環境材料論 (大橋)
 最新の更新日: 2010/Aug/24

* ◆ 救済課題の採点について
 期末試験後、提出された ”住宅居間/断面図、内装設計” を採点しました。
指示された内容を満たしていない提出物は評価が低く、結果的に”再履修”となっても しかたがないと考えます。

 

■ 開講期間:  2010年前期
■ 推奨履修学年: 環境 ・ 2年生 
   
■ 目的:
 建築物とその周辺環境を設計する際,環境との関係に十分な配慮が求められる。大きさのスケールとして,分子−素材−複合化−部位−「建築」,人間−「建築」−コミュニティ−都市−地域−地球があろう。限られた資源を有効利用するため,建築構造物の長寿命化と環境保全を図ることが重要であり,材料選択に始まる一連の設計作業に反映されねばならない。
 

■ テキスト: @ 日本建築学会:「建築材料用教材」 丸善
         A 日本建築学会:「構造用教材」 丸善 (製図課題で、参照することが多い)

 参考書:   B 松藤泰典(編):「建築材料・材料設計」 朝倉書店
          C 中村洋(監修)・松藤泰典(編):「建築構法」 朝倉書店 (片野先生の著作)

  
 テキスト・参考書は、試験時に持ち込み可

□授業の概要 
 a) 素材・部位スケールで「建築材料」の性能と意匠要素としての使われかた 
 b) 「建築」スケールでは一般構造の構成について設計図書の読解 
 c) 地球スケールでは環境問題について理解 --- 地球温暖化 
 d) 各種建材のショールーム見学、デザインサーベィ 

□ 後期: 建築プロジェクト (後半の課題は 事務所の予定) との関連 
 a) 製図課題で必要な資料を提供
 b) 構造計画の基本的な考え方 
 c) 断面図の作図、材料構成の理解
 


□ Help  メニュー
* デジタルカメラの使い方、画像処理 -- 基本テクニックを、10分程度×5〜6回、主要講義の前に解説します。

■ 講義録

4/13 ガイダンス  製図リテラシー、 建築材料を理解する
4/20 ガイダンス、 地球環境問題 −−− DVD教材を使用
4/27 建材・設備メーカーのショールームを見学
5/11 構造材料、木材
5/18 構造材料、木質材料
5/25 構造材料、木造構造
6/1 構造材料、コンクリート
6/8 構造材料、コンクリート構造
6/15 構造材料、鉄鋼
6/22 非鉄金属
6/29 機能材料#1 仕上げ材料、石材、組積材料
7/6 外装材料、 天神地区で商業建築物に使用されている材料の観察
7/13 機能材料#2 用途別の材料、構法
7/20 内装材料#1 室内の仕上材料を、断面図に指定
7/27 内装材料#2 添削された図面を基に、室内の仕上材料を断面図に指定


■後期:「建築プロジェクト」 との関連事項 
    後半の課題は商業施設(事務所)とするので、構造計画の基本的な考え方 
  
    構造材料の実験(鉄鋼・コンクリート)に関連する予備知識    

■ 履修上の注意・学習上の助言:
  後期に設計実技課題を担当しますので、これに関係が深い資料を提供します
 配布する説明資料の他、パワーポイント・ビデオ教材で説明することが多いので、専用ノートを用意してください


■ 評価: 毎回のレポート・建築材料関連のみの期末試験・平常点 

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