「食」に関する文庫本紹介
● 文庫本の姻戚関係
文庫本の姻戚関係などと訳の分からない表現を使わせてもらったが、既に文庫本に掲載されている作品を他の文庫本に再掲しているケース(吉田健一、東海林さだおの両氏については多くの作品を再(々)掲しており安直過ぎるの感あり!)、それから文中で他の文庫本について紹介したり引用しているケース及び親子あるいは夫婦がそれぞれに、また共著ということで文庫本を刊行しているケースを整理してみたものである(ともにあくまで自分が所蔵する「食」に関する文庫本の範囲)。冊数が多く、また、記憶が日々薄らいでいるため、その正確性、網羅性については甚だ疑わしく、お気づきの点があればご指摘願いたい。
(再掲関係)
■「もの食う話」 文藝春秋編(文春)
「御馳走帖」 内田百闥(中公) ・百鬼園日暦 ・餓鬼道肴蔬目録 「食は広州にあり」 邱 永漢著(中公) ・食は広州にあり 「舌鼓ところどころ」 吉田健一著(中公) ・饗宴 |
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■「食前にたっぷり」 色川武大著(集英)
「最後の晩餐」 開高 健著(文春) ・最後の晩餐T・U |
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■「清貧の食卓」 山本容朗著(中公)
「男の手料理」 池田満寿夫著(中公) 「たべもの芳名録」 神吉拓郎著(文春) ・石狩おむすび ・大根と寒風 ・ナスのギョーザ 「檀流クッキング」 檀 一雄著(中公) 「味覚法楽」 魚谷常吉著(中公) ・大正コロッケ(おから料理) ・干物 「味覚」 大河内正敏著(中公) ・食える骨 ・臓物料理 「魯山人味道」 北大路魯山人著(中公) ・お茶漬の味 |
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■「おいしいおはなし」 高峰秀子著(光文)
「おいしんぼグラフティー」 玉村豊男著(中公) ・食は三代 「パリ仕込みお料理ノート」 石井好子著(中公) ・悲しいときにもおいしいスープ 「林さんチャーハンの秘密」 林 政明著(中公) ・ピーコちゃんは山へ 「たいめい軒よもやま噺」 茂出木心護著(中公) ・海老フライの旦那と大盛りの旦那 |
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■「食の地平線」 玉村豊男著(文春)
「食−京都の誘惑」 文藝春秋編(文春) ・ニラミダイの研究 |
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■「粗食派の饗宴」 大河内昭爾著(小学)
「食いしん坊」 小島政二郎著(朝日) ・小島政二郎先生「食いしん坊」 「舌鼓ところどころ」 吉田健一著(中公) ・饗宴 |
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■「たかがカレーというなカレー」 究極グルメ軒編(小学)
「食卓の情景」 池波正太郎著(新潮) 「味覚極楽」 子母沢寛著(中公) ・カレーライス ・真の味は骨に 「私の食物誌」 池田弥三郎著(新潮) 「御馳走帖」 内田百闥(中公) ・ライスカレーとハンケチ ・芥子飯 「ワニの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「檀流クッキング」 檀 一雄著(中公) ・カレーうどん再見 ・カレーライス 「大人のままごと」 荻 昌弘著(文春) ・女王陛下のカレーライス |
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■「味覚の文学散歩」 大河内昭爾著(講談)
「土を喰ふ日々」 水上勉著(新潮) ・軽井沢で旬を食べる−水上勉「土を喰ふ日々」 「最後の晩餐」 開高 健著(文春) ・精力絶妙な食談−開高 健「最後の晩餐」 |
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■「うまいものに目がなくて」 森須滋郎著(中公)
「食べてびっくり」 森須滋郎著(中公) ・伊勢海老と鮑と松坂牛 ・胃袋の限界に挑戦する14品 ・完璧なステーキの食べさせ方 ・粋な江戸っ子好みの蕎麦料理 ・うなぎはこうして食べなきゃ ・あんやと、また金沢へいらっしま ・銀座草分けの本格レストラン ・琉球料理と海亀のステーキ ・その名も可憐な摘草料理 ・長良河畔で松坂牛を堪能 ・東京で味わう生粋の京料理 ・酒よし肴よし、また女よし |
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■「旨いものはうまい」 吉田健一著(グルメ)
「私の食物誌」 吉田健一著(中公) ・食物の美 ・信越線長岡駅の弁当 ・茶漬け ・旨いもの ・長崎の唐墨 ・東京の雑煮 ・広島の牡蠣 ・関東の鮪 ・日本の米 ・新潟の筋子 ・新潟の餅 ・大阪のかやく飯 ・能登の岩海苔 ・京都の漬けもの ・甲府の鮑の煮貝 ・横浜中華街の点心 ・近畿の松茸 ・北海道の牛乳 ・薩摩のかるかん |
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「舌鼓ところどころ」 吉田健一著(中公) 「続 酒肴酒」 吉田健一著(光文) ・当て外れ ・満腹感 ・酒と人生 ・飲む話 ・女房コック論 「酒肴酒」 吉田健一著(光文) ・酒、肴、酒 ・東北の食べもの ・胃の話 |
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■「酒肴酒」 吉田健一著(光文)
「舌鼓ところどころ」 吉田健一著(中公) ・饗宴 ・飲む話 ・女房コック論 ・酒と人生 |
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■「続 酒肴酒」 吉田健一著(光文)
「舌鼓ところどころ」 吉田健一著(中公) ・「日本」 「支那」 「西洋」 ・世界の味を持つ神戸 ・山海の味 酒田 ・以上の裏の所 ・新鮮強烈な味の国 新潟 ・当て外れ ・食い倒れの都 大阪 ・仕事をする気持 ・瀬戸内海に味覚あり ・駅弁のうまさについて ・カステラの町 長崎 ・飲み食いの思い出 ・味のある城下町 金沢 ・文学に出てくる食べもの |
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■「東海林さだおのフルコース」 東海林さだお著(朝日)
「ブタの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・生卵かけゴハンの恍惚 ・福神漬けの鉈豆の謎 ・簡単チャーシューの作り方 ・タタミイワシは悲劇か喜劇か ・豚の尊顔を食す ・納豆巻きは中巻きこそ ・美味、珍味、鰻の刺身 ・滅びるなかれ大根おろし |
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「マツタケの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・ホットケーキの法悦 ・懐かしの缶詰たち ・シュークリームの遺憾千万 ・”おとうさんの原宿”べったら市 ・筍の”地獄焼き”とは? ・衝撃の”味噌カレー” ・耕すアイスクリーム ・お汁粉の悦楽 ・ラッキョウは塩漬けこそ ・丹波篠山イノシシ鍋は・・・ ・恐怖の山羊汁 ・海苔の醤油は内か外か ・花火の下の食事 ・流しソーメン初体験記 ・カップ焼きそばの良夜 |
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「スイカの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「ダンゴの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・「おかず横丁」で買いだおれ ・カツサンドの法悦 ・目刺しの出世 ・初春、初荷、初デパート ・スーパーの恥ずかしもの ・食べたぞ仔豚の丸焼きを ・懐かしき味噌おにぎり ・愛しき茹で卵 ・レバーフライの真実 ・飲んべえの桃源郷「魚三」 ・その人の流儀 ・ソースか、醤油か ・その人の流儀 そのU ・春のだるま市では・・・ ・徳利を振る人 ・五目ちらしの沈黙 ・「いし辰丼」の迷い ・超季節限定商品柏餅 ・ついでの味 ・パリにぎ対しめにぎ ・肉じゃがは正悟師か ・塩っぱいタラコ ・大阪「自由軒」のカレー ・ソース二度づけ厳禁の店 ・うな重と生ビールの午後 |
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「親子丼の丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「タケノコの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・板ワサ大疑惑 ・カニ缶はいつ開けるか ・下町の夏は・・・ ・即席クサヤ作製記 ・冷たいラーメンとは? ・恨み?の軍艦巻き ・お茶漬ゴロゴロ ・カレーソーメンはなぜないのか ・名古屋喫茶店事情 ・味噌ソーメン ・名古屋エビフライ事情 ・ピザ丼誕生秘話 ・スイカを剥いて食べたら・・・ ・白湯の力 ・アンコトーストはウマいか? ・チャーシューメンの誇り 「ケーキの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・大掃除のカステラ ・クリスマスケーキ丸かじり ・雑煮改革私案 ・雪の味 ・クリームパンへの怨念 ・ジャムの幸せ |
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■「東海林さだお自選 なんたって「ショージ君」」 東海林さだお著(文春)
「タコの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「タクアンの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・立ち食いそばを「評論」する ・昆虫図鑑コロッケの部 ・台所の「捨てられない」面々 ・茶わん蒸しの儀 「鯛ヤキの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「キャベツの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・陽のあたる場所 ・おでんに苦言 ・回るテーブル ・おしぼりの技 「トンカツの丸かじり」 ・”正午の月給取” ・ビン詰めかわいや ・カレーパンの空洞 ・出前出発の真実 ・ビンの牛乳 |
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「ワニの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「行くぞ冷麺探検隊」 東海林さだお著(文春) ・はがす人 ・ケニアは楽し ・舟盛りの思想 ・赤飯の不思議 「平成元年のオードブル」 ・醤油の奇跡 ・木はいい ・おいしい水 ・草はいい ・スーパー百景 ・猫の時代 ・おじさんの身辺グッズ 「駅弁の丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・すわるおばさん ・ファジーな注文 ・”アブナイ”寿司屋 「食後のライスは大盛りで」 東海林さだお著(文春) ・カリントウのドスコイ ・わがツーハン生活 ・山菜の教訓 「ナマズの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・わたしをスキーにつれてって ・待つか、待たせるか ・犬の哀れ 「伊勢エビの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「ニッポン清貧旅行」東海林さだお著(文春) ・ジョギングの周辺 ・屋上観察学の始まり ・くさやはおいしい |
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■「ショージ君の旅行鞄」 東海林さだお著(文春)
「スイカの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「キャベツの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・駅弁王?「峠の釜めし」 ・駅弁の正しいあり方 「駅弁の丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「タコの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・駅弁の”スルリ” ・爽やかに散歩シーズン開幕 「伊勢エビの丸かじり」 東海林さだお著(文春)「タクアンの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・タイ料理食べタイ ・小さな夏休み 「ナマズの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「ニッポン清貧旅行」東海林さだお著(文春) ・駅弁のため息 ・韓国B級グルメツアー ・風流川下り ・日本盛り合わせ旅行 ・現代貧乏旅行 |
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「ワニの丸かじり」 東海林さだお著(文春) 「行くぞ冷麺探検隊」 東海林さだお著(文春) ・昼メシをQE2で ・正しいハワイ団体旅行 ・新幹線でビール ・盛岡冷麺疑惑査察団 ・うどん王国讃岐 「マツタケの丸かじり」 東海林さだお著(文春) ・寿司食べ放題バスツアー ・流しソーメン初体験記 ・小樽の夜 「とんかつ奇々怪々」 東海林さだお著(文春) 「平成元年のオードブル」 東海林さだお著(文春) ・蒸気機関車再び ・北海道食べまくり ・散歩入門初級篇 ・奈良よ! ・タコ釣る人々 |
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■「東海林さだおの弁当箱」 東海林さだお著(朝日)
「タコの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・ナイター・弁当・生ビール ・激突!激辛三十倍カレー ・究極のネコ缶を食べてみる ・プラスチック丼世に氾濫す ・嘆かわしい新おにぎり事情 ・天下一品丸かじりのすすめ ・がんばれ、デパート大食堂 ・勇気をもって厚く切る塩鮭 ・牛丼屋のムードはなぜ暗い ・台所の「捨てられない」面々 ・爽やかに散歩シーズン開幕 |
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「キャベツの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・ラーメンの名店 ・行列付き親子丼 ・”白菜のおしんこ”でいいのか ・紅ショウガの哀れ ・ハヤシライス再訪 ・駅弁の正しいあり方 ・タンメンの衰退 ・オレだってしめサバだ! ・鍋と人生はむずかしい ・おかずは鮭か納豆か ・桜の下の”幕の内” ・素朴な芋たち ・新キャ別 ・焼き肉は忙しい ・追憶の「ワタナベのジュースの素」 ・おでんに苦言 ・簡単カレーでなぜわるい ・暮れに打つウドン ・懐かしののり弁 ・カップ麺の言い訳 |
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「トンカツの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・栗の疑心暗鬼 ・ソーメン方面の怪 ・大絶賛”イモのツル” ・ビアホール考現学 ・お餅解禁 ・ほたる鑑賞の夕べ ・危険な話 ・ドッグあがりのトンカツ ・カニだらけの夜 ・トコロ天は磯の香り ・宅配ピザを”征服す” ・夢の?「バーベキュー」 |
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「ワニの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・ワニを食べる ・魚河岸のナゾの呪文 ・ホカ弁舌讃 ・天ぷらそばのツライとこ ・午後二時のラーメン屋 ・いまどきの社員食堂 ・醤油の奇跡 ・卑弥呼の食事は? ・新幹線でビール ・独り酒の作法 ・枝豆の周辺 ・和田金で牛肉を ・オープンキッチンの怨念 ・カキフライはじまる ・昼メシをQE2で ・大根と一夜を ・水筒とスキ焼き ・赤飯の不思議 ・はがす人 |
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「ナマズの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・駅弁のため息 ・魚肉ソーセージ再見 ・イチゴ白書 ・わが減量法 ・ラーメンのサンダル現象 ・待つか、待たせるか ・ナマズの丸かじり ・興奮!焼き肉バイキング ・恐怖のラッキョウ |
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「タクアンの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・イラクはカツカレーだ ・熊と猪と狸汁の夜 ・大冒険 梅干し一ケで丼メシ ・猫のいる鯨カツ屋 ・湯気のある風景 ・嗚呼!タクアン大パーティー ・サンドイッチ講釈 ・目玉焼きの正しい食べ方 ・肉マンと人生 ・ああ!1万円弁当 ・タクアン漬ケタカ ・ラーメンの誠実 ・「反省!」のタクアン |
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「鯛ヤキの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・懐かしのアメ玉 ・カレーパンの空洞 ・トーストの幸せ ・桃尻娘 ・偉業としてのラーメンライス ・ビンの牛乳 ・あれが嫌い、これが嫌い ・持ち帰る人々 ・バナナの気配り ・「すなっくらんど」は宝の山 ・ぬかみそおじさん ・おでん屋襲撃 ・ゴハンの出向 ・生ビールへの道 |
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「伊勢エビの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・ザ・イナリ ・回転ソーメン開店す ・ラーメンのココロジー ・夏はとろろ ・いま、名古屋だがや ・タイ料理食べタイ ・牛丼の出世 ・タイの「命がけラーメン」 ・駅弁の究極 ・タイのわけありチャーハン ・たかがコロッケ、されど・・・ ・オリエンタルホテルの朝食 ・幕間の幕の内の内幕 ・狂気の食事タイスキ ・快感!思考停止の食事 ・魔王ドリアン ・ミンボウかマンボウか |
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「駅弁の丸かじり」東海林さだお著(文春) ・缶詰の夜 ・芝生のサンドイッチ ・ある舞妓とか骨だけ缶 ・アルミ鍋カレーうどんの発展 ・ナルト秘帖 ・かき揚げ丼の後悔症候群 ・雪の降る夜の”ロシア” ・説教食のすすめ ・しみじみシジミ ・カリントウのドスコイ ・駅弁の”スルリ” ・大阪の<まむし>は・・・ ・ファジーな注文 |
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■「東海林さだおの大宴会」 東海林さだお著(朝日)
「親子丼の丸かじり」東海林さだお著(文春) 「ケーキの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・日本トマト史 ・ニシンのお腹は九袋? ・冷麺の位置 ・いま、五目中華そばは ・郷愁のアイスモナカ ・頑張れ冷やむぎ ・山上のビアガーデン ・ハマる人々 ・ソースカツ丼を食す ・ホテルで鍋の食べ放題 「タケノコの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・湯豆腐は囲まず ・造幣局の「通り抜け」 ・ギョーザ、シューマイ回転す ・春は草餅 ・行列店のラーメンは ・カツカレーの誘惑 ・悲しみのゴハン ・おでんをいじめる? ・えびせん大実験 ・モツ煮込みの白いとこ ・フィッシュ・アンド・チップス? ・小ビン、中ビン、大ビン |
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「タヌキの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・麩のビロビロ ・干瓢応援団 ・またしてもデパ駅弁 ・ポークソテーの無念 ・お歳暮カタログの楽しみ ・回転定食誕生す ・ミカンを焼く ・プリンのヌメヌメ ・新生姜の香り ・糾弾、炊きこみゴハン ・芋全員集合 ・ハンバーグにまみれる ・1分30円の食事 ・そばとゴハン合併す ・英国風午後の紅茶体験 ・塩むすびの味 ・天津甘栗の逡巡 ・和歌山ラーメン出現 ・ハムエッグのナゾ |
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「猫メシの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・大福大戦争 ・ポテサラは黙っている ・夏の味噌汁は・・・・ ・ソーセージのモグモグ ・リンゴかわいや ・ハムカツ再会 ・土手鍋食ったか? ・ウズラといえど目玉焼き ・ハンペンは孤独である ・ウズラの親子丼製作報告 ・丸秘・極秘、ミソチャーハン ・白菜のお新香の葉っぱのとこ ・ラーメンスープ製作日記 ・うまいぞ猫メシ |
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「昼メシの丸かじり」東海林さだお著(文春) ・黙想のチキンライス ・懐かしの肉団子 ・懐かしやキャラメル ・バンザイ厚切りトースト ・チャーシューの”行く春” ・「がんも」「どき」ってどんな時? ・衝撃!食堂車廃止 ・鰻の「ひつまぶし」 ・ツユダボの冷やし中華 ・青椒肉絲讃 ・ソフトクリームの夢 ・カレーをめぐる冒険 ・小芋かわいや ・きつねそばと稲荷ずし ・水飲めば・・・・ ・しらす干しのある生活 ・ヤキソバパンの悦楽 ・チクワ天讃江 |
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(紹介・引用関係)
■「食通知ったかぶり」 丸谷才一著(中公)
▼戦後の日本で食べもののことを書いた本を三冊選ぶとすれば・・・・ 「食は広州にあり」 邱 永漢著(中公) 「檀流クッキング」 檀 一雄著(中公) 「私の食物誌」 吉田健一著(中公) ▼子母沢寛の聞き書、「味覚極楽」といふ本(これはなかなかの名著である)・・・・ 「味覚極楽」 子母沢寛著(中公) ▼池波さんの「食卓の情景」という本を読んで、伊賀上野の牛肉屋・・・・ 「食卓の情景」 池波正太郎著(新潮) ▼「私の食物誌」の中に、「金沢の胡桃豆腐」という章がない・・・・ 「私の食物誌」 吉田健一著(中公) |
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■「釣遊記」 盛川 宏著(中公)
▼口福感でいっぱいになる。”口福”とはいい得て妙だ。ただ、この口福というのは料理の大先達である北大路魯山人の造語らしい。実際、魯山人の本の中に出てくることばである。・・・・魯山人のお茶漬け論に触れてみよう。(中略)これは昭和9年つまり1934年に書かれたものである。 「魯山人味道」 北大路魯山人著(中公) |
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■「食味風々録」 阿川弘之著(新潮)
▼岩波文庫版「隋園食単」には薄餅という名で出ており、「立春の日に食べる風習があるので「春餅」と呼ばれる」・・・・ 「隋園食単」 袁枚著(岩波) |
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■「邱飯店のメニュー」 邱 永漢著(中公)
▼丸谷才一の著で「食は広州にあり」が食に関する名著として取り上げられた・・・ 「食通知ったかぶり」 丸谷才一著(中公) |
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■「梅安料理ごよみ」 池波正太郎著(講談社)
▼ついでに記せば、備前平井の白魚については、内田百濶・の「御馳走帖」中に「白魚漫記」の一文があり、ユーモアたっぷりに、故郷自慢をしつつ、佃島の白魚を皮肉っている。 「御馳走帖」 内田百闥(中公) |
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■「ニッポン清貧旅行」 東海林さだお著(文春)
▼高級な寿司屋の寿司は、一体いくらぐらいするのだろうか。その話になると、あたり一帯は急に暗雲がたちこめてくる。ただここに、一つだけ手がかりがある。文藝春秋発行の「ベスト オブ すし」に、そのナゾの一端が解きあかされている。 「ベスト オブ すし」 寿司観察会編(文春) ▼ラーメンライス、という食べ方もあるという。文春文庫「B級グルメが見た韓国」によれば、「まずはじめに麺だけさらい、次いで残った汁にごはんを入れ、スプーンですくって食べるのである」とある。ウーム、なんだかおいしそうだ。 「B級グルメが見た韓国」文藝春秋編(文春) |
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■「旬の魚はなぜうまい」 岩井 保著(岩波新書)
▼檀一雄さんは飲食旅行記「美味放浪記」に、”おまけに、宿の主人がドロメを運んできてくれた。ドロメと云うのは、おそらく白魚の子か何かだろう。乾かせばシラス乾しになるような極小の小魚を、ナマのまま向う付けに盛って、その上に、柚子酢味噌のようなものをかけて喰べるだけだ。変哲もない酒のサカナだが、本当のドロメにお目にかかるのは、もう五年ぶりのことなのである。私は仕合せを感じながらも、少々うしろめたいような気持ちになった。”と記して、ドロメの味を称賛しながらも、稚魚の乱獲につながることを気にかけている。 「美味放浪記」 檀 一雄著(中公) ▼偉才の料理人といわれた魚谷常吉さんは「味覚法楽」に、”これを要するに生殖、あるいは種族保存の活力を有する時期が、すべての食物の最もうまい時であると考えるのは、あながち無理なことではないので、その期間の年齢をもって食味の最高潮時と断じてよいのではないかと考える”と持論を述べ、”魚類においても同じであって、稚魚は水分過多で不味であり、老衰魚は筋肉繊維のみかたく、食用としては全く台なしのものであるのも、人の知ることである。”と、魚の味の核心をついている。 「味覚法楽」 魚谷常吉著(中公) ▼高橋治さんは「青魚下魚安魚讃歌」という啓蒙書を著し、”辞書には青魚という言葉はありません。それをあえて使うのは、辞書にはなくても、鰯や鯖など肌の色が青みを帯びる一群の魚の名として十分に通用するからです。それに、この際、青魚の地位を高めてやりたいとも思います。では、なぜ、青魚なのかという問題ですが、味の深さ、姿の美しさ、値の安さなど、あらゆる条件が揃っているのに、不当に冷遇されていると思うからです。”とマイワシ、マアジ、マサバなど、背が青い魚の味を称賛し、これらのおいしい食べ方を詳述している。 「青魚下魚安魚讃歌」 高橋 治著(朝日) |
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■「中華文人食物語」 南條 竹則著 (集英社新書)
▼「東坡肉」と称する料理は明治時代の日本に伝わっていて、明治末に出た村井弦斎の「食道楽」にも登場する。 「食道楽」 村井弦斎著(岩波) ▼清の乾隆年間の文人・袁枚が残した料理書「隋園食単」は、日本でも中国料理にかかわる人々の間で、あたかも聖書のごとく貴ばれた。推測するにくだんの店の創業者もこの本を読んだ人の一人であろう。隋園とは、袁枚が南京に構えた屋敷の名前だ。 「隋園食単」 袁枚著(岩波) ▼白子といえば、ブリア・サヴァランの「美味礼讃」に、鯉の白子と鮪を混ぜてオムレツの具にするやり方が出ているが、あれは一体どんな味がするのだろう。 「美味礼讃」(上)(下) ブリア・サヴァラン著(岩波) ▼彼の「食は広州に在り」に、邱永漢氏がチャプスイを食べた話が出てくる。ある時、邱氏はアメリカ船で横浜から香港に帰った。一週間の船旅だったが、船がマニラに停泊した日、食卓につくと、ウェーターが「今日は中華料理ですよ」といった。西洋料理に食傷していた邱氏はさっそく注文した。 「食は広州に在り」 邱永漢著(中公) |
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■「カワハギの肝」 杉浦 明平著 (光文社)
▼清の袁隋園は、世に知られた食道楽で、売文で優游自適したが、うまいものを食べるとその料理法をも習って、「隋園食単」を著した。飯から酒まで加えると327種類の料理の秘訣を伝えているが、この本が青木正児によって丁寧な注付きで邦訳されている。 「隋園食単」 袁枚著(岩波) ▼著者(袁枚)は中国各地を食べ歩き、豪奢な生活をしただけでなく、味については卓越した鑑識力をもっていたというので、わたしは、どのようなうまそうな料理に出くわすか、大きな期待をもって通読したけれど、これはすばらしい、何とかして一度だけでもわが舌を歓喜させたいと思うような料理にはついに出会わなかった。・・・この点では、檀一雄「檀流クッキング」や福田蘭童「志賀直哉先生のこと」における食いものにかんするいくつかの挿話や吉田健一「私の食物誌」は、読んでいると、うまそうだなと感じさせる。 「檀流クッキング」 檀 一雄著(中公) 「私の食物誌」 吉田健一著(中公) ▼才人丸谷才一も「食通知ったかぶり」にかんするかぎり、吉田の優雅で繊細な享受ぶり殿様ぶりとくらべたら、まだまだ勉強が足りぬという一語に尽きよう。 「食通知ったかぶり」 丸谷才一著(中公) |
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■「釣魚礼賛」 盛川 宏著(中公)
▼先日ぼくは「美味礼讃」という本を読んでウムと唸ったものである。この本は海老沢泰久氏が書いたもので、大阪の辻調理師専門学校の辻静雄校長がモデルになっており、すこぶるおもしろかった。・・・「美味礼讃」は小説だが、ノンフィクション的色彩も強く、フランス料理に全精力を傾注した辻さんの情熱がひしひしと伝わってくる好著である。・・・「美味礼讃」にはガストロノミーということばがよく出てくる。日本語に訳せば食道楽ということになるが、これは北大路魯山人の世界とも共通している。お客さんによりおいしい料理を提供するために、辻静雄も魯山人も食道楽として美食の徹底的な追及を実践している。ガストロノミーとは実際、聞き慣れないことばだが、その根底には「美食は芸術なり」という信念がある。・・・「フランス人というのは、ほかの民族よりもただおなかがすいたから食べるという人間と味をよく噛みしめて楽しんで食べるという人間を厳重に区別することに、非常な熱意を燃やしている民族である」ということもこの本の中に出てくる一章だが、これがガストロノミーというものの根幹なのだろう。 「美味礼賛」 海老沢泰久著(文春) |
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■「美味方丈記」 陳 舜臣著(中公)
▼このくだり、海産物ぎらいの西太后とその宮廷料理に、海産物屋の倅と娘、いささか私怨をはらしたかんじであります。第三者の文章を引き出して結び、フェアなところを示したいと思います。−今の人は食前方丈の名を慕って、盤を列ね碗を畳ねる。これは目を以て食べるのであって、口で食べるのではない。・・・折紙つき板前が苦心努力しても、一日のうちに好い料理は四、五種しかできないものだ。・・・かりに助手を多く使っても、それぞれ意見をもっていて、まるで規律がなく、多ければ多いほどダメになる。−袁枚「隋園食単」 ▼「隋園食単」のなかに、−鰒魚は薄片の炒め煮が甚だ佳い。とあり、青木正児博士は注に−「本草綱目」によると鰒魚は山東の北海岸や広東に産すると云うから、隋園が南京あたりで食っていたのは乾物である。余程薄片に削らないと炒めただけでは堅かろう。 ▼「隋園食単」の著者の袁枚は、豚肉のことを、「広大教主」と呼んでいます。つまり、一般大衆むきの食品の親玉という意味です。 ▼中国ではハムのことを「火腿」といいます。江南、とくに浙江省の名産で、金華、蘭渓、義烏の三県に産するものが、とくに評判が高いようです。ただし、「隋園食単」では、この三県のものでも、有名無実のものが多く、佳くないものは塩漬肉より劣る、とぼやいています、名物にうまいものなし、の中国版でしょう。 ▼「隋園食単」に出ている「竹葉粽」は、竹の葉にモチゴメを包んで煮ますが、先が小さく、初生の菱の実のようだ、とあります。実物を見たことはありませんが、これは日本のチマキに似ているような気がします。 等々 「隋園食単」 袁枚著(岩波) |
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■「酒食生活」 山口 瞳著(角川グルメ)
▼さらに公正を期するために「四季の味」編集長の森須滋郎さんの文章を紹介しておこう。「一と口、舌の上で転がしてみると、昨夜の”越乃寒梅”よりも、さらに淡白だ。冷たいのが快くて、一と息にグーッと飲むと、まるで谷清水でも飲んだような清冽さだった。食前酒らしくない飲み方だが、食欲は大いにそそられる」(新潮社刊「食べてびっくり」のうち「感激!庄内のフランス料理」より) 「食べてびっくり」 森須滋郎著(新潮) |
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■「文人暴食」 嵐山 光三郎著(新潮)
▼晩年の昭和43年(75歳)は「食欲が衰えた」と言いつつも「食味歳時記」を雑誌「ミセス」に連載執筆した。そこにはキントン、鍋料理、柴又の草餅、鹿児島の酒鮨、フランスの野菜料理、鮎、アイスクリーム、ソーメン、栗、などが登場する。鮎と蕎麦を好んだ文六は、60歳のころ「鮎と蕎麦食ふてわが老い養はむ」という句を詠んだ。その句に関してこういう説明がつく。「私が老いを意識したのは、65歳頃だった。それまでは、単に、老人振ってたのに過ぎない。自分では、気力も体力も、さまで衰えを感じないのに、世間向けに、老人顔をして見せるのは、ちょっと、面白いものである」したたかである。57歳で三回目の結婚をし、長男敦夫が生まれたのは文六60歳である。食だけではなく精力もまた絶倫であった。食味随筆が当代一でありつつ、人気作家であった。 ▼前述した「食味歳時記」を連載したのは実に75歳である。さんざん、食い物について書いて、最後にはこうある。「さて、一年間、長々と、書き連ねたが、なにが好きだの、かにがウマいのと、人に語ることが、あまり、意味のあるとは、思っていない。/一人で、自由に食ってれば、いいのである」。人を食っている。 「食味歳時記」 獅子文六著(文春) |
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■「文人悪食」 嵐山 光三郎著(新潮)
▼百閧ヘ、昭和十九年に、「餓鬼道肴蔬目録」を書いた。これは料理のメニューだけをただ並べたものである。・・・・詳しくは「御馳走帖」(中公文庫)を見ていただきたい。 ▼「檀流クッキング」は、わが家唯一の料理書として台所に置かれ、私は本にある全料理を作ってみた。「檀流クッキング」は、調理する楽しさに満ちている。こういう料理指南は、それ以前の料理本にはまったくなかった。 ▼檀一雄をかくも料理にかりたてたものは、なんであったか。そのことは檀氏が「わが百味真髄」の巻頭に書いている。 ▼藤枝梅安シリーズの料理に関しては「梅安料理ごよみ」(佐藤隆介、筒井ガンコ堂編・講談社文庫)がある。 ▼そのほかに「むかしの味」(新潮文庫)、「散歩のとき何か食べたくなって」(新潮文庫)といった料理エッセイ本もある。池波さんは健啖家で、豪快に食べた。・・・そういうわけで、「散歩のとき何か食べたくなって」に出てくる店は、私は全部行ってしまった。「むかしの味」に出てくる店もほとんどすべて行っている。それは、「本を読んで」というわけでなく、いつのまにか自分の好みが池波さんと同じになっているのだった。池波さんの小説のファンは、みな同じ傾向があるのではないだろうか。 「御馳走帖」 内田百闥(中公) 「檀流クッキング」、「わが百味真髄」 檀一雄著(中公) 「梅安料理ごよみ」 佐藤隆介著(講談社) 「むかしの味」、「散歩のとき何か食べたくなって」 池波正太郎著(新潮) |
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■「文人には食あり」 山本 容朗著(グルメ)
▼吉田さんが「舌鼓ところどころ」で紹介している「アストリア」(大阪)、「美々卯」(大阪)、「たこ梅」(大阪)、「相馬屋」(山形・酒田)など数多くの店へ私も行った。・・・吉田さんの「私の食物誌」が出版されたのは、昭和四十七年十一月のことで、このなかに「大阪の鰻の佃煮」という一項目がある。これもまだ願望がかなっていない。・・・昭和四十九年春、・・・ユーモアエッセイ集を考えてくれと言うので、吉田健一著「酒肴酒」というアンソロジーの目次を作って渡した。 ▼獅子文六の食べ物随筆で、いちばん繰り返し目にするのは「鮎の月」(文藝春秋版「食味歳時記」収録)だろう ▼檀さんの鍋というと、はじめに目に浮かぶのは、「タンハツ鍋」である。「檀流クッキング」(中公文庫)を読むと、作り方と如何にウマいかがわかる。・・・檀さんの「美味放浪記」には、次のようなきさいがある。・・・「檀流クッキング」には河豚料理は出てこない。だが、「わが百味真髄」(中公文庫)には、春の部に「天国へ誘うフグのウインク」という項目がある。 ▼感銘した小説で言うと、まず「青い月曜日」。それから「新しい天体」、短編小説では「太った。」 ▼渡辺さんの「これを食べなきゃ−わたしの食物史」(集英社文庫)で羨望を感じたのは、イクラとジャガイモである。いずれも北海道特産といっていい。 ▼丸谷さんの「食通知ったかぶり」は「文藝春秋」の昭和四十七年十月号から隔月で昭和五十年五月号まで十六回連載され、昭和五十年十一月に第一刷が刊行された。これは明らかに中野十貫坂時代の仕事ということになろう。 ▼「食味風々録」は、丸ごと一冊、オール食味エッセイ。著者にとって、この種の本は初めてだろう、と思う。愉しいばかりでなく、食に関する知恵も会得できた。 ▼飲みもの食べ物アンソロジー本は、「御馳走帖」(中公文庫)と言う。これは面白い。「饗応」という一篇がある。 ▼椎名誠さんの「キャベツカレー」。これは「全日本食えばわかる図鑑」(集英社文庫)中「挑戦料理は男の料理」に紹介されている。 「舌鼓ところどころ」・「私の食物誌」 吉田健一著(中公) 「酒肴酒」 吉田健一著(光文社) 「食味歳時記」 獅子文六著(文春) 「檀流クッキング」・「美味放浪記」・「わが百味真髄」 檀一雄著(中公) 「新しい天体」 開高健著(新潮) 「これを食べなきゃ」 渡辺淳一著(集英社) 「食通知ったかぶり」 丸谷才一著(文春) 「食味風々録」 阿川弘之著(新潮) 「御馳走帖」 内田百闥(中公) 「全日本食えばわかる図鑑」 椎名誠著(集英社) |
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■「怪食対談 あれも食ったこれも食った」 小泉 武夫著(小学館)
▼詳しくは島村さんの著「スローフードな人生!」(新潮文庫)を参照のこと。 ▼山川 そうそう。それでぼくは小泉さんの著書の「食の堕落と日本人」(小学館文庫)の愛読者なんですよ。ぼくは食の堕落だけでなく、日本文化も堕落していると思う。それは日本の文化を知らないからですよ。 ▼嵐山さんのお書きになった「文人悪食」とその続編に当たる「文人暴食」(ともに新潮文庫)は食の文化を考える上でも、日本の文学を見直す上でも基礎になる素晴らしい作品です。 ▼嵐山 それに小泉さんの「不味い!」(新潮文庫)で、まずいものが復権したんですよ。 「スローフードな人生!」 島村菜津著(新潮) 「食の堕落と日本人」 小泉武夫著(小学館) 「文人悪食」 嵐山光三郎著(新潮) 「文人暴食」 嵐山光三郎著(新潮) 「不味い!」 小泉武夫著(新潮) |
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(親子、夫婦による著作)
(親子)
●辰巳 浜子(「料理歳時記」)
● 辰巳 芳子(「味覚日乗」、「味覚旬月」)
●檀 一雄
(「王様と召使い」、「檀流クッキング」、「美味放浪記」、「わが百味真髄」)
●檀 太郎
(「新・檀流クッキング」、「自由奔放クッキング」、「檀流エスニック料理」、「好「食」一代男」)
●陳 建民・陳 建一(共著)
(「鉄人の父子が教える中国の味」、「鉄人父子のおいしい飲茶」、「達人中華めんを作る」)
●開高 健−牧 羊子
(「新しい天体」、「オーパ」、「最後の晩餐」、「食卓は笑う」、「小説家のメニュー」、
「巷の美食家」)
(「味をつくる人達の歌」、「めんどり歌いなさい」、「おいしい話つくって食べて」)
●開高 道子
(「おしゃれサラダ」、「風説 食べる人たち」、「ジャムの壺から跳びだして」)
●辻 嘉一
(「味のいろは歌留多」、「辻留のコツ家庭料理」、「辻留・料理のコツ」、「包丁余話」、
「料理心得帖」、「料理のお手本」、「味覚三昧」、「五味六味」、「大人の味(対談)」、
「辻留の和食器入門」、「献立帳」)
●辻 義一(「辻留のおもてなし歳時記」)
●土井 勝(「旬の味・料理の心」)
●土井 善晴(「四季の魚料理」)
(夫婦)
●檀 太郎(前掲)
●檀 晴子
(「お招ばれ料理」、「檀流クッキング入門日記」、「私の檀流クッキング」)
●開高 健(前掲)
●牧 羊子(前掲)