下1階で発掘すると何かと変わったものが出るというわけですね。
しかもダンジョン進入時に色付きが消されていても、すぐに入り直すので問題はないです。
階層のあるダンジョンでこれをすると、一度の発掘に結構な時間がかかる場合があります。
毎回これをしていると大変です。
ですが、そもそもレベル5地図で発掘という時点で大変な道を進んで行なうという状態ですので、ちょっとぐらい気にせず茨の道を進むのも勇気です。
行なうか行なわないかは、あなたの自由です。
ご自分に合った発掘方法というものを見つけてください。

○といいうことで、続きです
前に光毅のパパさんが、時間制御で財宝を変動させられる、という事をおっしゃってました。
ぽん24さんが、詳しいデータを初めに作成しておられます。
それを踏まえて自分で調査してみて、ようやく内容を理解したというワケです。
これで確定したと思われることを、いくつか上げます。

1.今作は(少なくとも財宝に関しては)乱数テーブルを使用している。
2.乱数テーブルは時間経過によって変動している。
3.かなりの精度で調整が可能。

とりあえず、こんなところでしょうか。
一つずつ、説明していきます。
と、その前に、今回の調査内容を、表で見ていただくのが良いかもしれません。

別ページですが、こちらをご覧ください。

なお、ほとんど自分専用のデータなので、実際にこの作業をした方にしか分からない可能性が高いです。
百聞は一見にしかず、気になったのならご自分でお試しください。
なお、この検証中に、かなりのデータが再現可能でした。
再現出来ていないものでも、そのタイミングを集中的に絞れば、おそらく可能ではないだろうかと思います。
ちなみに、これはテーブル8・ランク9での作業です。
もっとも同じテーブルだからと言って、同じ結果になるわけではないようです。
場所によって違うのか、場所が同じでも違う乱数テーブルの地図があるのか、これは解明できていません。
今後、情報が集まるようでしたら、しっかりと調べてみたいと思います。

(2006/1/8追記)
とりあえず、分かったことを書いてみます。
上記に加えて、同じテーブルだと同じ乱数テーブルを使っていることが分かりました。
これにより、テーブル8ランク8、テーブル8ランク9、テーブル9ランク8、テーブル9ランク9の4種類となります。
ただ、同じテーブル8ランク9でも、開始地点は違います。
具体的には、私の持っている財宝の穴は最速付近で紅孔雀が出ます。
しかし、別のエスタミル地下の地図では最速付近(と思います)で青の剣が出ます。
エスタミル地下の地図では、その後少し進めると紅孔雀付近のデータが取れています。
つまり、エスタミル地下は私の持っている財宝の穴の、上位互換に近いです。
そして、分かっている主な財宝について、地点と順番を書いてみます。
これは、実際にこの発掘(ピンポイント発掘と命名されています)を行なってみないと分からないです。
よければ試してみてください。
どうしても意味が分からなければ、掲示板で質問してください。
不特定多数の方に対して詳しく説明するのが難しい発掘方法です。
掲示板での質問は、当たり地図がすでに手元にある状態でお願いします。その方が、説明がしやすいので。

(開始地点A)→2240金で青の剣→(開始地点B)→3450金で紅孔雀→1840金でケレンドロウズ→
(かなりの秒数)→3800金でマリストリク→1660金で竜鱗の鎧

という流れのようです。

紅孔雀の場所は、上の私のデータに追加すると1100金の竜鱗の盾あたりです。つまり、ほぼ最速。
ケレンドロウズも、さほど時間を置かずに発掘できると思います。
ヴォーパルアクスはケレンドロウズとマリストリクの間にありますが、発掘する意味が無いので無視です。
紅スタートでの青の剣ポイントは、今のところ(おそらく)見つかっていません。
どこかのポイントを見つけるのが吉ですが、見つけるのは簡単な事ではないです。
見つかると後は楽なんですけどねー。
って事で、誰か発見したら教えてください、お願いします。

その他発掘データ(テーブル順データ)に関しては、現在ヨマイ・Gさん(元・爺さん)が整理してくださっているようです。
私がしてもいいんですが、とりあえず任せる方向です。
また何かありましたら更新します。
そのうち、上の文章もひっくるめてキレイに整理したいと思います。