薔薇と洋館
今でこそ、世界中の様々な建物や風景を再現したテーマパークには事欠きませんが、
この園ができた大正の頃となりますと、かなり先進的なことだったと思います。
この様な洋館からは、西欧のメルヘンや映画の世界などを連想してしまうのでしょうか。
この建築様式は英国貴族風とのことで、確かにイギリスの貴婦人がティータイム
を愉しんでいる、などというシーンが似合うような気がします。
レンガと花壇と芝と、そしてそれに青空が加われば、ここの景色はより一層引き立ちます。
日本庭園
洋館からやや急な坂を下った先に、日本庭園があります。
明るく開放的な印象を受ける洋館とは対照的に、日本庭園では深い木々と豊かな池の水とで
落ち着いた雰囲気になっています。
色あざやかな紅葉も、洋風庭園の花壇のあざやかさとは、また違う趣を感じさせてくれます。
石灯篭
日本庭園では大きな石灯篭がとても印象的です。
心字池の荒磯にある雪見灯篭のほかにも、ユニークなものがいくつか見れます。
すぐ近くです..
紅葉時期では、すぐ前の平塚神社や滝野川公園で、見事にイチョウが色づきます。
旧古河庭園や近くの六義園など超有名どころでの紅葉狩りのあとで、このようなところに立ち寄るのも
’お散歩’の醍醐味(?)じゃないでしょうか。。。