(伊都、理系コア科目 化学U) 環境の基礎化学

 最新 更新日: 2014年3月29日 

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■ 講義内容

 モチベーションが高い受講生の期待を裏切らないよう、どんな情報を教材にするのか、講義運営を工夫します

 様々な環境問題が、子孫に大きな負の遺産になるのではないかと懸念される。「21世紀半ばに、何らかの問題が発生する」 との環境分野の研究者から警告も出されている。
 先進国では対策が講じられているものの、一方では新たな問題が発生している。 工業化が進展しつつある国では、経済発展を優先しており、後で環境問題が深刻化する懸念がある。 資源もなく工業化が遅れている国では、外貨を獲得するため農産物を生産するあまり、新たな耕作地を開拓しており、森林が消滅しつつある。土地の活力がなくなれば遺棄されて土壌崩壊、砂漠化が深刻化し、飢餓や紛争、さらに内戦が発生すれば難民問題につながる。 

 国や地域で環境汚染の認識に温度差がある。その実際を、インターネット(英語版)を介して知ることが、「宇宙船、地球号」を存続させる最初の手順になるだろう。 いま、大学に学ぶ若い世代には、問題意識を持って危機を回避する知恵を身につけてほしい。

■ 受講にあたっての学生への要望 

 
インターネットから得られる英語の情報を読解できることが望ましい

■ 参考書 

 
(授業に使用することは予定していませんが、地球環境問題を扱っている書籍として評価が高いものです)
 石 弘之: 地球環境報告 岩波新書(新赤版)
 石 弘之: 地球環境報告U、 岩波新書(新赤版)



■ 2013年度後期、講義録

10月8日  台風のため、休講

10月15日  ガイダンス(第1回) 
 教材DVDとして、「二酸化炭素増加、気候大変動」を呈示。 
 参考資料として、H23年度、H24年度受講生からのメッセージ:、「次年度受講生に伝えたいこと」

10月22日  ガイダンス(第2回)
 教材DVDとして、「Al Gore:不都合な真実」を呈示。 

10月29日  
 資料として、東大:環境の世紀、1998年の講義録より、「小宮山宏:地球温暖化問題に答える」を提示

11月5日
 教材DVDとして、「地球大紀行 「太陽系第三惑星・46億年目の危機、1987年」を提示

11月12日
 資料として、東大:環境の世紀、2002年の講義録より、「生源寺眞一:食糧増産と環境保全 地球社会のトレードオフ」を提示

11月19日
 教員によるテーマ解説: 二酸化炭素の回収、貯留;  水素エネルギー 

11月26日
 教員によるテーマ解説: 生物多様性 

12月3日
 プレゼンテーションのテーマ別、担当チーム内での意見交換
 水質検査方法の説明

12月10日  
 伊都キャンパス内で、水質検査のための採水調査

12月17日 
 水質汚染検査キットを使って、水質検査

12月24日 
 プレゼンテーションのための作業

1月7日
 受講生によるプレゼンテーション(第1回)

1月21日
 受講生によるプレゼンテーション(第2回)

1月28日
 受講生によるプレゼンテーション(第3回)



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■ 2014年度 以降は、基幹教育カリキュラムの変更に伴い、本科目は廃止となります



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