タイトル | : 棺桶さん(現・陽炎さん)の生態系調査 |
記事No | : 6077 |
投稿日 | : 2008/07/10(Thu) 17:42:59 |
投稿者 | : 代理の者 |
以前陽炎さんが調査なさった内容です。 過去ログに埋もれているのが勿体無いと思い、上げさせて頂きました。
※※※※※※以下引用※※※※※※
タイトル : 今さら生態系(1) 記事No : 4005 投稿日 : 2006/11/27(Mon) 02:41:46 投稿者 : 棺桶
こんばんは、長文失礼します。
生態系のあれこれ)
詳細はアルティマニアにありますし、中には今さら当たり前過ぎる説明もあるかと思います(そういったところはスルーして頂ければ幸いです)。 基本的に、以下ではアルティの説明で端折られている点(笑)についての検証結果を報告しています(絶対そうであるとは言い切れない面もあるかと思いますのでご容赦)。
1 種族の調整について 種族調整は、基本的に以下の繰り返しです。 A)モンスターを狩る(減少)→B)場所(ダンジョン)を移動する(増加) まあアルティマニアに書いているとおりAの要素が非常に大きいため、実質的にはBは無視したところでそれ程の影響もないでしょう。 『注意!』 例えば不定を増やしたい場合、その地域の不定以外を狩りまくれば良いわけですが、当然のことながら狩ったあとは場所移動でその地域の生息数が増加(回復)します。 この時に、不定の生息数が微妙(3、4位あたり)であると、地域によっては増加により生息数が逆転されるという可能性もあります(↓2を参照)。 従って、不定王国を建設する場合などは、ある程度増加も考慮に入れて狩っておくべきでしょう(2,3度移動したあとにダンジョンなどを確認してみれば問題はないです)。
2 生態系について いわゆる「生態系」は上記1のBに関わる要素です。 場所を移動した際に天敵とエサという一定の法則に従って各モンスターの(生息数の)増加量が若干変動します(この点に関する詳細はアルティマニア503Pの通りです)。 ただし、この「増加」については生態系よりも「各モンスターの初期比率(アルティ502〜503P)」が、より大きな割合を占めているものと思われます。 例えば、リガウ島の不死は4、5匹倒しても、移動する度にかなりの生息数が回復しています。 増加量が気になる場合には、むしろこちらの方を気にしておくべきでしょう。
3 モンスターの配置について アルティマニアに載っている配置には何やら2通りのことが記載されていますが、私には曖昧すぎて今一何のことやら分かりません(笑) 基本的に再配置というのがごくごく普通の配置方法のようであり、こちらのみを念頭においておけば良いと思われます。 以下、そのことに関してですが、一般的なダンジョンやフィールドに配置されるモンスターは、その地域の生息数(順位)に応じて配置されます(恐らく通常は1〜4位までが配置されると思います)。 ただし、その時の偏りによっては順位内のモンスターで1匹も出てこない種族もあります。 また、例えば4位に2種族が並んでいる場合などは、最大で計5種族のモンスターが配置される可能性があります(確認済み)。
4 チェーン戦闘について チェーン戦闘は、通常の場合、ぶつかったシンボル(種族)のエサとは発生しませんが(アルティ参照)、その判定は起点のみで行われているようです。 従って、チェーンの起点をずらせば通常通り繋げられると思います。 まあ次のケースで確認しただけなので、参考までに。 不定 →ハ虫類× ハ虫類→不定 →ハ虫類○
また、チェーン戦闘で同種族を何体か狩った場合の生息数減少量は、単体を同数だけ狩った場合と同じです(違いを確認できませんでした)。 例) 魚を単体3匹 → 10×3=30(数値は適当) 魚×魚×魚 → やはり30
しかし、チェーン戦闘に他種族を巻き込んだ場合には、大体イメージとして以下のような減少割合になります。 例) 不定×不定×魚の場合 → 2:5:23(数値はあくまで適当)
アルティの「最後の種族の生息数だけが大幅に減る」というのは大体こんな感じだと思います。 まあ、最後以外の減少量は無視できる程度ですが、気になる方は単体か同種族をチェーンさせて狩った方がよろしいでしょう。
タイトル : 今さら生態系(2)少し補足 記事No : 4012 投稿日 : 2006/11/28(Tue) 01:32:02 投稿者 : 棺桶
昨晩は中途半端なところで落ちてしまいました(汗) 財宝とあまり関係なくて申し訳ありませんが、続きを述べさせて頂きます。
種族調整イベントについて)
1)イベント開始直後の順位 開始直後の順位は、ターゲットの種族のみが大幅に落ちます。 それ以外の順位は直前のものと同様です。 従って、イベント前にある程度調整しておくことも出来ます(意味はないですが)。 この状況(イベント開始時における各種族の生息状況)によって、調整イベント時に狩らなければならない個体数に違いが生じます。 通常、初期状態に近い場合だと上位と下位の生息数には結構な開きがあると思われ、反面、その地域で戦闘しまくって各種族の生息数に開きがなくなっている状態においては、調整する数は少なくて済むでしょう。
2)開始直後の配置 イベント開始時の四天王のダンジョンには、通常、イベント前の順位に基づきターゲットの種族が見られる場合が多いでしょう(四天王に会うために通ったフロアのみ)。 これを開始後の順位に合わせるためには、一度別の場所に移動すれば良いです。 3)生息数の増加 イベント開始直後は、その地域の合計生息数が、ターゲットが強制的に減らされた分だけ落ち込んでいるので、その後に場所を移動すると各種族の生息数が減らされた分だけ増加(回復)することになります。 しかし、その場合の増加量は基本的にターゲットよりも他の種族の方が大きいために(初期比率の点ではそれが特に顕著→アルティ502参照)、移動すると、ターゲットと他の種族との差がわずかながら広がってしまいます。 それまで通常の戦闘を抑えて進めてきた場合には、初期比率に従って、比率の大きい種族が上位にいることが普通でしょう。 この場合、移動によってターゲットとそれら上位種族との差が、より広がる可能性が高いです(ていうか、これは案外馬鹿にできない模様)。 なお、生息数が減った場合に、それが元の生息数まで回復するには移動を数回必要とします(生息数が減少している程増加量は多いので、一度目の移動時の増加量が最も多いのではありますが→アルティ503P)。 従って、1匹でも狩る数を抑えようとする場合には、再配置やマップアビリティ回復のための移動を必要最小限に止めておいたほうが良いと思われます。
4)連動して増減の見られる種族 既にお気づきの方も少なくないでしょうが、ある種族を狩った瞬間に、その種族の減少とは別に、それとは他の生息数も増減するという関係が幾つかの種族間に見られました。 以下はその例です。
狩る種族 影響 ハ虫類 水棲が減る 獣 獣人が減る 不定 ハ虫類が減る/植物が増える 魔族 不死が減る/昆虫が増える(?) 昆虫 植物が減る 有翼 昆虫が減る 植物 水棲が増える(もしくはハ虫類が減る、いずれか)
水竜神殿でもリガウ島でも同じ関係が見られたので、恐らく各種族を狩った場合に減少する種族と増加する種族が設定されているのだと思われます。
『上の補足』 アルティの生態系と照らし合わせると、どうやらある種族にとっての天敵を狩るとその種族の生息数が減り、エサを狩った場合で増える、というケースが多いようです(意味不明)。 ただし、このパターンがどれぐらいのケースで当てはまるかは未調査…というか調査不足により分かっておりません(汗) 無論、これらの増減は直接狩る場合に比べて少ないものですが、それでも大量に狩ると結構侮れません。 例えば、水竜神殿で上位にいることの多いハ虫類を狩ると、何故か水棲の順位も下がってしまいます。 なお、狩る種族が影響の出る種族の上位にいるか下位にいるかは関係ありませんでした(どちらでも影響します)。 一応、他の要因も絡むかも知れませんし、間違っている部分もあるかも知れませんので、参考程度にどうぞ。 これ以外の関係も分かった場合には報告させて頂きます。 5)その他 一連の調査において、ランダム要素は確認できませんでした。 生態系全体に関して、増減の数値などはほぼ決まっているようです。 今回の調査で分かったのは、大体こんな感じでした。 あと、最後に水竜神殿あたりを例に、効率の良い狩り方を一応説明する予定でしたが、これだけ長々と話しておいてコツというのも失礼なので省略させて頂きました。 もし、疑問点等があれば遠慮無く仰って下さい。 それでは、連夜に渡って長々と失礼しましたm(_ _)m
タイトル : 今さら生態系(終) マルディアスの生物達 記事No : 4017 投稿日 : 2006/11/29(Wed) 06:35:48 投稿者 : 棺桶
お早うございます。 昨晩も追加調査を少し行ってみたのですが、どうやら生態系調査もとりあえずは終了したっぽいようです(まだ固定生物とかが残っていますが 汗)。
結局(2)の補足を裏切る結果は出ませんでした。 以下は検証結果とアルティのデータを照合した生態系の関係表です。 それから多少言いにくいことなのですが、もう一つ付け加えておくと、移動による生息数の増減は、どうやら初期比率のみが反映されている模様です(一応、検証のその部分を下に付記しておきました)。
狩る種族) 減少する種族) 増加する種族)
ハ虫類 水棲 ↓↓↓ 獣 ↑↑、不定↑ 不定 ハ虫類↓↓ 魔族↑、植物↑ 水棲 不定 ↓↓↓↓ 獣人↑↑、有翼↑、ハ虫類↑ 昆虫 植物 ↓↓↓ 有翼↑・水棲↑、ハ虫類↑ 有翼 昆虫 ↓↓↓ 獣 ↑↑、魔族↑ 植物 有翼 ↓↓、獣↓ 獣人↑、水棲↑、魔族↑ 獣 獣人 ↓↓↓ 昆虫↑、不死↑、不定↑ 獣人 獣 ↓↓↓ 昆虫↑、不死↑、水棲↑ 魔族 不死 ↓↓ 昆虫↑、植物↑ 不死 魔族 ↓↓↓ 不定↑↑、植物↑
実は、この内の7割程度しか確認しておりません。 しかし、そこまでの結果を照合すると、後はほぼ間違いないかと思われます(アルティのデータを信じましょう 汗笑) それと、この表に従うと図書館とかがアレなんですが、まあマルディアスのことなので…(何だそりゃ)。 敢えて仕様ミスとは言いません。 化石魚が翼手竜を食い殺す風景があったって、別に良いではありませんか(笑)
最後に一応、一連の検証で用いたやり方の例として、それから移動による増加がないことなどを推定させるものとして、検証結果の一部を下に付け加えておきました(ご興味のない方はどうぞスルーで 汗)。
トマエ火山内での検証例)
…まずは増減による変化を分かりやすくさせるため、適当に戦闘を重ね各種族の順位を接近させておきます。 その後移動を10回ほど繰り返し、合計生息数を元のあたりまで回復させ、それ以上移動による変動が起こらないようにします。 それを基準のA)とします。 A) B) C) 1 昆虫 1 昆虫 1 昆虫 2 不死 2 植物 2 植物 3 植物 3 獣 3 不定 4 獣 3 有翼 4 獣 4 有翼 3 水棲 4 有翼 4 水棲 3 不定 4 水棲 7 ハ虫類 7 ハ虫類 7 ハ虫類 8 魔族 8 獣人 8 獣人 9 獣人 9 魔族 9 魔族 9 不定 10 不死 10 不死
実験)4位に3種並んでいるので、これらが移動によってどのような(生息数の)変動を見せるのかチェックしたいと思います。 ちなみにアルティによると、それら3種のリガウ島における初期比率は同じです。従って、生態系による増加量が調べられると思います
手順) …上の表で4位の3種に影響のない不死をトマエ火山内で3体狩り、合計生息数を減らします。 そのまま順位を確認したものがB)です。 一応、魔族の減少と不定の増加を確認できるかと思います。
…次にトマエ火山から草原へ移動します。そのまま出入りを5回繰り返して(移動10回)生息数を回復させてから、再び順位を確認して終了です(C)。 初期比率の高い不定の生息数が、より増加したことを確認できるかと思います。 しかし、問題の3種には変動がありません(特にアルティに従うと、1位の昆虫や不定は生息数が多いので獣の増加を抑えるはずです)。 これによって移動による増加が反映されるのは初期比率のみではないかという推測ができると思います。 (ちなみに、この状態で植物を狩ってみると、表の通りに水棲、獣、有翼と3者の順位がばらけます。)
※※※※※※引用終了※※※※※※
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