BBS-3

冬支度Ⅱ
クリックで拡大 H18.12.4(月)
 早朝、庭に出てみると霜が一面に降りており、冬の到来を実感する。昨夜、普段なら静かに寝ている時間にコロの泣き声がするので、様子をみると外に出してくれと訴えるような素振りなので庭に出してやると、便をし、嘔吐する。今朝も嘔吐したようだ。何か食べたものが悪かったと思われる。それでも朝の散歩にも出掛け、食欲はないもののそんなにぐったりとしているわけではなく、さっきは元気に庭を駆け回っていた。様子をみることにする。遣り掛けになっていた冬支度の一つ、ほうれん草へのビニール掛け、注文しておいた支柱が揃ったので昼前の一時、一気に済ます。また、この時季の風物詩となっている野沢菜漬け、我が家でも手伝いを得て終える。


冬支度 あくら店主 2006/11/30 11:44
H18.11.29(水)
 定休日。温かい陽光が射す小春日和。先延ばしになっていた冬支度の準備に掛かる。先ず二、三週間前に種を蒔いたほうれんそうの冬越えのためのビニール掛けの用品調達にホームセンターに向かう。半円形の支柱とそれを覆うビニール、いろいろなサイズが並んでいる。素人のあさましさ、畝の幅、高さ、長さなどを測ってこなかったのでどの程度の寸法のものをどの程度用意したらいいのか分からず、とりあえずいくつか試行するためのものを調達して帰宅。すると休みと知らなかったお客さんが食事に来られる。折角来られたので食事をしてもらう。畑の冬支度は後回しにして、車の冬支度のため近くのカー用品店に出掛ける。冬用タイヤ交換の時季のせいか、混みあっており、持ち帰りにもかかわらず約一時間ほどかかるという。その間、犬の散歩をさせ、帰ってタイヤの付け替えを始める。慣れない作業と、車軸へのタイヤの填め込みに難儀し、照明灯をつけての作業となってしまう。ちなみに店の人の話では、ほとんどの人はタイヤ交換を店にお願いするとのこと、金額的には二千円程度のことであるが、何でも人任せにしないで自分でできることは自分でおやりになったほうがと思うが。それはさておいて何はともあれ寒さに負けない心と体をきたえなければ。


昔住んでた町訪問Ⅲ
H18.11.22(水)
 定休日。早朝、濃霧であたり一面真っ白。昼前、コロを同道して高校生時代を過ごした諏訪市を目指す。塩尻峠の上から、諏訪湖を眺めるとその背景に冠雪した八ヶ岳の峰々が冬空の中にくっきりと浮かび、なかなかの景観を呈していた。諏訪湖周辺の景色はそう昔と変わっていないが、新しい美術館が目立つ。かって住んでいた家は今はもうなく、辺りも様変わりし町名も変わっていた。気を取り直してコロと湖辺を散策する。足湯に暫し浸かってから間欠泉のほうに行くと丁度熱湯が吹き上げるところで観光客と共に鑑賞。湖水の汚れも相変わらず、湖岸に打ち寄せられた木々やゴミが至るところに散在しており興ざめする。一言、諏訪湖あっての観光地なのだから、観光船、旅館、飲食店業等、諏訪湖で生業を立てておられる方々、商売に熱心なのもいいが、頼りない役所任せにしないで、湖水浄化、ゴミの片付けにもう少し知恵と時間を割いたら如何なものですか。


紅葉盛りのしだれもみじ あくら店主 2006/11/15 16:43
H18.11.15(水)
 定休日。犬の散歩を除き、終日自宅にて日頃遣り残していた仕事を片付ける。
 庭のしだれもみじの紅葉が盛りを迎えている。一仕事終え、夕まぐれ、庭先の木々を静かに眺め一日の終りを迎える。普段は飲まないが、こういうときは燗をした酒でもふと飲みたくなる。何か残像があったのだろうか、脳裏に若山牧水と檀一雄の歌がふと浮かぶ。

 幾山河こえさりゆかばはてなむ國ぞけふも旅ゆく(牧水)
 モガリ笛いく夜もがらせ花に逢はん(檀一雄)


初雪の時期を迎えて
H18.11.13(月)
 前日は、冬型の気圧配置が強まり、松本で初雪を観測、平年より10日早いとのこと。家の中に居たので気がつかなかったが、どうもみぞれが降ったらしい。霜のせいか畑のピーマンとバジルの葉が一気にしんなりとし、枝を垂らしている。自然の摂理とはいえ、物寂しい感がする。また、コロの散歩の折の足もいきおい早くなってきている。そろそろ冬用のタイヤを用意したり、寒さに弱い「あくら」の木の防寒対策等々冬支度を急がねばならない時期がやってきた。松本で迎える初めての冬、寒さに縮むことなく、心、体とも暖かい日々を過ごせるよう背筋を伸ばして夢の実現に向けて若々しく動き回ろうと思いを新たにする。
昔住んでいた町訪問Ⅱ
クリックで拡大 H18.11.5(日)
 先般の小諸市訪問から、今回は小学校3年から4年まで過ごしたお隣の塩尻市に出掛ける。ほとんど町の記憶がないので先ず市役所を目指し、車を止めて散策することに。漠たる記憶の中では、桔梗ヶ原高校に向かう手前に家があり、よく学校に出掛けては桔梗の蕾をつぶし音をさせて遊んだ。何はともあれ、そのあたりに行くことにする。市役所でかっての桔梗ヶ原高校の場所を問うとこの市役所が建っている場所がまさにかっての高校のあった場所とのこと。あまりの様変わりに昔のイメージが蘇らない。友達の家があった近くの大門商店街をぶらつくも全く記憶に引っかかるものがなく異邦人の様。道すがら、当時通っていた小学校について聞くと建物は建て替えられたがその場所は変わっていないとのこと。行って見ると、建物は新しくなっていたが、正面玄関(写真)と隣接する校庭の雰囲気がなんとなく50有余年の隔たりを超えて懐かしさを感じさせてくれる。迂遠で曖昧な記憶がもどかしい。ただ、当時校庭に降り積もった雪で宗谷丸を皆で作ったことと当時の担任が武居先生で思いやりのあるやさしい方であったたことを思い出す。さて、この次はどこを訪ねようか。雪が降り出す前に北信の地を訪ねることにしよう。



美味しかったきのこ汁
H18.11.3(金)
 「文化の日」で定休日。天気がよかったので、コロを広々とした所に連れていってやろうとナビの行き先を鉢伏山に設定して出発。途中まで順調に進むも山道になった所で道路は進入禁止とある。仕方なく、車を止めてコロを連れて周辺の山道を散歩する。犬の先導に任せて14,5分歩いていたところ、道路と林の境にきのこを発見。周辺を探したところ5~6本獲れる。食べられるきのこかわからないので、帰り道、畑作業をしていた方に聞くと、リコボーというきのこで食べられるとのこと、一安心。帰ってインターネットで見ると赤味噌での味噌汁が旨いとのことで早速賞味。きのこの歯ざわりときのこの香りが移った汁がことのほか旨い。幼い頃、食べた懐かしい味わいの記憶を呼び起こしながら堪能する。ゆく秋を惜しみながら思いがけない収穫物に舌鼓を打つ。勿論コロにも一口おすそ分け。


「ソバ」考
クリックで拡大 H18.11.1(水)
 定休日。前夜、テレビ番組に触発されて無性にソバが食べたくなり、夜半を超えていたものの起きだしてソバを茹で食する。昼飯には是非旨いソバを食べたいということでかねてより懸案だった伊那市郊外のソバ屋まで出掛ける。50kくらいの距離のため片道一時間半はかかる。加えて始めての訪問のため道が分からず訪ね、訪ねて十二時半頃に店に到着。店は結構市内から山里に入ったところにある。早速オススメとあった細切りのもりそば(並盛り)を頼む。香りもよく麺、つゆとも好みの味わいで美味しくいただいたものの量が如何せん少ない。折角ここまで足を運んだのだからと店の名にも付けられている行者ソバなるものを追加注文する。ソバは太切りで少量の大根下ろしと焼き味噌の小片が添えられている。大根と味噌味の双方を味わう趣向。これは香りだけでなくソバ独特の繊細さがなく口に合わなかった。しめて御代は2,000円也。東京時代には旨いソバが食べられるのならと価格ぱあまり気にならなかったが、ソバの本場の信州に帰ってきた今、車で往復三時間もかけて出掛け、この態(味わい・量・価格)ではまた行こうという気にはなかなかならない。何か、近頃、ソバ嗜好の高まりに乗じて本物・、高級嗜好の名の下に、高価格化に安直に走りすぎている気がしてならない。何時までも気軽で旨い食べ物であって欲しいものだ。ソバ行脚を続けておられるGさんどうですか。
Re:「ソバ」考 はいから庭 2006/11/01 23:31
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行っちゃたんですか!梅庵。
お誘いしようと機会を伺っていたんですよ、本当に。
注文で失敗しちゃいましたね(笑)
蕎麦屋さんへ行ったら「大盛り」ですよ「大盛り」
でないと小腹空きます。

行者そばは説明を見たら、
どうも自分の口には合いそうもないので、食べた事はないです。あそこの田舎蕎麦は幅広で太くて、強烈ですよ(笑)
きっとダメでしょうね。
でも盛そばは文中からしてお気に召した様で安心しました。

さて、次のお勧めはどこにしましょうかねぇ~。
不味いなんて言われちゃ、責任感じちゃいますから。
口の肥えた、小うるせぇ~マスター向きの店は、
厳選しないと(笑)


お客さんとの語らい
 10.23(月)
 月曜日の常連客、Yさんといつものように世間話。Yさんは退職後、社会福祉士として福祉相談所を開設し各種相談に応じているほか、大、高校の講師や福祉関係の協議会等の要職を務められ、幅広く活動されている。温厚な話し振りで、その含蓄のある話にいつも勉強させてもらっている。そのYさんから、自分の場合、長年の職を退いて第二の人生を迎えた一年目はいろいろ不安がよぎったものだが、あなたはなんら不安もなさそうで平然とされているようにみえるが何か理由があるのかと問われる。不意の問いにどう応えていいものか戸惑うが、若しそのようにみえるのなら、私自身、生き様として「潔さ」を旨に「成ることは成るし、成らないことは成らない」と自然体で何事にも臨もうと常々思っているからですかねと分かるような分からないような答えを返す。この20日で60歳、「還暦」を迎え、孔子が説く「耳順」の年齢に達するも未だ至らずこと多く、ことの是非の見極めに迷うことばかり。Yさん、これからもいろいろお教えいただきますようよろしくお願いいたします。


小諸を訪ねる
クリックで拡大 10.18(水)
 定休日。秋晴れの中、かれこれ50年前、小学校5・6年生の折、住んでいた町、小諸市に出掛けてみる。道中の山里の木々は紅葉盛りで、程遠くない冬の訪れを感じさせる。峠の途中にあった店では、マツタケをはじめ各種の雑茸が所狭しと並べられていた。如何にも茸の生えていそうな山々の入り口には「入山禁止」、「茸止山」の看板が掲げられている。取る側のマナーの無さにも問題があるが、昔のように、山里の秋の恵みである雑茸ぐらい自由に取らせてもと思う。森林は間伐もせず荒れ放題の上に、人々の山里への関心、楽しみを奪うようなことまでしてどうだろう、森林、山里の行く末が案じられる。
 うる覚えの町名を頼りに、かっての住居地を訪ねると、昔の記憶がたちまち蘇ってきたものの道幅の広さなり、距離感が狭く、短く感じられる。住んでいた家はなくなっていたものの成就寺はそのまま、警察署だった建物は昔のままだが市の福祉施設に衣替えしていた。また、近所の家も当時と変わらないおもむきで残っていたが、人の気配も無く空き家となっていた。当時遊んだ友に会えればと抱いていた淡い思いも叶わなかった。諸行無常、帰り道を急ぐ。これに懲りず、かって住んでいた他の町も訪ねてみようと思っている。
前向きに取り組む
10.11(水)
 定休日。雨の中、ここ1、2か月痛かった膝の診療に近くの整形外科に。これまでの生活習慣になかった草取りや畑(?)仕事での膝を折り曲げての作業、さらに子犬との付き合いなどで痛めたのであろう。変形性膝関節症の初期段階との診断。特に痛かった右膝に貯まっている水を抜いてもらう(4ccほど)。
 そして老化現象の現れなので無理をせず適度の運動をするよう指示される。最近、歳のせいか足、腰が痛く元気がでないなどと後ろ向きな話をすると、自分より年上の元気で活動されているお客さんからしばしば叱咤激励される。改めて前向きに取り組まねばと己の気持ちを鼓舞する。
ps:後藤さん、昨夜は遅くまでHPのリニューアルお手伝いいただきありがとうございました。エリィさん、きのこ美味しくいただいております。

リニューアルしました
クリックで拡大  お蔭様で開店から四ヶ月あまり経過することができました。厚く御礼申し上げます。本ページでは店での出来事、日常の出来事を毎日というわけにはいきませんが、できるだけ発信していきたいと思っています。皆様方のご意見、ご感想をお待ちしています。本ページを通じてこれまで以上に居心地のいいカフェ あくらとなりますよう精一杯努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。先ずはリニューアルのご挨拶まで。
Re:リニューアルしました はいから庭@後藤 2006/10/11 01:07
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本日は、遅い時間にお伺いし、
日付が変わるまでお邪魔して、ご迷惑おかけしました。
また、これに懲りず、お相手して下さい。
それではまた近いうちに、顔出します。
さて、そろそろ寝ます。

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