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2006年6月19日

15:49

 

 朝4時ごろで一度目が覚めたが、まだ外は騒いでる。

まあ気にせずまた眠る。

 7時過ぎ起床。なぜか静か。朝になるとどこかに消えていく人たち。

朝の歌舞伎町みたい(笑)

 8時ごろホテルで朝食をとり、フランクフルト市内を散策。といっても、

フランクフルトにはこれまで幾度と来ているし、特におもしろくもない街

なので、せっかくだからWM FAN FESTに足をむける。

 WM FAN FESTとは、ワールドカップ開催都市ではファンフェストという

会場があり、パブリックビューイングなどの催し物をやっている。

 当然朝の9時すぎだから何もやっていないのだけど、フランクフルトの

パブリックビューイングは川の中にスクリーンがあり両岸からそれを見ると

いう仕組みだと聞いていたので、どんなものか見に行った。

 さすがドイツ。やることが大胆ね。なるほど。これなら確実に両岸から

見えます。

 朝の空気はやや冷たいけど、日差しは強いマイン川岸を散歩する。

なぜかやはりSAMURAI BLUEをあちこちでみかける。かくいう私もその一人。

 普段、一人で欧州を旅している時には、あまり日本人がこちらに声を

かけてくることもこちらが声をかけることもないのだけど、今回はなぜか

結構挨拶やら、「ニュルンベルグで会いましょう」やらそんな会話を、

よくしたような気がする。たしかに普段一人旅している時とは、状況が

違うのだ。みな戦いに来ている。

 そしておそらく旅に慣れていないようだ。不安なのだろう。

なんとなくこちらも自分のことを棚にあげながら、ついつい心配してしまう。

そんな無防備だと、やられるよ。そのバックのポケットの中身・・・。

 レーマ広場とハウプトヴァッフェという中心街の中間あたりに、日本語が入力

できるインターネットカフェを発見。発見なんて書いてるが地球の歩き方から

得た情報だが。。

 メールチェック等を一通りすませた。(自分のノートPCがあるのだが今回の

フランクフルトのホテルは、うまく繋げなかったのだ。)

 その後、どうするか悩んだが、フランクフルトではポルトガルvsイランの

試合があるらしく、イラン人が達が騒ぎ出す。例の「イランコール」だ。

予選の時の苦しかった記憶が蘇る。

 当然チケットもないので、友達が見に行くというケルンでのチェコvsガーナ

の雰囲気を味わいに、ケルンまで足を伸ばすことに。やはりケルン大聖堂は

みておきたい。

 ふらりとフランクフルト中央駅に向かい、ICに乗り込む。

景勝路線で有名なライン川沿いをひた走る。コンパートメントにたまたま

同乗した日本人のカップルと一緒に、話しをしながら数時間を過ごす。

確かにきれいな風景だ。高速専用線がフランクフルト-ケルン間にできたので、

なかなか最近はお目にかかれない。古城やローレライの岩山などが、

本当にきれいに見える。

 カップルは、ボンで降りていった。今日はすでに日本代表は、ニュルンベルグに

移動していまっているようなのでキャンプ場にはもういないはず。

 フランクフルトから3時間。ケルンに到着。駅前は既に両国サポータでごった返し。

でもなぜか日本人もたくさんいる。「Ticket Please」という人たちも多くいた。

ちなみにダフ屋が声をかけてきたのでいくらか尋ねるとカテ1で「EUR551.-」とか

言ってた。「高い」というといくらなら買う?というから「EUR100.-」といったら、

呆れ顔で去っていった。あとで知るのだが、相場はEUR200.-前後だ。カテ1で。

駅の天井がに、おおおお俊輔~。どうもadidasな感じです。

 ケルン大聖堂をゆっくり眺めようかと思ったけど、人が多すぎてゆっくりな気分では

ない。また別の機会に訪れよう。

 街角のレストランで、ケルン地方「ケルシュ」ビールを見ながら、

ポルトガルvsイランを見る。ケルシュがうまい!すこし独特な苦味があるけど

ピルスナーに近い味で女性でも飲みやすいだろう。量も0.31lで少な目。

 友達に電話したら、すでに会場近くで知り合ったドイツ人と大騒ぎしているらしい。

チケットは入手が難しそうなので、とりあえず合流せず、ケルンをあとにする。

 帰りは高速専用線を通るICEに乗る。3時間以上かかった行きいんくらべ、

帰りは1時間半くらいでフランクフルト空港駅に着く。そのままホテルに戻るのも

つまらない。。。うるさいので、ヴィースバーデンという温泉街にむかう。

バーデン=温泉。温泉好きとしてはたまらない。

 この街にある、カイザーフリードリッヒテルメという公衆浴場にむかうタオル代込みで

EUR21.5-。こちらにしてはめずらしく、全裸タイプだった。しかも混浴。

 さすがにいないだろう女性・。。。。と思ったけど。これがいるんだ。おばあちゃん達

はともかく、カップルとかも数組。タオルで隠しもせず。

 はじめはこちらが恥ずかしかったけど、だんだん気にならなくなる。1000年以上も前

から続く歴史を感じると雄大な気分になる。建物の作りがそう思わせる。

 冷泉と温泉を行ったり来たりしているうちに疲れもとれてきた。

2時間くらい入っただろうか。すっかりリフレッシュしたので、フランクフルトに戻ることに。

 ヴィースバーデンから小1時間程度。熱海よりかなり近いかも。

 中央駅のASIAN FOOD屋で焼きそばっぽいものを食べ、ホテルに帰る。明日は、

いよいよ決戦の日。朝も早いのですこし早めに就寝。

 

 

 

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