寛永寺　

東京都台東区　東叡山寛永寺円頓院
寛永２年(1625年)に徳川家康・秀忠・家光に仕えた
天海僧正が創建。西の比叡山に倣って、東国政権の
徳川幕府が国の安泰と鎮護を祈る。
承応３年(1654年)より明治維新までは、皇族が歴代の住職になった
たいへん尊貴なお寺。

ある意味で江戸徳川の繁栄の象徴であり、徳川時代の最後には江戸城の代わり(?)に、
壮絶な戊辰戦争の局地戦で、これまた象徴的に徳川の幕引き役(?)をつとめました。
今では江戸から引き継いだ現代東京の賑わいや喧噪をお隣の動物園や公園に譲り、
びっくりするくらい物静かな場所になっています。